English

このサイトの使い方

サイトマップ

ホーム > 分野別情報 > 漁港・漁場・漁村の整備 > 漁港漁場情報箱 > 漁港漁場漁村のメールマガジン > 漁港漁場漁村のメールマガジン 第71号


ここから本文です。

 

漁港漁場漁村のメールマガジン 2012/2/24 VOL.071

 ▼目次▼

【1】漁村の活力づくりを担う人材の育成について

ランドブレイン(株)地方活性化グループ    齋藤    元嗣

【2】東北地方太平洋沖地震により被災した漁港関係施設の災害復旧工事の実施状況について

水産庁防災漁村課環境整備班基準係長    日野    雅貴

【3】シンポジウム 「これからの漁村づくりを考える」を開催します

ランドブレイン(株) 活力ある漁村づくりシンポジウム事務局    上原    望

【4-1】未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選から
帆びき船    茨城県/土浦市

土浦市産業部商工観光課    菊田    雄彦

【4-2】未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選から
雄島参りと冠島    京都府/舞鶴市

舞鶴市産業振興部水産課    山口    泰司

【5】お知らせ

  • シンポジウム 「これからの漁村づくりを考える」の開催について

1月24日、25日、2月9日、10日及び16日付け人事異動
市町村相談窓口のご案内

================================================================
【1】漁村の活力づくりを担う人材の育成について
================================================================

ランドブレイン(株)地方活性化グループ      齋藤    元嗣

    漁村活性化の取組みには、リーダーだけでなく、活動に主体的に取り組む地域の人材の参画が不可欠です。これらの人材が活躍できる場をつくることは、地域への愛着を育み、様々な課題に挑む能力を養うことにもつながり、活性化を促進する大きな力になると考えます。
    島根県海士町は、Iターン者の誘致が全国的にも注目されています。漁業者の確保では、Iターンの若者を地域の漁業者に弟子入りさせ、漁業技術を取得させるとともに、漁業者としての自立を経済面、生活面で支える各種方策をとって後継者の確保を進めています。新商品開発では、地域の人材が、地元素材を活かした加工品等の商品を自ら発案し、開発するノウハウを身につける研修を実施し、さらに、行政等の支援のもとで、開発された新商品の消費地への売り込み、販路の確保に取り組んでいます。また、消費地に地元の漁業、風土等の情報を発信するため、住人の中から映像制作ができる人材を育成し、地域の知る人ぞ知るすばらしい映像を、島の新鮮な魚介類の提供に合わせて消費地に発信しています。いずれも地域の人材のスキルアップにより、継続的に主体的な取組の推進が可能となる仕組みとなっていることに注目です。
    静岡県西伊豆町では、漁業体験や自然体験などの指導者の育成を進めており、将来は漁村での体験交流をコーディネートできる人材の育成を目指しています。漁業者等住民を対象に、安全対策や地域資源の活用、体験型プログラムづくり、フィールドワークなど実践的な講習を行うとともに、地域での体験交流イベント時などには、アシスタントとして実践的な経験を積むという工夫もなされています。海を熟知する漁業者が体験指導者として活躍することで、新たな魅力の創造につながることも期待できます。
    北海道豊浦町では、漁村体験の受入れにむけた安全対策として、住民への救急蘇生法普及をはかっており、現在、町民の5%が資格を取得している状況です。地域の方々のスキルは、漁村来訪者の安全安心につながり、修学旅行など交流人口の増加にも効果があると考えられます。
    このように、先進的な地域では、漁村活性化の取組とともに、それを支える必要な人材育成がなされています。人材育成は一朝一夕にできるものではありませんので、漁村の活性化への地域の特性を踏まえた確実なビジョンを持つ中で、ビジョン推進の重要な要素として、活動を支える人材の育成確保を位置づけることが重要ではないでしょうか。

================================================================
【2】東北地方太平洋沖地震により被災した漁港関係施設の災害復旧
工事の実施状況について
================================================================

