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漁港漁場漁村のメールマガジン  2007/3/7 VOL.019

目次

1.私からの本音トーク
水産庁漁港漁場整備部計画課長 橋本 牧
2.話題の人

佐賀県鹿島市産業部農林水産課課長 平石 和弘

3.「磯焼け対策ガイドライン」を策定しました

4.海岸事業の長期計画(社会資本整備重点計画)策定のスケジュールについて
5.ちょっといい話
  • 第4回オーライ!ニッポン大賞の決定及びオーライ!ニッポン全国大会の開催について
  • ビーチ環境サミットが開催されました
  • 農山漁村活性化窓口の設置について

 

1.私からの本音トーク

水産庁漁港漁場整備部計画課長 橋本 牧

 

計画課長の橋本です。2度目をやらせていただきます。今日のタイトルは「私がマラソンを始めた訳は・・」

去る2月18日(日曜日)、第1回目の東京マラソンが開催されました。計画課からも、クジ運が強い私と浅川補佐が3倍以上の倍率をくぐり抜け出場。

前夜から降り続く雨の中、気温も上がらず厳しいコンディションでしたが、沿道に並んでくれた大観衆の熱い声援にも支えられ、初マラソンだった私も5時間あまりで完走ができました。

さて、今日お話ししたいのは、10年くらい前に何故マラソンを走ろうと思ったのかということです。水産庁にはマラソンの愛好家がたくさんいて職場でもよく話題になるので、彼らから影響を受けたのも一つの要因だと思います。

また、子供の頃に体育の中で最も苦手だった長距離走にもう一度トライしたいと漠然と思ったことも切っ掛けのひとつですが、一番大きな理由は、優れたスポーツイベントである市民マラソンを漁村地域の振興にもっと活用できないかと考え、それなら自分も体験しようと思ったことです。

我が国の漁村を観光の面から見ると、観光スポットが小さく孤立していることが問題点と思われます。マリンスポーツ、自然景観、美味しい食事に歴史文化等々・・個々の集落に魅力のある観光資源があったとしても、単独では都市から多くの人を引きつける力にはなりません。

沿岸に連なっている漁村がそれぞれ個性的な魅力と一体感を持つことができれば、地域全体として大きな観光的魅力を持つことになるのですが、歴史的に漁村同士の連帯感はいまいちです。むしろライバル関係で仲が良くない所も少なくありません。

そこで市民マラソンのイベントは如何でしょうか。40km以上の海岸線の幾つかの漁村を結んで、市民ランナーが走り、地域の人たちもランナーとして、又は応援に参加する。継続することにより地域の一体感が育まれ、新たな魅力が発見されると思います。

東京という街はとてもエキサイティングですが、やはり寄せ集めの感があり、人々は連帯感に欠けると思っていました。でもマラソンを通じて、3万人のランナーとたくさんのボランティア、そして観衆と住民(交通規制で不便だった人を含め)が日常とは違う一体感を持てました。貴重な体験に感謝しています。

 

2.話題の人

海と森が密接な関係にあることは、現在では当然のこととされていますが、平成6年度から、海の環境保全のため森林の整備に取り組んできた佐賀県鹿島市から、市独自で行っている「海の森植林事業」について、報告していただきます。

鹿島市は佐賀県の南西部に位置し、有明海に面する自然に恵まれた町です。この豊かな自然によって以前から第一次産業が盛んで、山の中腹に広がる樹園地では温州みかん栽培が、平坦部では稲作が、そして有明海では海苔養殖が行われてきました。

市と鹿島市漁業協同組合では、漁業関係者の中から有明海の環境の悪化とそれに伴う海苔養殖など海産物の将来に対する懸念の声があがる中、海と山との関係の中で森林の整備が海の浄化につながると考え、葉を落とし虫や微生物の力を借りて土や川を潤し、保水力や土砂の流出防止のため落葉広葉樹による山づくりを試みることにしました。

漁業者はもとより市民のボランティア参加により、平成6年度から始めたのが「海の森」づくりです。また、平成13年12月には条例により毎年3月21日を「鹿島市    山の日」と定めて3月中旬に「海の森    植樹祭」を、8月上旬には「海の森    下刈り作業」をそれぞれ開催し、どちらも200名を超える参加を頂いています。

