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ホーム > 分野別情報 > 漁港・漁場・漁村の整備 > 漁港漁場情報箱 > 漁港漁場漁村のメールマガジン > 漁港漁場漁村のメールマガジン  第20号


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漁港漁場漁村のメールマガジン  2007/4/2 VOL.020

目次

1.私からの本音トーク
水産庁漁港漁場整備部整備課長 宇賀神 義宣
2.話題の人

前水産庁漁港漁場整備部防災漁村課

都市漁村交流専門官 相原 正樹

3.水産業共同利用施設に係る激甚災害指定基準の見直し

4.漁港漁場整備法の一部を改正する法律案について

~国の直轄漁場整備及び特区の全国展開~

5.貝殻を活用した漁場造成ガイドラインについて

6.ちょっといい話

  • 漁村地域力向上事業の公募に向けて
  • 農山漁村活性化プロジェクト支援交付金の実施について
  • 平成19年オープン漁村活性化施設の概要

 ~焼津市地域産物販売提供施設(うみえーる焼津)~

7.人事異動について

 

1.私からの本音トーク

水産庁漁港漁場整備部整備課長 宇賀神 義宣

 

整備課長の宇賀神(うがじん)です。新しい年度を迎えました。今年度も水産基盤整備事業の効率的な事業運営に努めます。ご協力のほどよろしくお願いいたします。

このたびの能登半島地震により被災を受けられた皆様にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興を心よりお祈りいたします。

さて、今回の話題は「人生は三しょく」です。人間の基本は三つの「しょく」にあるのではないかとこの頃思うようになりました。

まず第一のしょくは「食」です。空気、水に次いで生命の維持に必要な食。人間の成長、健康に大きな影響を与えます。地球の大自然が直接育てた魚介類を日常的に食べることができるのは嬉しい限りです。

第二のしょくは「触」。触れ合いです。夫婦の触れ合いは国づくり。家族、親類、集落、市町村、都道府県、国、地球、宇宙、それぞれの規模での触れ合い、助け合いの中に我々の人生があり、社会が成り立っています。人は一人では生きられません。触れ合いの中に安心があります。

第三のしょくは「職」。持って生まれた頭と体、これを世の中の人のために、また自分自身の生きがいのために働かせる、これが職業です。得られた報酬は暮らしの糧になります。餅は餅屋と言いますが、その世界に長く身を置いていれば、熟練し一層良いものを提供することができます。
頭と体を働かすという意味では趣味や遊びも「職」に入るでしょう。

これらの三しょくが頭(心)と体の基盤の上に存在します。心は楽しく、体は健康に、そして三しょくを大いに発展させる、それが我々の人生かな、なんて思っています。

特に、昔ウオ(イオ)だった水産物はいつしか酒の菜、魚と言われるようになったといいます。家族や人との融和に飲み食いは欠かせません。
魚離れ、買い負け、輸出などが言われますが、これからも地球の大自然の恵みである魚介類を存分に味わっていきたいものです。

そのために、基盤整備の着実な推進が必要です。継続事業に加えて、フロンティア漁場整備事業、荷捌所の公共事業化、磯焼け対策、漁場保全の森づくりなど新規の事業も始まります。

おいしい魚を(食)べるため、全国の基盤整備の関係者がよく連携(触)して、それぞれの役割(職)を大いに発揮することが求められています。

今年度も何卒よろしくお願いいたします。

 

2.話題の人

皆さんこんにちは。防災漁村課都市漁村交流専門官の相原です。といっても、表題に「前」が付いているとおり、3月31日付けで異動になりましたので、このメルマガが発行される時には水産庁にはおりません。

このコーナーは、いつもは市町村の方などにイベントや取組などを紹介していただいていますが、創刊号から担当してきた私の最後の編集ということで、この場を借りて、今までに感じたことを述べたいと思います。

2年前にこの職を拝命しましたが、主な仕事は、都市の方と漁村の方の交流がうまく図られるよう、各種の調査や普及活動、イベントなどを実施することです。

水産基本計画等には「都市漁村交流の促進」といった文言が出てきますが、一般的にはあまり馴染みのない言葉かもしれません。かく言う私もあまり認識はありませんでした。グリーンツーリズムと言った方が正確ではないですがまだ分かりやすいかもしれません。

