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ホーム > 分野別情報 > 漁港・漁場・漁村の整備 > 漁港漁場情報箱 > 漁港漁場漁村のメールマガジン > 漁港漁場漁村のメールマガジン  第14号


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漁港漁場漁村のメールマガジン  2006/10/6 VOL.014

目次

1.私からの本音トーク
水産庁漁港漁場整備部整備課
課長補佐(施工積算班担当)押田 和雄
2.「話題の人」コーナー

鹿児島県日置市産業建設部

農林水産課課長補佐 池田 敏郎

3.「漁港・漁場・漁村・海岸」関係予算概算要求説明会が開催されました

4.「立ち上がる農山漁村」第3回選定募集について
5.ちょっといい話
  • シンポジウム「アイゴを食べて藻場を回復しよう」の開催案内
  • 第5回全国漁港漁場整備技術研究発表会が開催されます
  • 第26回全国豊かな海づくり大会が佐賀県で開催されます 

 

1.私からの本音トーク

水産庁漁港漁場整備部整備課

課長補佐(施工積算班担当)押田 和雄

 

お仕事ご苦労様です。

整備課で施工積算班を担当している押田でございます。

水産庁へ来て早2年と6ヶ月が過ぎようとしております。その前は国土交通省関東地方整備局、さらに前は国土交通省港湾局で仕事をしておりました。水産庁へ来てからの最初の2年間は、水産土木専門官として会計検査対応、成功認定検査、実施状況調査関係業務を担当し、今の施工積算業務担当に至っております。

現在、担当している業務の一部では、昨年4月に施行の「公共工事の品質確保の促進に関する法律」(以下「品確法」)、同年8月に閣議決定の「公共工事の促進に関する施策を総合的に推進するための基本的方針」を受け、「水産基盤整備事業等における品質確保促進ガイドライン」(以下「ガイドライン」)を策定するため、都道府県代表の皆様とその内容について検討する協議会や、学識経験者らを含め審議して頂くための委員会を開催することとしております。

品確法制定の背景には、公共工事に関して、厳しい財政状況の下、公共投資が減少し、その受注をめぐる価格競争が激化し、著しい低価格による入札が急増するとともに、工事中の事故や手抜き工事の発注、下請業者や労働者へのしわ寄せ等による公共工事の品質低下に関する懸念が顕著になってきたということがあります。

具体的事項としては、平成11年の新幹線コンクリート剥落事故や平成14年の落橋防止装置の手抜き工事、相次ぐダンピング受注などの問題や、監督検査体制については、会計検査院から14年度決算検査報告において国交省・農林水産省所管公共工事において、その体制、制度が十分でなく必要な箇所の施工状況の確認・検査が十分に行われていないとの指摘を受けたことなどが挙げられます。

一方で、我が国の建設業界の潜在的技術力は世界的にも高水準であると言われ、民間企業が有する高い技術力を有効に活用することも必要と言われております。

このようなことから価格のみの評価では無く、入札参加者の技術的な能力の審査を適切に行い品質の向上に係る技術提案を求め、その優劣等を総合的に評価し、落札者を決定する総合評価方式の手法について示すガイドラインを早急に策定したいと考えております。

個人的に思うことですが、これから建設業に携わりたいという有能で若い技術者が、今のままでは、建設業を志す、あるいは入社しても仕事に対するインセンティブが働かないのでは、と危惧しています。

土木技術の発展のためには、保有している技術を活用し、競い合い、技術を持った者あるいは活用した者が所定の成果を上げた場合に適切に評価されることが必要であり、そのことが新たな技術を生む意欲にもつながることと思います。

そのために、不良・不適格業者が排除され、技術と経営に優れた企業が伸びることが出来る、ひとことで言えば素直に土木技術者としてのポリシーを持って技術的能力を高め、発揮でき、成果を十分に上げ、頑張った者や企業が相応の評価を受けられる環境整備が今こそ求められているのではないでしょうか。

 

2.「話題の人」コーナー

各地の自治体や漁協では水産物の直販や魚料理の提供などに取り組み、町おこしや知名度アップに一役買っているところですが、鹿児島市の西隣に位置する日置市には、高品質化やブランド化に取り組み、県内でも有数の売上を誇る物産館があります。日置市の池田農林水産課補佐から、水産庁の補助事業で建設した直販施設「江口蓬莱館(えぐちほうらいかん)」のにぎわいの様子を紹介していただきます。