平成18年度までに国有林を中心に16ha、クヌギ、ケヤキ、ヤマザクラなど21種46,000本あまりを植樹してきました。今後も、鹿島市のシンボル事業「海の森」づくりにより、「宝の海    有明海」を取り戻すと共に、自然の尊さを広め、後世に伝えていきたいと思います。

 

★鹿島市のホームページ

>> http://www.city.kashima.saga.jp/

★海の森植林事業のホームページ

>> http://www.city.kashima.saga.jp/kankyou/ku_uminomori.html

 

3.「磯焼け対策ガイドライン」を策定しました

藻場が大規模に消失する「磯焼け」現象が全国各地の沿岸域で発生していることを踏まえ、水産庁では、平成16年度から、関係都道府県と連携して磯焼け対策モデル事業を実施してきました。この度、その事業成果として、ウニや魚による食害対策を中心とする「磯焼け対策ガイドライン」を策定しましたので、お知らせします。

平成19年2月14日~15日に農林水産省で磯焼け対策全国会議を開催し、参加して頂いた関係都道府県担当者等に対し概要を紹介しました。

磯焼け対策は、その原因を正しく把握し、適切な手法を用いて取り組むことが重要です。そのため、ガイドラインでは、地方公共団体や漁業者の方が比較的容易に磯焼けの原因を特定する方法や、その原因ごとに、どのような手法を用いて対策に取り組めばよいかを解説しました。

また、自分たちの地域の磯焼けの状況に対し、ガイドラインのどの部分を参考にすべきかについては、フローに従って読み進めるようになっています。

ガイドラインは、製本でき次第各都道府県にお配りします。また、4月以降に、漁業者の方等を対象としたガイドライン説明会を全国数ブロックで開催する予定です。

 

ガイドラインの概要については、こちらへ

    >>> http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/19/021502-01.html

 

4.海岸事業の長期計画(社会資本整備重点計画)策定のスケジュールについて

水産基盤整備事業の長期計画は、来年度から新しい漁港漁場整備長期計画が始まる予定ですが、海岸事業は、社会資本整備重点計画法に基づいて、道路、治水、港湾など9本の公共事業とともに社会資本整備重点計画に位置づけられています。

今の社会資本整備重点計画の計画期間は、平成19年度までであることから、国土交通省の社会資本整備審議会・交通政策審議会において、計画見直しの検討が行われ、本年6月までに中間とりまとめを行い、来年7月頃の閣議決定を目指しています。

海岸事業については、農林水産省農村振興局、水産庁、国土交通省河川局、港湾局が一体となって、昨年12月より「中長期的な展望に立った海岸保全検討会」(座長:磯部雅彦東京大学大学院教授)を立ち上げ、本年5月までに中間とりまとめを行い、その結果を社会資本整備重点計画の中間取りまとめに盛り込むよう検討を進めています。

 

5.ちょっといい話

第4回オーライ!ニッポン大賞の決定及びオーライ!ニッポン全国大会の開催について

都市と農山漁村に住む双方の人々の交流を通じて、新しいライフスタイルの提案と「人・もの・情報」が循環する社会を生み出す「都市と農山漁村の共生・対流」の活動について、積極的に取り組んでいる団体または個人の方々を表彰するオーライ!ニッポン大賞、審査委員会長賞、ライフスタイル賞が決定しました。

さらに、今年のグランプリ(内閣総理大臣賞)は、長崎県の「特定非営利活動法人体験観光ネットワーク松浦党・松浦体験型旅行協議会」が、農村・漁村を舞台にした豊富な体験プログラムや、農漁業と体験型観光の一体化による収入の安定などが評価され、受賞しています。

また、オーライ!ニッポンのキャンペーン活動の一環として、第4回オーライ!ニッポン全国大会が東京で開催されます。これらの表彰、ならびに「バカの壁」の養老孟司東大名誉教授と作家立松和平氏によるトーク、「オンナの本音に探る    田舎暮らしの成功の鍵」と題してパネルディスカッションが行われます。

