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漁港漁場漁村のメールマガジン  2005/10/5 VOL.002

目次

1.私からの本音トーク

水産庁漁港漁場整備部計画課長 橋本 牧

2.漁業地域の防災対策の話

3.市民参加による磯焼け対策を実施しました

4.第1回漁港漁場整備にかかる有識者委員会の開催結果

5.ちょっといい話

(1)第25回全国豊かな海づくり大会が神奈川県で開催されます

(2)第4回全国漁港漁場整備技術研究発表会を指宿市で開催!

(3)「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」募集中

1.私からの本音トーク

水産庁漁港漁場整備部計画課長 橋本 牧

こんにちは。計画課長の橋本です。メール・マガジンをこれからも宜しくお願いします。

仕事柄、漁業者の方とお目にかかる機会がありますが、「東京の魚は食べられたものじゃない」と故郷自慢をよくお聞きします。でも、地方勤務をされた県職員の方からは、「地方には魚屋が無いため美味しい魚が手に入りにくく自分で釣りに行った。」とも。そういえば私も、出張時のホテルの朝食や昼食の弁当、或いは居酒屋などで「これってどこの魚?」というシーンに出くわすことが増えてきました。

水産物の流通が高度化した(漁港が貢献しているのは間違いないでしょう)というのは嬉しいけれど、地場の美味しい魚が地元の人達にちゃんと流通していないとなると問題です。

漁港の大切な目的は、安全で美味しい水産物を安定的に消費者へ届けること。漁業者の皆さんも、漁港に携わる私たちも、魚を沢山獲ること(量)にではなく、魚を高い品質で消費者に届けること(質)に精力を集中して、適切に利益を上げていくことを考えるべきだと思います。漁港に、食品加工の場に相応しい衛生水準を確保することや、地元の人達が水産物を買ったり食べたりする場を設けることを手始めに。漁港の新しい使い方を考えていきましょう。

2.漁業地域の防災対策の話

昨年のスマトラ島沖地震及び津波、今年3月の福岡県西方沖地震等、昨今沿岸部で地震災害が頻発しています。水産庁ではこれまで耐震強化岸壁や避難広場等の整備を行ってきましたが、さらに今後は、海岸や漁港の来訪者や就労者の津波避難対策、災害時における水産物の流通機能の確保といった観点からのハードとソフト施策一体となった対策が必要となっています。

このような状況を踏まえ、水産庁では、H18年度予算要求としてこれらの対策について要求を行うとともに、学識経験者等から構成される委員会を立ち上げ今年度内に漁業地域の防災対策に係るガイドラインの作成を予定としているなど、「災害に強い漁業地域づくり」の実現を目指しています。

3.市民参加による磯焼け対策を実施しました

水産庁では、平成16年度から磯焼け対策モデル事業を実施していますが、今般、北海道神恵内漁港沖で、一般市民が参加した磯焼け対策の実証試験を行いました。

磯焼け対策にはウニの除去が有効であることが分かっており、今回はボランティアのダイバーを募集し、約5,000平米の海域でウニの除去を行いました。今後は、除去した海域の藻場の回復状況を追跡調査する予定です。

漁業者が減少・高齢化した地域において磯焼け対策を推進するためには、一般市民の協力が必要と考えており、今回の取り組みの成果や解決すべき課題を検証し、平成18年度末に公表を予定している磯焼け対策のガイドラインに盛り込んでいきたいと考えています。

4.第1回漁港漁場整備にかかる有識者委員会の開催結果

先日、9月28日に都内パレスビルにて標記委員会を開催致しました。

本委員会(委員長:北海道大学大学院廣吉勝治教授)は、「漁港漁場整備法」に基づき作成する「漁港漁場整備計画」が平成18年度末をもって終期を迎えることから、次期長期計画の作成を見据えつつ、今後の漁港漁場整備のあり方について有識者の方々から意見を伺うことを目的とするものです。

第1回委員会では、現在漁港漁場整備をとりまく情勢や漁港・漁場・漁村整備の現状等について水産庁から説明した後、今後の検討の方向や委員会の進め方等について活発な意見交換が行われました。

なお、本委員会は来年3月まで議論を重ねて頂き、提言をまとめていただく予定です。

5.ちょっといい話

(1)第25回全国豊かな海づくり大会が神奈川県で開催されます

水産資源を保護し増やすこと、海の自然環境を守ることの大切さを考える「全国豊かな海づくり大会」が、横浜市のみなとみらい21地区を舞台に11月20日(日曜日)開催されます。

第25回目にあたる今年度は、「光る海 未来を映す 大きな鏡」をテーマに、横浜から、海の恵みに感謝した豊かな海づくりと新たな魚の食文化を全国に発信します。

当日は、記念式典のほか、横浜港のロケーションを活かした漁船によるパレード、アトラクションや特産品販売なども行われます。ぜひご来場ください。

(2)第4回全国漁港漁場整備技術研究発表会を指宿市で開催!

第4回技術研究発表会を、全国の漁港、漁場整備に携わる多くの方々を対象に薩摩半島南端の指宿市で開催します。近くには、カツオの水揚げ、カツオ節で有名な枕崎漁港が位置しています。

枕崎といえば台風、というわけではないのですが、個別の技術発表に先立ち、「多発する災害“安全で安心な浜の暮らしに向けて”」をテーマにパネルディスカッションを行います。会場まで、鹿児島空港から1時間半ほどですが、多くの方にとっては滅多に行けない枕崎漁港も行程に組まれていますので、バラエティに富む研究発表とともにご期待ください。

なお、申込期限は既に締め切られていますが、新たに参加を希望される方は、実行委員会事務局まで一度ご相談ください。

日時:10月26日(水曜日)9時30分~10月28日(金曜日)12時30分

場所:鹿児島県指宿市東方    指宿市民会館

問い合わせ:第4回全国漁港漁場整備技術研究発表会実行委員会事務局
(TEL 099-286-3454鹿児島県漁港課内)

(3)「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」募集中

漁村の魅力を掘り起こし、都市と漁村の交流をより盛んにするため、漁村に残る歴史的な施設、文化の香り高い施設、水産の礎を築いた施設などを選定する「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」は、11月10日まで引き続き募集を行っています。

選定された施設は百選集としてとりまとめ全国に公表します。「あなたのまちの自慢を全国へ」積極的な応募をお待ちしています。

「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」ホームページからも応募できます。 なお、当サイトへのリンクはフリーですので、皆様のホームページにもご活用ください。

 

編集後記

9月上旬に上陸した台風14号は九州地方を中心に多数の死傷者を出し、水産施設などにも甚大な被害を与えました。また、米国ではハリケーン「カトリーナ」が史上最悪級の被害を与え、ニューオーリンズの惨状は目を覆うほどです。

今号でも災害関係の話題を取り上げていますが、行政に携わる人間として、改めて防災の重要性を考えさせられました。なお、今回の台風で被害に遭われた方には、この場を借りてお見舞い申し上げます。

連絡先

~~~~~~~ ♪漁港漁場漁村のメールマガジン♪ ~~~~~~

★発行:水産庁漁港漁場整備部防災漁村課
      (〒100-8907東京都千代田区霞が関1丁目2番1号)

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