江口蓬莱館は鹿児島市の西約35kmの東シナ海に面した江口漁港に位置します。名前の由来は、建物の正面に屹立するシラス崖を江口蓬莱と呼ぶことから名づけられました。

この施設は、地域で生産される農林水産物の消費拡大を図り、魚介類の付加価値を高めることにより、漁家の所得向上と生活基盤の安定、地域の活性化を促す雇用の拡大につながる拠点施設として、平成14年度に「漁村コミュニティ基盤整備事業」を導入し完成。現在は、江口漁協が指定管理者として運営しています。

地域産物提供施設としてレストランと魚介類等を販売していますが、中でもレストランは、東シナ海のロケーションと地元で捕れた新鮮な魚介類をふんだんに使用している定食が口コミで広がり、リピーターが絶えません。これは、我々日本人が魚食へのこだわりがいささかも衰えていない証拠ではないでしょうか。

今後は、隣接する海水浴場の全面供用開始と南九州西回り自動車道の交通利便性の向上により、集客に更にはずみをつけてくれるものと期待されています。

現在の来客数は、当初予想の3倍に達しようとしており、販売スペースが狭く来客者には大変窮屈な思いをさせていることから、平成19年度に、「快適な買い物空間」と「食後のくつろぐ時間形成」を確保するため、増築計画を進めております。
鹿児島にお越しの際は、是非お立ち寄り下さい!

 

★日置市のホームページ

>>> http://www.city.hioki.kagoshima.jp

★江口蓬莱館のホームページ

>>> http://www.j-bee.com/eguchihourai/index.html

 

3.「漁港・漁場・漁村・海岸」関係予算概算要求説明会が開催されました

    去る10月3日(火曜日)に農林水産省7階講堂において、平成19年度「漁港・漁場・漁村・海岸」関係予算概算要求説明会が開催されました。各都道府県の担当者を中心に、約120名の方に出席いただきました。

    説明会では、はじめに影山漁港漁場整備部長より、我が国水産業および漁港・漁場・漁村を取り巻く状況は非常に厳しく、この状況を変えるには、抜本的な改革が求められており、このため、平成19年度予算では、これまでにない新しい発想による予算を要求し、また、次期漁港漁場整備長期計画の議論・策定を鋭意進めているところである旨の説明がありました。

    続いて、各課担当補佐より、漁港漁場整備部が所掌する公共及び非公共事業の平成19年度予算の概算要求の概要を説明するとともに、来年度からスタートする予定の次期漁港漁場整備長期計画の要求概要等に関する説明が行われ、活発な質疑がなされました。

 

4.「立ち上がる農山漁村」第3回選定募集について

(1)平成18年度第1回「立ち上がる農山漁村」有識者会議を開催

    平成18年度第1回有識者会議が9月5日に首相官邸において開催され、有識者会議委員をはじめ、小泉内閣総理大臣、安倍内閣官房長官、中馬地域再生担当大臣、金子農林水産大臣政務官が出席されました(役職は当時)。

    (有)ヒルトップファーム、(株)生産者連合デコポン、(有)桜江町桑茶生産組合から各々の産品の前で活動紹介があり、続く意見交換会に先だって小泉総理より、「農山漁村は食料を支えている日本の文化だ。日本の農産物はおいしいうえ、安全で健康にもよい。地域の発展と健康のため、今後も頑張って欲しい。」と挨拶がありました。

    意見交換会後の会議では「立ち上がる農山漁村」第3回選定・公募についての方針が決定されました。

 

(2)あなたの地域の活動も応募してみませんか!~「立ち上がる農山漁村」第3回選定募集のお知らせ~

    農林水産業を核として自分たちの地域の力で活発な取組を行い、地域を元気にしている事例を募集しています。

    「立ち上がる農山漁村」として選定されると、政府関係者や有識者会議委員が現地を訪れて意見交換をしたり、政府広報やシンポジウム、ホームページなど、さまざまな手段を通じて取組を紹介します。このようにして、「地域自ら考え行動する」意欲あふれた取組の輪を全国に広げていきたいと考えています。

    未来の活力に溢れるあなたの地域も仲間に加わってみませんか!