都市漁村交流には、水産業や漁村への理解を深める、地域の活性化を図るという重要な目的がありますが、人と人との交流の輪を広げるという点でも大きな意味を持っていて、この輪を大きくするのが私の仕事だったのかなと、今あらためて感じています。

この2年間、普及活動の一環としてシンポジウムや説明会などを行い、各地をおじゃまする機会も多々ありましたが、私が何か指導や調整をするというより、既に地域の皆さんが色々な活動に取り組まれており、逆に教えていただくことも多く、交流の着実な広がりを実感しました。

また、忘れられないのが、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」で、水産庁では初となる百選ものの実施に戸惑うこともたくさんありましたが、皆さんの多大なるご協力をいただきまして、何とか認定までこぎつけることができ、感謝の念にたえません。

そして、このメルマガですが、役所の文書は作っても読み物となる文章は書いたことのない私にとって、皆さんに読みやすく、そして役に立つ紙面になったかどうか甚だ自信の無いところですが、今号で20回の節目を迎えることができ、執筆いただいた方並びに読者の皆さんに感謝、感謝です。

私は4月から北海道庁に戻り仕事の内容もがらりと変わりますが、引き続き水産の仕事を担当される皆さん及び水産庁、漁港漁場整備部の皆さんにエールを送り、最後の挨拶とさせていただきます。

ありがとうございました。

  

3.水産業共同利用施設に係る激甚災害指定基準の見直し

昨年10月上旬の低気圧災害では、被害が海岸部に集中。農林水産業被害総額が705億円に達する中で、水産被害総額が404億円を占め、水産被害が顕著なものでした。

現行の共同利用施設の激甚指定においては、水産業被害だけでは激甚災害法の適用に反映される仕組にないことから、現行基準では救済が困難な今回の低気圧災害や津波災害等のように、水産被害に特化して
甚大な被害を与える特異な災害について対象となり得るよう見直しを行いました。

追加する基準の内容について

(1)本激甚基準

ア    全国の漁業被害見込額が農業被害見込額を超える特異な災害    であって、

イ1)当該災害に係る漁船等被害見込額が当該年度の全国漁業所得推定額のおおむね0.5%を超える災害    又は

2)漁業被害見込額が当該年度の全国漁業所得推定額のおおむね1.5%を超える災害により激甚災害法第8条の措置(天災融資法の特例措置)が適用される災害

を対象化(1、2については現行基準中の農業関係の指標と同様)

(2)局地激甚基準

ア 市町村内における漁業被害額が農業被害額を超える特異な災害    であって、

イ 現行基準中の農業関係の指標と同様、漁船等被害額が漁業所得推定額の10%を超える市町村が1以上の災害を対象化

以上が今回の見直しの内容ですが、見直しの指定基準は、昨年10月の低気圧災害に遡及適用されることとなりました。今回の低気圧災害で対象となる件数は多くはありませんでしたが、今後、水産被害に甚大な災害が発生した際の備えは充実したものと考えています。

 

4.漁港漁場整備法の一部を改正する法律案について~国の直轄漁場整備及び特区の全国展開~

漁港漁場整備法の一部を改正する法律案が2月9日に閣議決定され、国会に提出されました。

本法案では、以下のこととしています。

(1)現在、漁場整備については、地方公共団体と水産業協同組合のみが実施主体となっていますが、沖合海域の水産資源の悪化等の状況に鑑み、排他的経済水域において国が実施主体となり、資源管理等の施
策と連携して、保護等のための措置を緊急に講ずる必要のある魚種を対象に漁場整備を実施できるよう措置する

(2)行政財産である漁港施設の民間事業者への貸付を行うことができるよう、現在構造改革特別区域法に基づく特例として講じられている措置の全国展開を図る

 

詳しくは、こちらへ

★農林水産省ホームページ第166回国会提出法律案

「漁港漁場整備法及び後進地域の開発に関する公共事業に係る国の負担割合の特例に関する法律の一部を改正する法律案」

    >>> http://www.maff.go.jp/j/law/bill/166/

 

5.貝殻を活用した漁場造成ガイドラインについて

漁港漁場漁村のメールマガジン第10号で紹介しておりました「貝殻を活用した漁場造成のガイドライン」が間もなく完成しますので、その内容についてご紹介します。

ガイドラインでは、貝殻を漁場造成に活用するための地方公共団体(水産部局)を中心とした各関係者の役割や漁場造成の手順、貝殻の物理・化学的特性、漁場造成の材料としての安全性など実証調査の結果をもとに解説しています。

