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漁港漁場漁村のメールマガジン 2009/11/18 VOL.045

▼目次▼

【1】私からの本音トーク

水産庁漁港漁場整備部防災漁村課長 本田直久

【2】気仙沼市における防災・減災の取り組み
~漁業従事者を対象とした津波避難訓練の実施~

宮城県気仙沼市総務部危機管理課主査 伊東秋広

【3】最近の漁海況について(10月以降の状況)

漁業情報サービスセンター(JAFIC) 石井元

【4】富山県富山市四方地区でのホームステイ(漁村研修の感想)

水産庁漁港漁場整備部防災漁村課
構造改善施設班整備係 小林真一郎

【5】ちょっといい話
●農林水産省メールマガジンをリニューアル!
●漁村の明日を担う力を養う!!~「活力ある漁村づくり研修会地域リーダー育成研修会」 開催のお知らせ~
●活力ある漁村づくりモデル育成事業の実施候補地区(第2次募集)が決まりました
●「第4回(財)漁港漁場漁村技術研究所調査研究成果発表会」開催のお知らせ
●「日本サンゴ礁学会第12回大会」にて有性生殖によるサンゴ増殖技術を発表!
●「アグリビジネス創出フェア2009」へ出展します。

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【1】私からの本音トーク
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水産庁漁港漁場整備部防災漁村課長 本田直久

防災漁村課長の本田です。いつもメルマガをご愛読いただきありがとうございます。
私は、本年4月に課長に就任する前は、内閣官房総合海洋政策本部事務局というところにいました。本部事務局では、政府の海洋政策推進の基本となるべき計画(海洋基本計画)の作成にも参画させていただきましたが、このとき特に印象深かったのが沿岸域の総合的管理をめぐる議論でした。
海洋の中でも沿岸域は現在既に様々な利用が輻輳しており、利用したい側から見れば「思うように利用できず不満」であり、また、保全したい側から見れば「行き過ぎた利用を抑止できないので不満」であるというように、多くの関係者が管理の現状に不満を持っており、それらをスッキリ解決する「総合的管理」の必要性を感じていたところです。ところが、その「総合的管理」のあり方については、必ずしも関係者間で見解が一致しているわけではなく、国の積極的関与が必要(例えば「沿岸域管理法」の制定等)という意見から、自治体や地域の関係者主体による管理に委ねるべきという意見まで実に様々でした(最終的にどういう記述になったのかについては、是非海洋基本計画本文(35P)を読んでみて下さい。)。
この議論の最中、実は私はあることが気になっていました。それは、観念論はともかく、現実に自治体における海洋管理はどうなっているのか、ということでした。ただ、自治体にいきなり「沿岸域の総合的管理を行っていますか?」と聞いても仕様がないので、とりあえず海の管理や利用に関わる法律において、都道府県や市町村の事務がどのように規定されているかを調べてみました(調べ方は省略しますが、まさに法令検索システム様様といった作業でした。検索システムがなかったら一生かかっても出来なかったかも知れません。)。その結果、都道府県で40余り、市町村で20余りの法律で事務が規定されていることを確認しました(ただし、あくまでも条文上で確認したものであり、実際行われているかどうか確認したものではありませんし、また、漏れがないとも言い切れないものであることをお断りしておきます。)。これらの法律の中には、他の法律との調整を図ることを義務付けているものもあり、また、都道府県や市町村自体が首長をトップとする組織であることから、私は、これらの事務を遂行するだけでも、相当程度自治体の中では(それと気づかぬうちに)沿岸域の総合的管理が行われていると見ても良いのではと考えています。
ところで、この調査結果の中で、私は今とても気になる点が一つあります。それは、水産関係の法律の場合、自治体の事務は基本的に都道府県が対象であり、市町村を対象とするものはほとんどない(漁港漁場整備法の第1種漁港に関する部分のみ)という点です。もし仮に、自治体の職員数がこうした法定事務の作業量に応じて配置されるものであるならば、市町村における漁村活性化の取組を担う人材の確保について若干気になるところではあります。私の心配が杞憂であれば良いのですが。このメルマガの読者の中には自治体関係の方も多いと思います。意見をいただければ幸いです。