    過去2回ではあまり多くありませんでしたが、漁村地域からの積極的な応募をお待ちしております。

 


「立ち上がる農山漁村」の取組については、こちらへ

★首相官邸ホームページ
>>> http://www.kantei.go.jp/jp/singi/syokuryo/tatiagaru/index.html


★農林水産省ホームページ
>>> http://www.maff.go.jp/j/nousin/soutyo/tatiagaru/index.html

 

5.ちょっといい話

シンポジウム「アイゴを食べて藻場を回復しよう」の開催案内

    藻場が大規模に消失する『磯焼け』の原因の一つとして、アイゴなどの植食性魚類による食害があり、こうした魚類による食圧をいかに抑えて藻場を復元するかが課題となっています。そこで、(独)水産総合研究センター水産工学研究所が主催となり、この度、下記シンポジウムを開催することとなりました。アイゴの試食会や植食性魚類に関する講演がありますので、ぜひご参加下さい。

日時:平成18年11月6日(月曜日)10時30分~17時
場所:御前崎海鮮なぶら市場(静岡県御前崎市)

    なお、シンポジウムのプログラム等につきましては、後日、漁港漁場整備部ホームページに掲載する予定ですので、詳細につきましてはそちらをご覧頂くか、水産庁漁港漁場整備部整備課設計班までお問い合わせ下さい。

★漁港漁場整備部ホームページ

    >>> http://www.jfa.maff.go.jp/j/gyoko_gyozyo/index.html

 

第5回全国漁港漁場整備技術研究発表会が開催されます

    第5回全国漁港漁場整備技術研究発表会が千葉市で開催されます。本発表会では11人の方々による一般発表に加えて、末永東京海洋大学教授による基調講演(国際的な漁業を巡る情勢変化と我が国漁業の振興)や、「新たな水産基盤整備を目指して」をテーマにパネルディスカッションを行い、各地域の漁港漁場整備の状況、モデル的な取組を紹介しながら県・市・漁業関係者を交えて討論する予定です。翌日は水産工学研究所、銚子漁港、飯岡漁港への現地見学会があります。ふるってご参加下さい。

日時:平成18年10月25日(水曜日)9時30分~10月26日(木曜日)17時30分
会場:千葉市文化センター(千葉県千葉市中央区中央2-5-1)
問合せ:第5回全国漁港漁場整備技術研究発表会実行委員会事務局
(TEL 043-223-3017 FAX043-201-2617)

参加申込は、こちらへ

★JTB団体旅行千葉支店ホームページ

    >>> http://www.jtb.co.jp/shop/danchiba/

 

第26回全国豊かな海づくり大会が佐賀県で開催されます

    「全国豊かな海づくり大会」は魚や貝などの水産資源を保護し増やすことや、海の自然環境を守ることの大切さを考える大会として昭和56年から開催されてきましたが、第26回の今年は「響きあう
人と海との シンフォニー」をテーマに10月29日(日曜日)佐賀県で開催されます。

    佐賀市、唐津市、東与賀町の3会場から、海の恵みと環境を森・川・海の関係者が一体となって守り育て、より美しく豊かな状態で次の世代に確実に引き継ぐことの大切さを発信します。

    中でも、有明海に臨む東与賀会場では、大会初となる干潟上での海上歓迎・放流行事を予定しており、有明海の伝承芸能・伝統漁法の披露、潟スキーを用いての「アゲマキガイ」の放流、「ムツゴロウ」の放流、「ノリ」の元種のお手まきなどが行われます。また、佐賀県には玄海・有明海の『ふたつの海』があり、海上歓迎・放流行事はこの『ふたつの海』を舞台に同時進行で開催されます。

 

 

バックナンバー

平成17年9月から毎月発行している「漁港漁場漁村のメールマガジン」のバックナンバーを掲載しています。

★漁港漁場整備部ホームページからどうぞ

>>> 漁港漁場漁村のメールマガジン

 

編集後記

    生中継の視聴率が20%を越え、スポーツ紙のみならず一般紙にも連日のように記事が載ったディープインパクト。期待された世界最高峰のレース凱旋門賞の結果は残念ながら3着でしたが、国民の関心の大きさが表れていました。

    ディープインパクトや早実の斉藤投手などスターの存在は、スポーツ界の活性化に欠かせませんが、地域の活性化を考えた時にも、全国区ではないにしろ江口蓬莱館のようなキラリと光るものが必要なのかもしれません。

    馬券は買えなくても、テレビにかじり付きで熱くなった秋の夜長に感じたことでした。
 

連絡先

~~~~~~♪    漁港漁場漁村のメールマガジン    ♪~~~~~~

★発行:水産庁漁港漁場整備部防災漁村課
(〒100-8907    東京都千代田区霞が関1丁目2番1号)
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