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ホーム > 分野別情報 > 漁港・漁場・漁村の整備 > 漁港漁場情報箱 > 漁港漁場漁村のメールマガジン > 漁港漁場漁村のメールマガジン  第15号


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漁港漁場漁村のメールマガジン  2006/11/8 VOL.015

目次

1.私からの本音トーク
水産庁漁港漁場整備部計画課
課長補佐(調査班担当)井上 清和
2.「話題の人」コーナー

高知県土佐清水市窪津漁業協同組合

代表理事組合長 滝沢 満

3.漁港施設利用支援システムについて

4.強い水産業づくり交付金(経営構造改善目標及び漁村地域の活性化目標)に係る附帯事業について
5.ちょっといい話
  • 1ヶ月間の漁村研修を終えて(計画課計画班 田村 真弓)
  • 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」シンポジウムの開催と写真コンクールの結果

 

1.私からの本音トーク

水産庁漁港漁場整備部計画課

課長補佐(調査班担当)井上 清和

 

水産庁計画課で調査班を担当している井上清和と申します。よろしくお願いします。

「本音トーク」ということなので、仕事と関係なくてもいいのかと編集担当者に聞いたところ、「少しは関係あるように」とのことでしたので、そういう路線で行きたいと思います。

私の出身は神奈川県の津久井郡というところで、神奈川県の北西端、山梨県と東京都に接し、その昔の神奈川県の広報誌で「かながわのチベット」と称され、厚木市にある高校に入ったとき、入学式の校長の挨拶で「津久井からも来ている(勉強熱心な?:著者注)生徒がいる」というくだりで、会場から「オオー!」という何とも言えない反応があったことからも分かるように、かなり田園興趣豊かなところでした。

当然、町営プールなどあるはずがなく、夏休みにはよく近くの相模川に泳ぎに連れて行かれました。相模川には我が国で最初の多目的ダムとして昭和22年に建設された相模ダム(相模湖)と、そのすぐ下流に昭和39年に完成した城山ダム(津久井湖)があり、我が家の遊泳ポイントは津久井湖から1キロほど下った河原でした。

私が小学生の頃は津久井湖が完成して数年たった頃で、川はお世辞にも清流とは言えないまでも、私たち以外にも結構遊泳客を見かけました。

現在、渓流での釣りを趣味としているものの、なかなか時間がとれず、時に「練習」と称して相模川に出かけることがありますが、近年、一段と水が汚くなっているように感じます。泳ぐ人もいなくなりました。

相模川流域は下水道整備も進んでいるのに、ダムによる水質の悪化は時間の経過とともにひどくなるのでしょうか。もちろん、神奈川県は相模川と酒匂川の2つの水系に4つのダム湖があることで、関東の他県と異なり水に不自由したことがないというこはよく認識していますが、あの川面の色をみると少し悲しくなります。

私の現在の仕事は水産公共事業に関する調査研究、いわゆる直轄調査のお守り役です。水産基盤整備事業で作られる漁港や漁場が周囲の環境と調和し、地域の力となれるよう、直轄調査においても調査研究を進めていきたいと思います。

 

2.「話題の人」コーナー

脂の乗った戻りカツオがおいしい季節となり、太平洋岸の基地漁港ではカツオ漁が真っ盛りです。カツオと言えば高知が有名ですが、今月はその高知から、漁業と観光を一体化させた取組を行っている窪津漁業協同組合の滝沢組合長に、漁協独自の取組を紹介していただきます。

高知県土佐清水市窪津地区は、四国の最南端に位置する「足摺宇和海国立公園」の中にあり、足摺半島の東側付け根に位置しております。近くには日本最後の清流と言われる四万十川が流れ、その川からの栄養分と日本で最初に黒潮が接岸することにより、足摺沖合いは天然の好漁場を形成し、全国各地より沿岸漁船が集結し多種多様な魚介類が水揚げされております。

窪津地区は人口900人足らずの小さな漁村です。漁業形態としては、大型定置網2ヶ統と沿岸一本釣り漁船が主体で年間約5億円
の水揚げがありますが、その水揚げ高は年々減少しており漁業経営は厳しさを増しております。

このままの経営ではいけないということで、新たな取組を始めたのが漁業と観光事業の一体化であります。平成6年に観光定置網事
に着手し、以来、ホエールウォッチング、遊漁船事業、窪津みなと祭り、修学旅行生民泊受入、ふれあい親子デイキャンプ、海の火祭り、直販センター大漁屋、直営食堂大漁屋など様々な事業に取り組んでおります。このような取組を通じ、交流人口の拡大を図り、漁協経営の安定化と地域の活性化を目指し努力をしております。

特に、修学旅行生の民泊受入につきましては、苦労もありますが子供たちが大変喜んでくれており、やりがいがありこれからも続けていきたいと考えております。

 

★窪津漁協のホームページ

>>> http://jf-kubotsu.or.jp/

 

3.漁港施設利用支援システムについて

漁港には、水揚げ・流通、栽培増養殖等の水産業の拠点的機能の他、防災・救難介助、海洋性レクリエーション・都市との交流等様々な公益的拠点としての機能が求められています。これらのうち、海洋性レクリエーション・都市との交流機能のひとつであるプレジャーボート等への対応のニーズは非常に高い状況にあり、同時に漁港における放置艇問題を引き起こしています。

放置艇の原因として、漁港の利用申請等に時間を要したり、煩雑な手続きが考えられます。これらの原因を解消するため、水産庁では、平成16、17年度において漁港施設利用支援システムを開発しました。本システムは、プレジャーボート等漁港利用者からの利用届出(許可申請)や管理者側から利用者への許可がインターネット上ででき、利用者及び管理者の煩雑な手続きの簡素化を図るもの
であります。