また、漁場造成への活用事例として、ホタテガイ漁場、ナマコ漁場、アマモ場、アサリ漁場について具体的な効果などわかり易く紹介しています。

貝殻は漁場造成の材料として安全であり、ナマコの蝟集効果など材料としての有効性が確認されています。このガイドラインが皆様の地域で貝殻を活用した漁場造成に取り組んでいく始めの一歩となれば幸いです。4月中には各都道府県へ配布することとしていますのでご期待下さい。

 

6.ちょっといい話

漁村地域力向上事業の公募に向けて

かねてより、平成19年度の新規予算として「漁村地域力向上事業」が始まることをお知らせしてきましたが、予算が成立し、間もなく公募を始めることとしています。

この事業は、漁村の活性化を目的として、地域資源を活用しながら新たな産業を形成しようとするものや都市と漁村の共生・対流を推進する取組などに2分の1の補助を行うもので、地域の創意工夫のもと、意欲的・先導的な取組を公募選定することとしています。

現在、公募要領等の準備をしており4月下旬には公募を開始できるものと予定しています。事業実施主体は、地方公共団体、水産業協同組合、民間企業、NPO等で構成される任意団体等としており、また、構成員には自治体及び漁業者が参加していることなど、いくつかの条件があります(民間企業やNPO等は必須ではありません)。

他の事例や先入観にとらわれることなく、地域の自由な発想を形にできるようにと考えていますので、どしどし応募をお願いします。公募は農水省HPで公示するほか漁港漁場整備部HPでもお知らせする予定です。事業内容や手順等詳細につきましてはどうぞご相談下さい。

 

問い合わせは、こちらへ

★防災漁村課    環境整備班

 

農山漁村活性化プロジェクト支援交付金の実施について

平成19年度から新たに「農山漁村活性化プロジェクト支援交付金」を創設し、「強い水産業づくり交付金(漁村地域の活性化目標のうち漁村コミュニティ基盤整備)」が移行することはメルマガ1月号で紹介したところですが、今回は継続事業及び新規事業の実施についてお知らせいたします。

本交付金は、現在会期中の国会に提出されている「農山漁村の活性化のための定住等及び地域間交流の促進に関する法案」に基づくものです。このことから以下のとおり対応する予定です。

(1)継続事業について

現行の「漁村コミュニティ基盤整備」で実施されていた18年度以前からの継続事業については、引き続き、現行の仕組みのもとで事業が実施できるよう、新たに制定した農山漁村活性化プロジェクト支援交付金要綱の中で措置しています(交付申請様式については名称等の一部変更があります)。

(2)新規事業について

同法の施行に合わせて、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金に係る要綱等を制定し、施行する予定です。是非、ご活用いただきたいと存じます。

なお、要綱等の詳細については検討を進めているところですので、今しばらくお待ちください。

 

平成19年オープン漁村活性化施設の概要~焼津市地域産物販売提供施設(うみえーる焼津)~

水産庁事業「強い水産業づくり交付金」では、これまで全国約20地区において地域水産物の販売や提供を行う施設の整備を行ってきました。そのなかから、4月下旬にオープンを予定している焼津市の「うみえーる焼津」について紹介します。

「うみえーる焼津」は、特定第3種焼津漁港のほぼ中央に位置し、1Fは地域情報の発信及び地元で採れた新鮮な魚介類や水産加工品の販売、2Fでは富士山や伊豆半島を眺望しながら、地元食材をふんだんに取り入れた和食や中華料理が楽しむことができます。

また、昨年7月にオープンした深層水体験施設「アクアスやいづ」が隣接しており、国内でも珍しい深層水を活用したタラソテラピー体験ができます。

    日頃疲れた身体と心を深層水でリフレッシュしたあとは新鮮な海の味覚を堪能。

    GWは、ご家族、お友達と焼津漁港を訪れてみてはいかがでしょうか?