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【2】気仙沼市における防災・減災の取り組み
~漁業従事者を対象とした津波避難訓練の実施~
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宮城県気仙沼市総務部危機管理課主査 伊東秋広

気仙沼市は,宮城県の北東部に位置し,海岸線は,三方を海に臨む唐桑半島や複雑な入り江など,すばらしい景観を有するリアス式海岸となっており,特有の海岸美により,陸中海岸国立公園及び海中公園並びに南三陸金華山国定公園の指定を受けています。
また,気仙沼湾は,湾口に大島を抱き,四季静穏な天然の良港「気仙沼漁港」などを有し,特定第三種漁港に指定されるなど,古くから遠洋・沖合漁業の根拠地,併せて,養殖業をはじめとする沿岸漁業や水産加工業も盛んな,水産都市として発展して参りました。
一方,本市の面する太平洋には,大規模地震の震源域が多く存在し,過去においては,本市で1,906名もの犠牲者がありました明治三陸地震津波や,昭和三陸地震津波,遠地津波と呼ばれるチリ地震津波など,幾度もの津波被害により,多くの住民の尊い命と財産が奪われてきました。
さらに,近い将来,極めて高い確率で発生が想定されております宮城県沖地震は,大津波の発生とともに,甚大な被害が懸念されており,市民の災害に対する関心は非常に高いものとなっております。
このようなことから,本市では,市民向けの防災講座や,防災教育などを各地区で実施し,昨年度は約50回の講座などを行い,多くの市民の方々に防災に対する理解を深めていただいておりました。
また,総合防災訓練をはじめとする各種訓練にあたりましても,住民の方々の積極的な参加により,地域毎の地勢に応じた訓練が展開され,自助・共助の考え方が浸透し,防災意識の高さを感じております。
このように,これまでの取り組みにより,陸上における避難行動については,一定の確立を見ているわけですが,現実の津波が襲来した場合,最も迅速に避難行動をしなければならない船舶,とりわけ,沿岸漁業に従事している小型船舶の訓練については,手つかずの状態でした。
私たちとしましても,陸上と違い,情報の伝達もままならない洋上については,訓練の必要性を痛切に感じており,何らかの実効性ある訓練を実施できないものかと模索しておりましたが,今年になり,地元漁協である宮城県漁業協同組合気仙沼地区支所様から,防災講座の依頼を受け,訓練の必要性について,ご説明を申し上げましたところ,出席された多くの漁業従事者の皆様から,「ぜひ,必要な訓練だ」というお声をいただき,漁協,気仙沼海上保安署,財団法人漁港漁場漁村技術研究所との共催により,「沿岸漁業従事者津波避難訓練」を去る9月4日に実施することができました。
訓練にあたりましては,漁場,漁港内で作業していることを想定し,災害時さながらに,防災行政無線や漁協による連絡網など,できうる限りの情報手段を駆使して行われ,情報伝達から避難場所までの所要時間などを記録し,津波到達の想定時間内に避難できるかということを検証いたしました。
参加者からは,「チリ地震津波の経験もあり,訓練は必要。近い距離なら船外機船で陸に逃げた方がよい」,「実際に作業中だったらもう少し時間がかかるかもしれない」などの,多くの感想が寄せられ,非常に有意義な訓練であったと感じますとともに,漁業従事者の防災知識及び漁協を中心とした関係機関の連携が不可欠であると再認識しました。
また,訓練終了後は,アンケート調査を実施し,情報伝達から避難までの課題等について,分析を行っております。この分析にあたりましては,東北大学の協力を得ながら行っており,今後どのような結果が出てくるか,大きな関心を寄せているところです。
結びとなりましたが,今回は洋上における初の訓練であり,不慣れな点も多くありましたが,水産庁,財団法人漁港漁場漁村技術研究所をはじめとする関係機関の皆様方からの御指導により無事終了することができましたことをこのメルマガの場をお借りしまして,感謝申し上げます。