水産庁防災漁村課環境整備班基準係長      日野    雅貴

    東北地方太平洋沖地震により被災した漁港関係施設の災害復旧工事については、これまで、航路や泊地等のがれきの除去、岸壁・臨港道路の補修、漁業集落排水処理施設の機能回復など、漁港利用上・漁業集落の生活環境上、特に緊急を要するものについて、災害査定前に着工できる応急工事を実施しており、警戒区域内の2漁港を除き、応急工事の実施を予定していた施設については全て着手済みとなっています。
    このうち、航路・泊地のがれきの除去については、平成23年12月中旬までに全ての漁港で完了し、供用が可能となっています。
    各道県の応急工事の実施状況(2月8日現在)については次のとおりとなっています。

(1)漁港施設
北海道6漁港・青森県13漁港・岩手県89漁港・宮城県126漁港・福島県7漁港・茨城県6漁港・千葉県6漁港
【合計253漁港(このうち、航路・泊地のがれき等の撤去は、232漁港で実施)】

(2)海岸保全施設
岩手県19漁港・宮城県27漁港・福島県5漁港【合計51漁港】

(3)漁業集落排水処理施設
青森県1施設・岩手県18施設・宮城県4施設・茨城県1施設【合計24施設】

漁港名等、詳細については水産庁ホームページをご覧下さい。
http://www.jfa.maff.go.jp/j/gyoko_gyozyo/pdf/higai120208.pdf

================================================================
【3】シンポジウム 「これからの漁村づくりを考える」を開催します
================================================================

ランドブレイン(株)
活力ある漁村づくりシンポジウム事務局      上原    望

    水産庁は、3月7日(水曜日)午後に、東京で「活力ある漁村づくりシンポジウム ~これからの漁村づくりを考える~」を開催します。
    全国の漁村やそこでの人々の営みは、水産物の安定供給、漁村特有の自然環境や景観の保全、沿岸地域の国土保全といった機能を担っており、漁村住民だけでなく、国民全体にとって大切な存在となっています。
    漁村では、活性化に向けて、都市漁村交流、ブランド化、6次産業化など、様々な取組みが、地域の連携や独自の創意・工夫のもと、全国各地で始まっています。
    本シンポジウムでは、本年度まで5年に渡り実施しました「漁村地域力向上事業」の成果を踏まえ、これからの漁村づくりに関する講演やパネルディスカッションを行います。漁村や漁村づくりの重要性や、漁村づくりの実際の取組みをお聞きいただき、漁村や漁村づくりについて考える場としていただければ幸いです。
    漁業関係者、行政関係者、全国で地域づくりに関わる方々、都市住民の方々等、多数のご参加をお待ちしています。
    また、シンポジウム当日は、会場となるちよだプラットフォームスクウェアにおいて、ちよだ青空市を開催しています(1階テラス  11~15時)。漁村の取組紹介、海産物の試食等も行われる予定です。
    なお、詳細は、下記お知らせ又は
http://www.landbrains.co.jp/gyoson/symposium/index.html#sympo

をご覧ください。
※ランドブレイン(株)は、委託により本シンポジウムの開催に携わっています。(〒102-0093  東京都千代田区平河町1-2-10  第一生命ビル7階 電話:03-3263-3811)

================================================================
【4-1】未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選から
帆びき船    茨城県/土浦市
================================================================

土浦市産業部商工観光課      菊田    雄彦

    帆びき網漁は、凧の原理を応用して船に付けた帆を使い、風の力によって船を横に流しながら漁を行う霞ヶ浦北浦の漁法です。
    帆びき船を使った帆引き網漁は、明治13(1880)年、シラウオを漁獲する目的で出島村(現在のかすみがうら市)の故折本良平氏によって考案されました。
    折本氏は、この漁法を霞ヶ浦漁業の発展のため、霞ケ浦周辺の多くの漁師たちに自ら伝えました。その後、ワカサギ漁用にも改良された帆びき船は、昭和42(1967)年までの約90年にわたって霞ヶ浦北浦漁業の花形として一世を風靡しました。関東の名峰「筑波山」を背に、何百艘もの帆びき船が浮かぶ勇壮な姿は、霞ヶ浦の風物詩でした。
    また、帆引き網漁は、風の力で網を引くため、風のない日は漁ができないことから自然の摂理にもかなう漁法であり、霞ヶ浦漁業の歴史を語るうえで重要な文化遺産にもなりました。
    しかし、動力が風頼みということや操船技術の難しさなどから、帆引き網漁は、昭和40年代前半に登場した動力船によるトロール漁(機船底引き網漁)に替わり、その姿を消しました。現在では、観光帆びき船として土浦市、かすみがうら市、行方市の3市で運航しており、定期運航のほか各種イベント開催時には、幅16m、高さ9mもの巨大な白い帆を湖面に広げ、訪れる人々の目を楽しませています。