参加されてはいかがでしょうか。

 

日時:平成19年3月14日(水曜日)    13~17時
会場:イイノホール(千代田区内幸町2-1-1飯野ビル7階)
申込:(財)都市農山漁村交流活性化機構(まちむら交流機構)
FAX 03-3276-6771 又は メール webmaster@kyosei-tairyu.jp
参加費:無料

 

詳しくは、こちらへ

★農林水産省ホームページプレスリリース

「第4回オーライ!ニッポン大賞の選賞について」

>> http://www.maff.go.jp/j/press/2007/20070208press_1.html

「第4回オーライ!ニッポン大賞グランプリの決定及びオーライ!ニッポン全国大会の開催について」

>> http://www.maff.go.jp/j/press/2007/20070302press_2.html

★(財)都市農山漁村交流活性化機構ホームページ

>>> http://www.kouryu.or.jp/

 

ビーチ環境サミットが開催されました

去る2月17日に「ビーチ環境サミット」が千葉県館山市で開催されました。このサミットは、白砂青松の砂浜を守り、海岸周辺施設を整備し、観光による地域活性化等を総合的に話し合う場として初めて開催されたもので、国、県、内房外房の海岸に面する21市町村、観光協会、商工会、漁協、ホテル、サーファー等の関係者約1,100名が参加しました。

ビーチに関するテーマで、これほど多方面の方々が一同に会するのは全国でも初めてではないかと言われており、九十九里浜のサーフィン等の利用、侵食が進行している現状についての基調講演や意見交換が行われたほか、以下の5つの提言がなされました。

 

1)千葉県観光のベースであり、観光資源の源である海岸の侵食対策・保全対策に国の支援を得て、万全の対策をとる。
2)幅広い観光客の確保、ビーチスポーツ愛好家のために、公衆トイレ、シャワー、駐車場など周辺施設の整備を図る。
3)未来に希望の描ける、元気な漁業を育成する。
4)鉄道・有料道路の運賃・料金の抜本的な引き下げを実施する。
5)外国語表示の掲示板設置等、海外からの観光客にも優しい千葉をつくる。

 

農山漁村活性化窓口の設置について

農林水産省では、福井、永岡両大臣政務官を中心に農山漁村活性化推進本部を設置し、農山漁村の活性化に省を挙げて取り組んでいます。

この一環として、農林漁業者や地域住民等から地域活性化に関する相談にお応えするため、平成19年2月1日より、各地方農政局等全国9カ所に支援窓口を開設しています。

活性化のためにどんな方法があるのか、地域が元気になった成功事例を知りたい、特産品づくりにはどんな予算を活用できるのだろうかなど、活性化を考えていく上でお困りのことをご相談下さい。

なお、水産庁はこの窓口とはなっていませんが、当部の「市町村相談窓口」でも従前どおり市町村の皆様のご相談を受け付けていますので、ご活用下さい。

 

詳しくは、こちらへ

★農林水産省ホームページプレスリリース

「農山漁村活性化支援窓口の開設について」

>> http://www.maff.go.jp/j/press/2007/20070129press_7.html

 

 バックナンバー

平成17年9月から毎月発行している「漁港漁場漁村のメールマガジン」のバックナンバーを掲載しています。

★漁港漁場整備部ホームページからどうぞ

>>> 漁港漁場漁村のメールマガジン

 

編集後記

近所の梅の木が既に見ごろを終え散り始めています。東京では明治9年からの観測史上初めて雪が降らない冬となりそうで、毎日がぽかぽか陽気です。

秋から一足飛びで春になったようで、桜前線北上もさほど話題にならず、桜の開花を待つワクワク感が薄れてしまったような感じがします。

暖冬で家計的には助かる部分もありますが、季節感が失われるのは寂しいことですし、なにより、気温・水温の高さや降雪の少なさが夏場の渇水や農水産物の生産に影響しなければよいのですが。
 

連絡先

~~~~~~♪    漁港漁場漁村のメールマガジン    ♪~~~~~~

★発行:水産庁漁港漁場整備部防災漁村課
(〒100-8907    東京都千代田区霞が関1丁目2番1号)
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