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【3】最近の漁海況について(10月以降の状況)
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漁業情報サービスセンター(JAFIC) 石井元

○全国の概況~最近の海や魚の状況は?~
日本列島では、暖かい日と寒い日が極端になってきたり、出張の折には極端な豪雨にあったりと、不安定な天候が続いています。
海の方では海水温の降温傾向が顕著になっていますが、全般的には平年比ではやや高い海域が広がってきています。11月上旬に爆発的にスルメイカの漁獲があった羅臼近海の海水温は、やや高めで推移しています。また、サバの漁獲が続いている三陸から常磐、犬吠埼沿岸は低めからやや低めで推移しています。なおサバの盛漁期を迎えている九州の西方海域では、平年よりやや高めから並みとなっています。また中型イカ釣り凍結船が操業している日本海では、北海道から本州まで高めの水温となっています。

○魚種別の状況
まず九州で盛漁期を迎えているサバ類ですが、10月単月では53,553トン、77円/kg(前年54,926トン、93円/kg)とほぼ前年並みの水揚げですが、引き続いて単価安が目立っています。ただ11月に入ってからは、やや水揚げペースに陰りが出てきており、特に九州でのこれからの漁獲次第に影響されそうです。今年はサバだけではありませんが、鮮魚の単価安が現在まで続いており、厳しい1年になりそうです。
スルメイカは、現在羅臼で盛漁期を迎えており、漁獲状況は11月上旬に急上昇がみられました。10月単月の水揚げ状況は、11,206トン、150円/kg(前年12,523トン、161円/kg)とほぼ前年並みの水揚げでしたが、今年は太平洋側が好漁、日本海側が不漁と最後までこの傾向が持続したようです。
サンマは既に漁期終盤を迎えております。10月単月では91,323トン、57円/kg(前年104,821トン、58円/kg)となっています。累計水揚量は、20.5万トン、87円/kg(前年21.2万トン、86円/kg)と、数量、単価ともほぼ前年並みで比較的安定した動きといえそうです。ただ11月に入ってややペースも落ちてきており、今後漁期一杯の操業になるかどうかが焦点になりそうです。
秋サケは北海道では既に最後の漁を迎えており、三陸ではこれから盛漁期を迎えることになります。
北海道の秋サケの11月10日現在の累計漁獲量は、144,986トンで前年の106,777トンを35%上回っています。予想以上の好漁になり、現在価格は漁当初の9月の上、中旬に比べるとかなり下落しています。好漁自体は喜ばしいのですが、価格の急落で今後イクラ価格の動向に注目が集まっています。
岩手県の秋サケ漁はこれから盛漁期に入り、大型クラゲの影響も心配されますが、11月上旬現在の累計漁獲量は、6,137トン(前年5,350トン)、単価は316円/kg(前年492円/kg)となっており、まず順調に漁獲を伸ばしている状況です。ただし単価は北海道の好漁の影響をもろに受けており安値が目立っているのが特徴です。

なお、詳しい情報につきましては、http://www.market.jafic.or.jp/、若しくは、JAFIC石井、緑川(電話番号:03-5547-6887)まで、お気軽に問い合わせ下さい。

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【4】富山県富山市四方地区でのホームステイ(漁村研修の感想)
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水産庁漁港漁場整備部防災漁村課
構造改善施設班整備係 小林真一郎