    なお、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」については、(社)全国漁港漁場協会のホームページに掲載されておりますので、興味のある方は是非ご覧いただきたいと思います。
URL  http://www.gyokou.or.jp/100sen/100kekka.htm

================================================================
【4-2未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選から
雄島参りと冠島    京都府/舞鶴市
================================================================

舞鶴市産業振興部水産課      山口    泰司

    舞鶴市の北方約10キロの若狭湾上にその形状から冠島(別名:雄島)、沓島と呼ばれる大小の無人島が寄り添って浮かんでいます。古来から、その近海は若狭湾西部の好漁場として、また海上交通の要所として知られ、特に冠島は海難からの避難島として利用されており、海に生きる人々にとって神の島「雄島さん」の愛称で篤い信仰を集めてきました。
    一方、大正13年(1924年)になって、雄島はオオミズナギドリの繁殖地として国の天然記念物に指定され、通常時は上陸が禁止されるようになりましたが、島内にまつられている老人島神社の例大祭が行われる6月1日の「雄島参り」に限り、許可された人のみ上陸できます。
    「雄島参り」は老人島神社の祭祀権を共有する大浦半島の野原地区、小橋地区及び三浜地区の各漁港から出た漁船が大漁旗をなびかせ、笛と太鼓で祭囃子を奏でながら賑やかに沖合いの雄島に向かい、上陸後、赤い幟を老人島神社の社殿に立て、豊漁と海上安全の祈願祭を古式豊かに行います。
    平成18年2月に、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財百選」に認定されました。
【舞鶴市HP】http://www.city.maizuru.kyoto.jp/

    また、雄島参りの様子は、漁村活性化施設である竜宮浜「ととのいえ」のHPでご覧いただけます。
URL  http://www.jf-net.ne.jp/kttotonoie/

    なお、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」については、(社)全国漁港漁場協会のホームページに掲載されておりますので、興味のある方は是非ご覧いただきたいと思います。
URL  http://www.gyokou.or.jp/100sen/100kekka.htm

================================================================
【5】お知らせ
================================================================

●シンポジウム 「これからの漁村づくりを考える」の開催について

◆日時 :平成24年3月9日(水曜日)15時30分~18時30分(開場15時)
◆場所 :ちよだプラットフォームスクウェア5階会議室(〒101-0054東京都千代田区神田錦町3‐21)
◆プログラム(予定)
講演:「漁村づくりのストーリーと持続を考える」受田浩之氏(高知大学副学長)
報告:「活力ある漁村づくりの状況について」長野章氏(公立はこだて未来大学名誉教授)
パネルディスカッション:「これからの漁村づくりの展望」
司会:長野章氏
パネリスト:平山明氏(歯舞地区マリンビジョン協議会<北海道根室市>)、若林伸一氏(豊浦町ふるさとづくり地域協議会 <北海道虻田郡豊浦町>)、
濱口ちづる氏(島の旅社推進協議会<三重県鳥羽市答志島>)、吉村寿敏氏(糸島漁業協同組合<福岡県糸島市>)、本田直久氏(水産庁防災漁村課)
※プログラム内容が一部変更される可能性がありますことをご了承ください。
◆「ちよだ青空市」に出店
当日11時~15時に、会場1階テラスで開催される「ちよだ青空市」に出店し、漁村づくりの紹介を行いますので、併せてお越しいただければ幸いです。
◆参加申込:参加を希望される方は、3月7日(月)17時までに、下記より、お申し込みください。
http://www.landbrains.co.jp/gyoson/symposium/index.html#sympo

