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漁港漁場漁村のメールマガジン  2006/4/5 VOL.008

目次

1.私からの本音トーク
水産庁漁港漁場整備部整備課

課長補佐(総括・総務班担当)田村 信雄

2.漁港漁場整備にかかる有識者委員会について

3.災害に強い漁業地域づくりガイドラインの策定について

4.あゆみ保育園と黒潮カツオ体験隊の交流物語

5.湖沼の漁場改善技術開発事業について

6.北海道標津町の漁村活性化の取り組み

7.ちょっといい話

「話題の人」コーナー

 

1.私からの本音トーク

水産庁漁港漁場整備部整備課

課長補佐(総括・総務班担当)田村 信雄

 

今年も4月に入り桜の季節となり、過ごしやすくなってきました。お花見はやりましたか?花より何とかと言いますが、飲み過ぎないように気をつけましょう。

私は整備課の総括総務班長を担当しております田村と申します。出身地は、岩手県の二戸郡一戸町という山の中で、以前は海に出るのに数時間かかりましたが、高速道路ができたおかげで、八戸まで3、40分位で行くことができるようになり、山の中なんですが、新鮮で美味しい魚介類をいただくことができます。

昨年の12月に整備課に配属になりまして4ヶ月余りがたち、ようやく仕事にも慣れてきたというところです。霞ヶ関が忙しいことは承知していたつもりですが、こんなに忙しいとは思いませんでした。作業等、仕事が何でもパソコンで流れてくるので、一日中パソコンを見ていなければならず、目は疲れるし、慣れない操作に四苦八苦しているというところです。

さて、漁村は元気がないとよく言われているところです。「高齢化が進む中、後継者がいないから」といえばそれまでですが、設備投資や労働力の割に収入が低いから後を継ぐ人がいなくなるのだと思います。その結果、過疎になり活気がなくなっていきます。

これまでも、漁港施設の整備、漁場環境の整備、都市との交流等、いろいろな施策がなされ努力をしてきたことと思われますが、やはり漁家の収入が増えるようなことを考え、後継者ができるようにしなければ、本当の活性化はないのではないかと考えます。

平成19年3月を目途に新たな漁港漁場整備長期計画を策定しようとしています。皆さんで知恵を出し合って、是非、漁村を活気づける魅力ある地域作りのためにがんばっていただきたいと思います。

以上、思ったことを述べてみました。何ともまとまりのないものになりましたが、この辺で失礼します。

 

2.漁港漁場整備にかかる有識者委員会について

「漁港漁場整備にかかる有識者委員会」は、平成19年度から始まる新漁港漁場整備長期計画の策定に向け、今後の漁港漁場整備のあり方に関し、学識経験者をはじめ有識者の方々から幅広くご意見を伺うために開催しています。

委員長は、北海道大学の廣吉勝治教授です。

去る3月27日に第3回委員会が開催され、委員会提言案について議論されました。

提言案では、1)海洋資源の基礎生産力の向上、2)国際競争力のある産地づくり、 3)地域の特性をいかした活力ある漁村づくり、を施策の三本柱としています。

国民が公共施設に求めるニーズは多様化しており、また、今後、多くの施設が更新時期を迎えます。このため、これまでの施設整備を中心とした施策から、施設の適切な管理・運営の充実を目指した施策へ転換していくこと、意欲ある取組に対して積極的に支援していくことが必要、としています。

さらに、施策の推進には、漁業関係者をはじめ、市民、企業などの多様な関係者の参加が必要なこと、事業の効果を国民に分かりやすく説明していくこと、国民に対し積極的に広報していくことが重要、としています。

現在、委員長と相談しながら、提言の中身を最終調整していますので、提言がまとまり次第、漁港漁場整備部ホームページに掲載します。

3.災害に強い漁業地域づくりガイドラインの策定について

一昨年12月に発生したスマトラ島沖地震津波及び昨年3月の福岡県西方沖地震を踏まえ、漁業地域における地震・津波等の対策の強化を図るため、1)沿岸部の海岸保全施設等と背後地の避難施設等との連携による漁業従事者や一般市民の安全確保、2)災害時の水産物流通の確保、 3)漁村の総合的な防災強化対策、についてハード・ソフト一体となった検討を行い、効率的・効果的な津波災害軽減方策等漁業地域の防災対策に係る「災害に強い漁業地域づくりガイドライン」を策定しました。

本調査の実施にあたっては、「漁業地域防災対策検討委員会」(委員長:東北大学大学院工学研究科附属災害制御研究センター長今村文彦教授、及び学識経験者、漁業関係者、漁港管理者、地方自治体、関係省庁)を設置し、計4回の委員会を開催しました。

1)災害に強い地域づくりの観点から「漁業地域防災力の向上のために」、 2)災害後の地域の経済活動を支援する観点から「水産物流通機能の確保のために」という2つの防災対策を柱としてとりまとめ、「災害予防」、「災害応急対策」、「災害復旧・復興」という防災・災害対策の過程ごとに取るべき対応を整理しています。