各都道府県へは本年4月3日付けで、各市町村へは都道府県を通じて配布しているところですが、同封の説明書をご覧になって、是非、本システムを活用していただきますようお願いします。

4.強い水産業づくり交付金(経営構造改善目標及び漁村地域の活性化目標)に係る附帯事業について

平成18年度において、強い水産業づくり交付金のうち経営構造改善目標及び漁村地域の活性化目標については、メニューの追加等に伴い関係通知(実施要綱、実施要領、ガイドライン等)が改正されたところです。

これに伴い、メニューの中の附帯事業をさらに活用して頂きたいとの考えから、「強い水産業づくり交付金のうち経営構造改善目標及び漁村地域の活性化目標に係る事業実施における留意事項について(平成18年5月31日付け事務連絡)」を、都道府県へ送付いたしました。

この留意事項では、附帯事業の成果目標(ハード事業のうち附帯事業のみの計画の場合)は、附帯事業の内容に応じて都道府県が独自に設定するものとするが、施設整備との関連が明確であるものとすべきことや、附帯事業の具体例として、「水産物流の効率化に資する○○施設の配置計画の作成」、「交流人口の増加に資する○○施設整備のための消費者意識調査及びマーケット調査」も行えること、などを示しております。

また、附帯事業については、ガイドラインにおいて、「施設整備の効果的かつ円滑な実施を図るために必要となる調査・調整活動、新たなマーケットの開拓並びに実践的知識及び技術の習得活動等」と定義されています。

以上簡単にご説明しましたが、附帯事業についてご理解頂き、施設整備のためにこれまで以上にご活用頂けると幸いです。

 

5.ちょっといい話

1ヶ月間の漁村研修を終えて(計画課計画班 田村真弓)

9月19日から1ヶ月間、漁村研修(農水省の2年目職員が対象)で富山県氷見市を訪れ、灘浦定置漁業組合の濱元組合長宅にホームステイさせていただきました。

灘浦の大型定置網は5ヶ統、8隻の漁船が午前四時半に出漁します。網起こしや選別作業のあと、漁協の事務所に戻り、仕事が終われば、市内、県内を見て回りました。

船頭さんらがスクラムを組んで漁に取り組まれている様子、現場の知恵と工夫、苦労と努力をはじめて知りました。そして何よりも毎日、ほんとうに楽しかったです。

また氷見市の棚田オーナー制、滞在型農村体験、タイ国への定置網指導についても勉強させていただき、ありがとうございました。

時間に追われる生活から、わずか1ヶ月でしたが、氷見で過ごした時間は、私にとって一生の宝物となりました。

自然や食、生活の豊かさを感じ、多くの人との出会い、組合長や船頭さんらへの想い、そして涙の別れが、今も心に響いています。

この研修の経験を生かし、第二の故郷の思い出を胸に、これから水産庁でがんばっていきたいと思います。

 

「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」シンポジウムの開催と写真コンクールの結果

(1)シンポジウムの開催について

漁業漁村百選については、その浸透と活用を図るため、本年度様々な普及啓発活動を行っていますが、このたび、認定を記念するとともに、普及啓発の一環としてシンポジウムを開催します。

シンポジウムでは、認定を契機に施設のPRや記念行事などを実施している事例の紹介を行うほか、漁村の歴史・文化を地域活性化の題材としてどのように活用を図っていくかなどについて、パネルディスカッションを行います。また、これに先立ち、記念講演として、全国各地の漁村を回り漁村の文化や生活に造詣が深いあん・まくどなるど氏に、漁村の魅力について語っていただくこととなっています。

今後、地域資源を活用していく上でのヒントが得られるものと思いますので、ぜひご参加ください。

日時:平成18年11月29日(水曜日)13時30分~17時
会場:スクワール麹町(東京都千代田区麹町6-6)

 

詳しくは、こちらへ

★(社)全国漁港漁場協会ホームページ

>>> http://www.gyokou.or.jp/index.html

 

(2)写真コンクールの結果について

全国漁港漁場協会主催の漁業漁村百選の写真コンクールの結果が去る10月12日に発表されました。応募総数48作品の中から、写真家の山下勲氏、諏訪しげ子氏、協会の田中会長、当部の影山部長による審査が行われ、入選5点、佳作11点が選ばれました。

いずれも、百選の魅力を伝えるには十分に美しく、またストーリーが感じられる出来栄えです。写真は、漁港漁場協会のホームページで公開する(11月中旬頃)ほか、シンポジウム会場でも展示される予定です。どうぞご覧ください。

 

 

バックナンバー

平成17年9月から毎月発行している「漁港漁場漁村のメールマガジン」のバックナンバーを掲載しています。

★漁港漁場整備部ホームページからどうぞ

>>> 漁港漁場漁村のメールマガジン

 

編集後記

先日、今月の「話題の人」コーナーで取り上げた土佐清水市窪津地区で開催された「窪津みなと祭り」に招かれ行ってきました。

漁協が中心となって行われたこの祭りでは、地域の人たちが子供からお年寄りまで一体となって参加していて、活気のある様子がうかがわれました。このような元気な漁村があることはとても心強く、うれしく思います。

また、カツオと言えばタタキや鰹節ぐらいしか馴染みのない私(北の出身なもので)ですが、生のカツオやその他にもサバ刺し、魚飯、じゃこ天など地元料理の美味しさにも感動しました。裏方で手づくりで頑張ってくださった女性部の皆さんには、「お疲れ様でした」と言いたいと思います。
 

連絡先

~~~~~~♪    漁港漁場漁村のメールマガジン    ♪~~~~~~

★発行:水産庁漁港漁場整備部防災漁村課
(〒100-8907    東京都千代田区霞が関1丁目2番1号)
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