 

★焼津市のホームページ

「焼津市地域産物販売提供施設」愛称募集結果について

    >>> http://www.city.yaizu.lg.jp/koho/2007/documents/p01_18.pdf

 

7.人事異動について

3月31日及び4月1日付け漁港漁場整備部関係の人事情報をお知らせします。

部内へ(で)異動
【漁港漁場整備部】
橋本部長

【計画課】
高吉課長
鮎川総務班長
守口利用調整班長
藤澤漁港計画官
管理班 高安指定係長
管理班 和田管理係長
計画班 梅津計画係長
計画班 新山企画係長
計画班 劔崎情報システム係員
事業班 水野環境係長
事業班 安田地域整備係員
企画班 宮本基盤計画係員

【整備課】
岡上席水産土木専門官
山本水産土木専門官(計画課併任)
中村整備班長(計画課併任)
山川施工積算班長
佐藤設計班長
総務班 中奥助成係長
総務班 棟上検査係長
整備班 粕谷広域整備係長
整備班 野口地域整備係長
整備班 浜崎環境係長(計画課併任)
施工積算班 赤井施工基準係長
設計班 佐々木漁港基準係長
設計班 遠藤漁場基準係員
企画班 永井企画係長

【防災漁村課】
中泉水産施設災害対策室長
牧総括・総務班長
高原環境整備班長
宮崎災害対策班長
中山防災計画官
漁村企画班 太田企画係長
沿構計画班 松村整備係長
災害調整班 高橋災害調整係長
海岸班 金納海岸計画係長
海岸班 白戸実施計画係長
海岸班 米原指導係長

部外へ転出
【漁港漁場整備部】
影山部長→(独)水産総合研究センター水産工学研究所

【計画課】
宮澤総務班長→水産庁企画課
西崎利用調整班長→林野庁計画課
河本漁港計画官→北海道開発局函館開発建設部
管理班 百瀬指定係長→消費・安全局表示・規格課
管理班 三浦管理係長→水産庁漁政課
計画班 田中計画係長→国土交通省離島振興課
計画班 中村企画係長→水産庁漁政課(企画課併任)
企画班 小林基盤計画係員→大臣官房環境政策課
事業班 原環境係長→食品安全委員会事務局評価課
利用調整班 冨樫利用調整係長→水産庁漁政課

【整備課】
間辺上席水産土木専門官→北海道開発局水産課
森水産土木専門官→農林漁業信用基金漁業部保険課
堀越整備班長→水産庁研究指導課
押田施工積算班長→国交省離島振興課
総務班 杉原助成係長→境港漁業調整事務所
整備班 細田広域整備係長→国交省関東地方整備局
設計班 行方漁場基準係長→水産庁漁業保険管理官付
設計班 河野指導係員→総合食料局流通課

【防災漁村課】
平澤総括・総務班長→(独)水産総合研究センター
永田防災計画官→水産庁管理課
相原都市漁村交流専門官→北海道建設部
漁村企画班 尾崎企画係長→国交省港湾局総務課
沿構計画班 山本整備係長→仙台漁業調整事務所
海岸班 安井海岸計画係長→国交省北陸地方整備局
海岸班 藤沢実施計画係長→岩手県農林水産部
海岸班 坂本指導係長→青森県農林水産部

 

 バックナンバー

平成17年9月から毎月発行している「漁港漁場漁村のメールマガジン」のバックナンバーを掲載しています。

★漁港漁場整備部ホームページからどうぞ

>>> 漁港漁場漁村のメールマガジン

 

編集後記

3月25日に発生した能登半島地震は、今まで大地震の想定されていなかった地域での発生で、被災された方々も「こんなのは初めてだ」という感想が多かったようです。

ここ3年の間でも、平成16年の新潟中越地震、平成17年の福岡玄界島の地震、そして今回と、比較的危険度が低いとされてきた地域で大規模な地震が発生しています。日本海側の地震活動が活発化しているという話もあるようですが、太平洋側だけではなく、日本国中、いつ、どこで起きても不思議ではないと心に留め、起きた時には迅速に対応する備えが必要だと感じました。

今回のメルマガでは、先般実施したアンケートでご要望のあった人事異動情報を掲載しました。部長を始めかなりの異動ですがこれをご覧いただき、4月以降の円滑な協議や打合せに利用していただければ幸いです。

 

連絡先

~~~~~~♪    漁港漁場漁村のメールマガジン    ♪~~~~~~

★発行:水産庁漁港漁場整備部防災漁村課
(〒100-8907    東京都千代田区霞が関1丁目2番1号)
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