なお、申込は先着順とし、会場定員の関係で期限前に申込を締め切らせていただく場合があります。
◆申込(問合)先:活力ある漁村づくりシンポジウム事務局  大蔵・上原・齋藤
ファックス 03-3264-8672    メール gyoson@landbrains.co.jp

※ランドブレイン(株)は、委託により本シンポジウムの開催に携わっています。(〒102-0093  東京都千代田区平河町1-2-10  第一生命ビル7階  電話:03-3263-3811)

----------------------------------------------------------------
◆  1月24日、25日、2月9日、10日及び16日付け人事異動
----------------------------------------------------------------

1月24日、25日、2月9日、10日及び16日付け漁港漁場整備部関係の人事異動をお知らせします。

☆  1月24日付け部外へ異動・新所属
【計画課】
小林  聖治  →  退職((独)水産総合研究センター研究推進部 研究支援課長へ)

☆  1月25日付け部内へ異動・新所属
【計画課】
山●(山へんに竒)雄一郎  →  課長補佐(企画班担当)

☆  2月9日付け部外へ異動・新所属
【整備課】
間辺  本文  →  職務復帰・休職((社)水産土木建設技術センター審議役へ)
小林  一彦  →  退職((独)水産総合研究センター研究推進部開発コーディネーターへ)

☆  2月10日付け部内へ異動・新所属
【整備課】
澤田  竜美  →  課長補佐(調整班担当)

☆  2月16日付け部外へ異動・新所属
【防災漁村課】
浜崎  宏正  →  外務事務官併任

----------------------------------------------------------------
◆  市町村相談窓口のご案内
----------------------------------------------------------------

地元のお考えや解決したい課題等を水産庁に直接相談していただけるよう「市町村相談窓口」を開設しています。どうぞ、お気軽にご利用下さい!
相談対象者:市町村からの相談を基本とします。
相談内容    :水産業及び漁港漁場に関連した漁村の振興
相談方法    :原則、電子メールで、所属、氏名、連絡先、
相談内容を送付下さい。
E-mailアドレス:www_fid_fa@nm.maff.go.jp
回答            :1週間以内目処でお答えします。
窓口担当   :防災漁村課漁村企画班、環境整備班

----------------------------------------------------------------
◎  バックナンバー
----------------------------------------------------------------

平成17年9月から発行している「漁港漁場漁村のメールマガジン」のバックナンバーを掲載しています。
★漁港漁場整備部ホームページからどうぞ
>>> http://www.jfa.maff.go.jp/j/gyoko_gyozyo/g_merumaga/index.html

----------------------------------------------------------------
▲  編集後記
----------------------------------------------------------------

    東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
    23年度も残すところ一ヶ月あまりとなりました。19年度から始まった漁村地域力向上事業も今年度が最終年度です。今月号でご紹介した様に、これまでの成果を踏まえ、3月7日にシンポジウム「これからの漁村づくりを考える」を開きますので、皆様のご来場をお待ちしています。
    今冬は、寒波の影響で寒く、大雪もみられました。立春を過ぎ、東京では梅の花もほころび、春の訪れも感じられますが、当分寒い日が続きそうです。インフルエンザも患者数は減少しているものの、まだ流行しているとのことであり、どうか皆様方には体調管理に万全を期していただければと思います。
    このメールマガジンに対する、ご感想、ご要望、ご意見等歓迎しますので、どんどんお寄せください。また、皆様の町の話題についても、取り上げていきたいと考えておりますので、お知らせいただければ幸いです。

~~~~~~~ ♪漁港漁場漁村のメールマガジン♪ ~~~~~~~

★発行:水産庁漁港漁場整備部防災漁村課
(〒100-8907東京都千代田区霞が関1丁目2番1号)

このメールマガジンは、水産業・漁村の振興に関わる地方公共団体の
方々に配信しています。
このメールマガジンに関するご意見・ご要望、転載の希望、あるいは
メールマガジンの配信停止やメールアドレスなどの変更は、こちらまで
メールでお願いします。
>>> www_fid_fa@nm.maff.go.jp

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 

お問い合わせ先

水産庁

漁港漁場整備部整備課
ダイヤルイン:03-3502-8493
FAX:03-3502-2668

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

ページトップへ

リンク集


アクセス・地図