水産庁では職員を対象として「水産庁職員漁村派遣研修」を実施しています。私は10月14日から10日間、富山県富山市四方(よかた)地区で漁村研修をさせていただきました。この間、とやま市漁協の組合長宅でお世話になりながら、富山県の漁業の現状や定置網漁業の厳しさとその醍醐味について一端ではありますが経験することができました。
滞在先の富山市四方地区は富山駅から車で約20分と都市部近郊の漁村です。地域の中心となる四方漁港では大型定置網を中心に雑多な魚種が取り扱われており、「四方の魚」は旧来から地元でとれる魚として人気があります。また、近年は地産地消の推進を目的として「おさかな感謝祭」という直売イベントを年1回行っており、これも毎回富山市内からの来場者で盛況を博しています。
この四方地区で組合長が経営する大型定置網の作業のお手伝いをさせていただきました。なかでも、早朝から網を起こして魚を採る作業は、真っ暗な夜の海にでてゆくことから不安と期待が入り交じる漁業の醍醐味とも言える気持ちを味わうことができ、とても印象深い体験でした。また、漁業の高齢化と後継者不足が全国的な問題となっていますが、組合長のご子息や従業員の方々も含め若者が多く、活気のある雰囲気でした。
滞在中は多くの方々から様々な意見をお聞かせいただく機会がありました。その中から以下の印象深いものをご紹介したいと思います。
(1)富山県漁業調整規則では定置網の周辺に対して保護区域を設定しており、定置網漁業の魚道を遮断する行為や魚群を散逸する行為を禁止しているが、一部の心ない遊漁者が定置網の中に入って釣りをしたり、定置網に係船している様子が休日にみかけられる。規則違反になる可能性もあるだろうし、なにより定置網漁業への配慮に欠けていると思う。遊漁者にはモラルある対応を心がけてほしい。
(2)大雨が降ったあとや台風の後は必ず山からの倒木の流出があり、定置網に被害が出ている。定置網は移動できないため漁業者では回避しようがない。大変困っている。
(3)県内の定置網漁業の経営状況はゆとりがなく厳しい状況が続いている。今回の台風で仮に大きな被害がでていたら廃業も含めて検討するような状況になるところもある。それほど厳しい経営状況である。
(4)携帯電話が普及したことから、県内のセリに参加する仲買人同士でセリ値の連絡が格段にしやすくなっている。これにより、セリに出しても他のセリ場での相場感が影響してきて魚価があがらないと思われる。
このような様々なご意見を伺うにつれ、魚価の低迷、燃油高騰による定置網資材の高騰、台風による流出倒木の定置網への被害など、定置網漁業をとりまく条件は厳しさを増していることを実感しました。そういった状況でも、漁獲と鮮度管理方法に工夫をこらしたり、前述の「おさかな感謝祭」によって地元の魚のよさをアピールするなど創意工夫に尽力されており、このような生産者の方々のおかげで現在の水産業が支えられていることを感じました。生産者の方々の努力が報われるような水産業になるよう行政側から力になりたいと思いました。
最後になりましたが、この研修にあたっては、富山県庁水産漁港課のみなさま、とやま市漁協のみなさまと、ホームステイを受け入れていただいた組合長はじめ多くの方々のご協力をいただきました。深く感謝申し上げます。

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【5】ちょっといい話
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●農林水産省メールマガジンをリニューアル!

農林水産省メールマガジンは、食料の安定供給の確保、農林水産業の発展、農山漁村等の振興等に関する施策情報等について、原則、毎週金曜日に配信しているところですが、11月6日号よりリニューアルしました。
新コーナーでは、赤松農林水産大臣をはじめ、副大臣、大臣政務官からのメッセージを毎週配信していきます。
まだ、農林水産省メールマガジンにご登録されていない方は、どうぞこの機会に、以下のアドレスからご登録をお願いいたします。
http://www.maff.go.jp/j/pr/e-mag/chg.html