今後、本ガイドラインを全国に普及させるべく、地方説明会の実施を予定しており、併せて「災害に強い漁業地域づくり事業」を積極的に推進します。

地震、津波災害は近い将来確実に発生すると言われております。漁業地域における被害防止のため、地方公共団体や漁業の現場において漁業地域での協議会を立ち上げていただき、本ガイドラインが有効に利用されることを願っております。

 

4.あゆみ保育園と黒潮カツオ体験隊の交流物語

去る3月17日に兵庫県西脇市の市立あゆみ保育園において、カツオを題材に、園児たちとカツオ体験隊との交流会が開かれ、私たちもおじゃましてきました。

保育園を訪れたのは、高知県佐賀町の黒潮カツオ体験隊約10名の方々。当日は10のグループに分かれ、カツオのタタキ料理の実演を行いました。園児たちのお母さんたちも参加して、魚をおろし、わらで焼き、盛りつけをしました。

目の前でできあがったタタキに、園児たちもおいしいと大喜び。この次は、西脇から佐賀に行き、よさこい踊りにチャレンジしたいとの話がわき上がりました。

この交流は、元々本年1月に神戸市で開催された「都市漁村交流を考えるシンポジウム」に参加していた、あゆみ保育園園長とカツオ体験隊が意気投合して始まったもの。当日は、天候にも恵まれ、水産庁のほか兵庫県、高知県、西脇市の関係者も参加しました。

あゆみ保育園では食育に力を入れているとのこと、今後も、子どもたちに魚のおいしさを伝える取り組みが盛んになって欲しいと思います。

 

5.湖沼の漁場改善技術開発事業について

湖沼漁場は、水質・底質の悪化が著しく、また魚介類の産卵・育成の場としての植生の喪失・単調化が進行しているところであり、平成18年度より、新たに「湖沼の漁場改善技術開発事業」に取り組むこととしています。

本事業では、海面漁場とは異なる条件・課題を有する湖沼漁場の再生と維持を両立させる技術や、漁業資源涵養に資する生態系の復元技術の実証を行いつつ、湖沼の漁場改善技術の開発を目指します。

 

6.北海道標津町の漁村活性化の取り組み

このたび、オーライ!ニッポン大賞を受賞された北海道標津町の川口企画政策課長(前水産課長)に、受賞理由である活性化の取り組みについてお話していただきます。

2月22日、栄ある「第3回オーライ!ニッポン大賞」をいただきました。

日本一の鮭産地の責任を掲げて、平成12年8月28日から国内初の漁獲など地域内水産業が一貫した衛生管理の実践として始まった「地域ハサップ」を契機に、消費者に「天然の鮭・ホタテ」の素晴らしさと「安全・安心」を知っていただくために、漁港を開き・生産現場を体験していただくことを基本とした「標津版エコ・ツーリズム事業」が翌年から動き出しました。

初年度1校60人、1泊2日の修学旅行の受け入れは、6月に岐阜県の中学校でした。2月に専門家の「ガイド基礎講習」を受けた20人余りの町観光ガイド1期生は、一生懸命「地域ハサップ」のこと、ホタテの生態、剥き方、食べ方などを案内して喜ばれました。

5年後の平成17年、13校1400泊に増えた修学旅行と9千人の食体験参加者を、80人に増えたガイド協議会メンバーが秋鮭荷揚げ体験、鮭釣り、イクラ・新巻づくり、鮭・ホタテの昼食など30種類にも及ぶ感動体験で迎えました。

産業を観光化して消費者の理解を呼び込み、観光が産業化してきました。過疎の町が輝きを取り戻し始めました。人が元気になってきました。浜は、受賞を励みとして更なる前進を誓っています。

 

7.ちょっといい話

「話題の人」コーナー

今月の話題の人は防災漁村課の辻さんです。辻さんは、この4月から長崎県庁へ異動されていますが、はじめての現場業務への思いなども込めてお話していただきます。

防災漁村課漁村企画班の辻廣志です。平成15年4月に入省して3年が過ぎました。採用されてからの3年間は、水産関係の公共事業である水産基盤整備事業の予算や計画などの仕事を経験してきました。特に都道府県の方との予算要求のヒアリングでは、水産業の概要や事業地区の状況を聞くことができて大変勉強になりました。

さて、私は4月から長崎県の平戸市にある田平土木事務所に異動になります。本庁での仕事から離れ、今度は現場で漁港整備に関する仕事をします。土木に関する勉強はしてきましたが実際に現場に出て仕事をするのは初めてなので、不安はありますが頑張っていきたいと思います。

今後ともよろしくお願いします。

 

 

編集後記

東京では桜が満開の季節を迎え、新年度にふさわしい気持ちのいい陽気となっています。

4月は私ども官庁勤めの者にとって気になる異動の時期。漁港漁村事業の関係者におかれましても様々な異動があると思います。

漁港関係から離れる方は今までご苦労様でした。部外にあっても水産の応援団として末永くよろしくお願いします。また、新たに就かれる方、どうぞ遠慮なく私たち水産庁にご意見をいただきたいと思います。よろしくお願いします。

連絡先

【漁港漁場漁村のメールマガジン】

発行:水産庁漁港漁場整備部防災漁村課
  (〒100-8907東京都千代田区霞が関1丁目2番1号)

 

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