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漁港漁場漁村のメールマガジン  2005/12/5 VOL.004

目次

1.私からの本音トーク

水産庁漁港漁場整備部防災漁村課長 小關 良二

2.「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」の現地調査

3.海岸シンポジウム「防災の意識と災害の知識が命を守る」が開催されました

4.第25回全国豊かな海づくり大会(かながわ大会)が開催されました

5.ちょっといい話

(1)1ヶ月間の漁村研修(計画課事業班 片石 圭介)

(2)シンポジウム「漁村ルネッサンス2005」の報告

1.私からの本音トーク

水産庁漁港漁場整備部防災漁村課長 小關 良二

皆様こんにちは。防災漁村課長の小關(こせき)です。

「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」(以下「百選」という。)は水産庁では防災漁村課が担当しています。この百選については募集を11月10日に締め切りましたが、皆様のご協力により約350件の施設等の推薦がありました。ここに改めて御礼申し上げます。

さて、百選の持つ意味、あるいは百選に期待するところですが、これを行うことにより自ずと漁業・漁村の歴史・文化の再認識がなされる性質もあります。しかし、私がさらに期待しているのは、施設等を核とした都市・漁村交流促進のツールの開発と活用です。すなわち、百選による商品開発、その後の磨き上げ、そして市場開拓や売り込みを行うことが肝要です。

従って、水産関係者内での評価対象としてのみでなく、一般にも親しまれるようなもの、面白がってもらえるようなものに磨き上げていく必要があります。これにより、一般の人々を呼び寄せ、また、関心を持っていただき、その人たちを対象に水産物の宣伝や試食が行われることにより、水産物販売の促進・市場開拓がなされ、これらが総合的に作用して漁村や漁業のより一層の活性化が図られることを期待しています。

具体的に考えられる今後の展開として、直接的なものとしては、故事・来歴も載せた百選集等の作成。また、業界紙にも書かれていましたが百選を対象としたスタンプ・ラリーの実施。さらに欲を言えば、一件15分程度で紹介する連続TV番組の作成。

若干ひねりを入れたものとして、博物館の創設。実際、水俣市では農業の関係で「村丸ごと生活博物館」として活動している地域があります。百選に選ばれたものだけでなく、一般的な水産関連施設も一緒にして「漁村文化博物館」的なものを仕立て、これにあわせて、高齢者や女性の活用による水産業学芸員などの設置はどうでしょうか。そして、博物館を中心として、一般からの参加者による会員システムの創設、食育や漁業体験も含めたイベントの開催は如何でしょうか。

また、観光とのタイ・アップ。それには、地方の名所・旧跡としてのクローズ・アップを進めること。例えば、最寄りの駅の看板への宣伝、街中での標識・案内板の設置。マス・メディアへの売り込み、ツァーの実施等々。

このように考えていくと、初歩的な段階でも夢は膨らむばかりで切りがないのですが、要は知恵、工夫、そして、やる気です。皆さんも是非一緒に知恵を絞り、実施に取り組んでみませんか。

2.「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」の現地調査

百選については一般応募が終了し、現在、都道府県からの推薦を受けたところです。今後、年内と年明けに選定委員会を開催し、概ね100箇所の施設を選定する予定としています。

選定委員の方々には推薦書を基に検討していただきますが、写真や文面だけでは伝わりにくい実際の雰囲気を感じていただき、選考にあたって参考となるよう、一般応募のあった施設の現地調査を行いました。

ところは千葉県房総半島。鴨川市の鯛の浦、和田町の捕鯨基地などを回り、途中地元の方から説明を受けながら漁村の歴史と文化にふれてきました。百聞は一見にしかず。日帰りの強行日程の中、精力的に調査が行われ、選考に向けて大いにイメージが膨らんだようです。

詳細については、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」現地調査の実施結果について(PDF:148KB)をご覧ください。 

3.海岸シンポジウム「防災の意識と災害の知識が命を守る」が開催されました

去る11月14日、東京・千代田区の海運クラブにおいて「第9回海岸シンポジウム」が開催されました。昨今の大規模な津波・高潮被害の発生を受けて昨年の神戸でのシンポジウムに引き続き「防災」がテーマとされました。