●漁村の明日を担う力を養う!!~「活力ある漁村づくり研修会地域リーダー育成研修会」 開催のお知らせ~

このたび、下記により「活力ある漁村づくり研修会地域リーダー育成研修会」を開催致します。
この研修会は、漁村の活性化のため多くの地域で試みられている「水産品の新商品開発・ブランド化」や、「体験型観光・都市漁村交流」などのテーマについて、学識経験者や専門家による講義、参加者同士の意見交換の場となるワークショップ形式の分科会に、漁業体験プログラム等を組み込み、実践的な内容としています。
参加者の皆様には、専門的知識の吸収とともに、都市漁村交流の実践的体得や、参加者同士の情報交流の機会としても活用いただける内容となっております。
対象は、漁村地域の活性化に実際に取り組んでおられる方々、またこれから取り組もうとする方々です。関心のある方は是非内容をご確認され、ご参加を検討されますようお願いいたします。
【研修の概要】
■開催日時:第1回=平成21年12月12日(土曜日)~13日(日曜日)
                        第2回=平成22年1月30日(土曜日)~31日(日曜日)
■開催場所:静岡県西伊豆町(安良里、宇久須、仁科等)
(集合・解散は三島駅北口、開催場所までは貸切バスで移動)
※第1回、第2回とも同会場です。
■講師:
(第1回)
鈴木 達志 氏(西伊豆体験型観光連絡協議会代表)
婁 小波 氏(東京海洋大学海洋科学部 海洋政策文化学科教授)
受田 浩之 氏(高知大学国際・地域連携センター長)
(第2回)
鈴木 達志 氏(西伊豆体験型観光連絡協議会代表)
長野 章 氏(はこだてみらい大学情報アーキテクチャ学科教授)
安島 博幸 氏(立教大学観光学部教授)
■定員:各回30名程度(応募が定員を超えた場合には、選考により参加者を決定させていただきますので、ご了承ください)
■参加費:無料(ただし、宿泊費、毎回食事代、出発地から三島駅までの交通費、その他個人的な経費については各自負担)
■申込方法:下記ホームページご覧の上、メール若しくはファックスによりお申し込み下さい。なお、申し込みに当たり、活性化の取組状況等に関する簡単なアンケートを提出していただきます。
お申し込みは:
http://www.landbrains.co.jp/chiiki-leader/index.html
また、ホームページご覧いただけない場合は、下記問い合わせ先までご連絡下さい。申し込み用紙をファックス若しくは郵送致します。
■問合せ先:
〒102-0093 東京都千代田区平河町1-2-10 平河町第一生命ビル7階
ランドブレイン株式会社 活力ある漁村づくり研修会事務局宛
TEL:03-3263-3811 FAX:03-3264-8672
E-mail:gyoson@landbrains.co.jp

●活力ある漁村づくりモデル育成事業の実施候補地区(第2次募集)が決まりました

このほど、平成21年度活力ある漁村づくりモデル育成事業(第2次募集)の実施候補4地区が有識者委員会による審査を経て選定されました。所要の手続きを経て取組が行われる予定です。
詳しくは、下記アドレスの「平成21年度活力ある漁村づくりモデル育成事業に対する補助金交付候補者の選定結果について(第2次募集)」に掲載されています。
http://www.jfa.maff.go.jp/j/gyosei/supply/kekka/index.html

●「第4回(財)漁港漁場漁村技術研究所調査研究成果発表会」開催のお知らせ

(財)漁港漁場漁村技術研究所では、漁港の建設・漁場及び漁村の環境整備に係る科学技術に関する調査・研究・開発を行っており、その成果を広く普及啓発し、我が国水産業の発展に寄与することを目的として、「第4回調査研究成果発表会」を下記のとおり開催いたします。
日頃、水産基盤整備や漁村の活性化に関わっている都道府県や市町村の方々を始め、ご関心をお持ちの研究機関、漁協、民間の方々も含め幅広く参加していただくようご案内致します。
■主催:(財)漁港漁場漁村技術研究所
■後援:水産庁(予定)
■テーマ:「このままで良いのか!~漁業地域の再生を考える~」
■開催時期:平成21年12月1日(火曜日)13時00分~17時00分
■開催場所:発明会館(東京都港区虎ノ門)
■参加費:無料
■対象:250名程度(地方公共団体の水産基盤整備事業担当者、その他関係団体、研究機関、大学、漁協、民間企業等)
■プログラム:
第一部 論文発表(当研究所の調査研究成果を発表)
第二部 このままで良いのか!~漁業地域の再生を考える~
1)基調講演「限界集落と地域再生」
・講師:大野晃氏(長野大学環境ツーリズム学科教授)
2)パネルディスカッション「このままで良いのか!~漁業地域の再生を考える~」
・コーディネータ:婁小波氏 東京海洋大学海洋政策文化学科教授
○話題提供(当研究所から漁業地域の再生に関する話題を提供)
○総合討論(基調講演者、話題提供者を含め全国で漁業地域の再生に取り組んでいる行政、活動家による討論)
詳しい内容は、当研究所のHPでご案内しております。
■お問い合わせ先:(財)漁港漁場漁村技術研究所調査役 大塚
(TEL 03-5259-1021)http://www.jific.or.jp/

●「日本サンゴ礁学会第12回大会」にて有性生殖によるサンゴ増殖技術を発表!

沖ノ鳥島等を調査海域として実施する「厳しい環境条件下におけるサンゴ増殖技術開発実証事業」においてこれまでに得られた成果や新しい知見を、11月に開催される「日本サンゴ礁学会第12回大会」で研究発表いたします。大会の概要は以下のホームページをご覧ください。
日本サンゴ礁学会第12回大会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jcrs/
研究発表する題目は以下のとおりです。
1.「有性生殖によるサンゴ増殖の手引き」について
2. サンゴ種苗生産の現状と課題
3. 沖ノ鳥島産稚サンゴの移植1年間のモニタリング結果
4. 魚類による移植サンゴへの食害状況について

日時:平成21年11月27日(金曜日)~29日(日曜日)
場所:沖縄県本部町 中央公民館

●「アグリビジネス創出フェア2009」へ出展します。

この催しは、農林水産分野における新技術や研究成果の実用化・産業化の促進を目的とした技術交流展示会です。水産庁は、(独)水産総合研究センターなどと共同で、「豊かな藻場を取り戻そう!~磯焼け対策を支える手法・道具・装置~」をテーマに出展します。展示ブースでは、まず、我が国沿岸域に分布する藻場の重要性を解説し、この藻場がウニや植食性魚類(アイゴやイスズミ等)の食害によって消失する磯焼けの現状と漁業者が中心となって進めている磯焼け対策の取り組みについて紹介します。
また、磯焼け対策を支える技術として、ウニを吸引する除去装置や電気パルスで植食性魚類を威嚇する装置、ウニの侵入を防止するフェンス、海藻のタネを蒔く道具について紹介します。この他、これまであまり利用されていなかった植食動物を美味しく食べる料理方法や肥料として利用方法などについても紹介します。多くの来場者とお話しをして、磯焼け対策の重要性及びご理解をいただき、より良い対策技術に向けたアドバイスを頂ければ幸いです。なお、アグリビジネス創出フェア2009の詳細は、下記のHPにあります。皆様のご来訪を心よりお待ちしております。
アグリビジネス創出フェア2009 http://agribiz-fair.jp/
日時:平成21年11月25日(木曜日)~27日(金曜日) 9時30分~16時30分
場所:幕張メッセ千葉県美浜区中瀬2-1(JR京葉線海浜幕張駅より徒歩5分)

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◎バックナンバー
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平成17年9月から発行している「漁港漁場漁村のメールマガジン」のバックナンバーを掲載しています。
★漁港漁場整備部ホームページからどうぞ
>>> http://www.jfa.maff.go.jp/j/gyoko_gyozyo/g_merumaga/index.html

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▲編集後記
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11月も半ばを過ぎ、冬の寒さが着実に近づいてきています。新型インフルエンザも流行しているとのことであり、皆様方も体調管理には万全を期していただければと思います。
今月号では、「活力ある漁村づくり研修会地域リーダー育成研修会」の詳細をご紹介しています。漁村活性化に取り組まれている方々の積極的なご参加をお願いしたいと考えており、漁村の活性化に関心のある方、取り組まれている方にお知らせいただけるようお願いいたします。
このメールマガジンに対する、ご感想、ご要望、ご意見等歓迎しますので、どんどんお寄せください。また、皆様の町の話題についても、取り上げていきたいと考えておりますので、お知らせいただければ幸いです。

~~~~~~~ ♪漁港漁場漁村のメールマガジン♪ ~~~~~~

★発行:水産庁漁港漁場整備部防災漁村課
(〒100-8907東京都千代田区霞が関1丁目2番1号)

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