基調講演では京都大学防災研究所の河田所長から「津波被害と減災戦略計画」と題し、「減災」という考えを基礎とした津波総合減災システムや、減災戦略の立て方等について講演頂きました。

大学や行政関係者、防災のために活動されているNPO法人や国連親善大使の方々によるパネルディスカッションでは、津波に関する知識を住民の方々に伝え、防災意識を向上させることにより、住民が主体となった津波防災に取り組むことが重要である等の意見が出されました。

4.第25回全国豊かな海づくり大会(かながわ大会)が開催されました

11月19日(土曜日)、20日(日曜日)に、「第25回全国豊かな海づくり大会(かながわ大会)」が横浜みなとみらい21で開催されました。 ”光る海    未来を映す    大きな鏡”をテーマに、漁業関係者、地元企業、子供たちなど約15万人もの人々が来場しました。

式典には天皇・皇后両陛下が出席され、スマトラ沖大地震による津波の被害に触れられ、「海の危険性を十分に認識し、災害への対応に努めつつ、海がもたらす恵みをいかに人々のために役立てていくかを考えることが極めて必要」とのお言葉があり、またマダイ等の種苗放流もなされました。なお、来年は佐賀県で開催される予定です。

5.ちょっといい話

(1)1ヶ月間の漁村研修(計画課事業班 片石 圭介)

10月11日から11月9日まで新潟県佐渡市に漁業研修に行ってきました。

佐渡市は16年3月に島内の10市町村全てが合併して誕生しました。佐渡市の広さは東京23区の1.4倍もあり、日本海からの激しい波がぶつかる断崖絶壁や静かな湾に面した砂浜、明治時代に軍艦も避難したこともあるという天然の入り江など、場所によってその姿は大きく違っていました。今回お世話になった加茂水産定置網組合が操業している両津湾は、研修中に船酔いすることが無かった程とても静かな海でした。

潮の向きで数の多少はありますが、佐渡にもエチゼンクラゲが来遊しており、研修中はクラゲの処理も体験しました。同じ両津湾内にある隣の大型定置網では、漁獲を遙かに上回る量のクラゲが網に入り、1日うちのほとんどの時間をクラゲの処理に費やしたこともあると聞き、クラゲの被害の深刻さを感じました。

研修に出発する前はとても不安だったのですが、佐渡の皆さんにとても親切にして頂いたおかげで、1ヶ月間佐渡の水産業・自然・地域文化を深く体験することができました。ありがとうございました。

 

(2)シンポジウム「漁村ルネッサンス2005」の報告

メルマガ第3号(11月号)で紹介しました東京海洋大学社会連携推進共同研究センター主催の「漁村ルネッサンス2005」が11月12日に東京海洋大学で開催され、100人程度の参加がありました。

大学や行政関係者はもとより地元で実際に活動しているNPO法人や漁協女性部の方々等により、”海業”でひらく漁村の未来について、語られました。その中で、地元の人たちが動くためには地元にメリットがなくてはならない、人づくりやリーダーの育成が大切である、などの意見が出されました。 

編集後記

今年も早いもので師走となりました。このメールマガジンが発行される頃は、まだ年の瀬が迫った感じはないと思いますが、皆さんのこの1年はどのようなものだったでしょうか。水産関係では、福岡県西方沖地震の玄界島被災、大型クラゲの大量発生、燃油高騰などあまりよい話題は無かったように思います。

来年は戌年。人間の7年が犬の1年に相当することから、IT業界などの時代の移り変わりの速さを言うドッグイヤーなる言葉がありますが、時代のスピードに振り回されることなく、地に足をつけた1年にしたいものです。

少々早いですが、本年一年大変お世話になりました。どうぞよい年をお迎えください。

連絡先

~~~~~~~ ♪漁港漁場漁村のメールマガジン♪ ~~~~~~

★発行:水産庁漁港漁場整備部防災漁村課
      (〒100-8907東京都千代田区霞が関1丁目2番1号)

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