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漁港漁場漁村のメールマガジン2013/5/21 VOL.085

▼ 目 次 ▼

【1】漁港漁場整備部長就任のあいさつ

                          水産庁漁港漁場整備部長  宇賀神 義宣

【2】第11回聞き書き甲子園フォーラムの開催について

               公益社団法人全国漁港漁場協会 業務課長  福田 亮

【3】海と魚の状況と今後の動向(2013年1~3月)

            一般社団法人 漁業情報サービスセンター(JAFIC)
                                              流通課長  石井 元

【4】未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選から
       姫島七不思議/大分県姫島村

                            姫島村水産・観光商工課  岸本 誠司

 ◆3月31日、4月1日、4月26日及び5月1日付け人事異動

 ◆市町村相談窓口のご案内


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【1】漁港漁場整備部長就任のあいさつ
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                         水産庁漁港漁場整備部長  宇賀神 義宣

 メールマガジンをご覧の皆様、漁港漁場整備部長に就任しました、宇賀神義宣(うがじん・よしのり)です。どうぞよろしくお願いいたします。
 このメールマガジンは、漁港や漁村に関する新しい話題や担当者の思いなどを、分かりやすく、簡便にお伝えするものです。どうぞご活用下さい。
 さて、現在、漁港漁場整備の重点課題は次の通りです。
  (1)東日本大震災の復旧・復興の加速化
  (2)全国の漁港漁村の防災・減災対策
  (3)老朽化した施設の長寿命化対策
  (4)衛生管理や漁場整備、6次産業化による「攻めの水産業」の展開
  (5)水産業・漁村の多面的機能の発揮
 2月末に大型の補正予算が組まれ、対前年増の25年度予算が5月15日に成立しました。
 したがって今後の課題は、これらの予算を有効に活用し、上記の重点課題をはじめとして、必要な事業を着実に執行することです。
 加えて、将来に備えた検討が必要です。以前は、未来に向けた整備構想が緑色の点線となって計画平面図に示されていましたが、今は赤の現計画のみの場合が多いようです。いつまた整備の機会が訪れるかもしれません。ぜひ、将来構想を検討しておいてほしいと思います。
 漁港整備をはじめ各種施策の円滑な推進のためには、水産庁と都道府県と市町村及びその他の関係者間の連携を密にすることが必要です。
 このメールマガジンはその目的で存在しています。何か水産庁に聞いてみたいことがあれば、遠慮なくお問い合わせ下さい。その他ご意見などもお寄せ下さい。
 どうぞよろしくお願いいたします。

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【2】第11回聞き書き甲子園フォーラムの開催について
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               公益社団法人全国漁港漁場協会 業務課長  福田 亮

 「聞き書き甲子園」とは、日本全国の高校生が森や海・川の名手・名人を訪ね、知恵や技術、人生そのものを聞き書きし、記録する活動です。
  聞き書き甲子園実行委員会は、3月30日(土)午後1時より、東京都両国の江戸東京博物館ホールにおいて、第11回聞き書き甲子園フォーラムを開催しました。
  フォーラムは、定刻に林野庁、文部科学省、環境省の担当官による主催者挨拶で開会し、森・海・川の名人への認定証の授与が行われ、海の名人の代表として、長崎県の海女「片穂野八代子さん」に、全国漁港漁場協会の田中潤兒会長から名人の認定証が授与されました。
  その後、実行委員会委員長より代表高校生への修了証書の授与、作家「浜田久美子氏」による基調講演、聞き書きの優秀作品賞・優秀写真賞の授与、3人の名人(森2名、海1名)と取材した高校生へのインタビュー、今年度から聞き書きを実施しているボゴール農科大学附属コルニタ高校(インドネシア)の活動紹介が行われ、午後4時30分に閉会しました。
 聞き書き甲子園に参加した百名の高校生の作品は、今後印刷物として取りまとめることとなっています。

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【3】海と魚の状況と今後の動向(2013年1~3月)
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                 一般社団法人 漁業情報サービスセンター(JAFIC)
                                                   流通課長  石井 元

 東日本大震災から2年が経過し、被災地では、嵩上げとともに冷凍冷蔵庫の建設も行われていますが、まだまだ流通・加工業者が震災前の水準までマーケットを回復している状況にはありません。
 また安倍政権の誕生とともに円安傾向も加速しており、輸出に足場を置くような業者・業態にとっては有利に働く環境も形成されており、ここで国際競争力に弾みをつけて事態を乗り切ることが期待されます。
 今回は第4四半期(2013年1~3月)の海と漁模様についてまとめてみました。

○全国の海況
 まず海の状況についてです。
 この時期の海水温はまだ季節的には降温傾向を示す海域が多くみられましたが、3月に入ると本邦南方域を始めとして徐々に昇温する海域も増えてきました。また平年に比べてみますと、1月は本邦南岸域の20°N以南の海域ではやや高目、160°E以東でもやや高目、北海道、三陸近海から東沖合と日本海海域ではやや低めの海域が多くみられ、黒潮域では概ね平年並みの海域が多くみられました。2月も基本的には1月同様な傾向が続きました。3月に入ってからは30°N以南の海域では、並みからやや高目の面積が広がり、日本海や北海道・三陸沖合でも基本的には低めの海域が多かったのですが、三陸沖の145°E付近ではかなり高い海域の出現もみられました。
 黒潮は1月から2月にかけて屋久島沖合で大きく蛇行しながら流れ、足摺岬では2月上旬まで接岸、その後は3月一杯離岸傾向を示し、室戸岬沖では総じて離岸傾向を示し、潮岬では、基本的には離岸傾向で流れていました。遠州灘沖では、沖合を大きな蛇行はみられず概ね直進型で流れていました。伊豆諸島南東沖合では、1~2月にかけてが蛇行しながら流れ房総海域を大きく離岸し、3月に入ってからは蛇行がみられなくなり、房総半島に接近しながら流れていました。

○主要魚種の漁模様と水揚げの状況
 続いて主だった魚種についての漁模様と水揚げの状況です。
 初めにマイワシです。
 昭和年代の大豊漁時代から随分時間が経過していますが、2月に入って、犬吠埼沿岸、新潟沖合、山陰沖合、九州北海域と急激に漁模様が良くなり、まだ往時に比べると少ないのですが、それでもかなりまとまった水揚げが各地でみられるようになってきました。したがって3月末までの累計産地水揚量は、4.6万トンで前年の2.4万トンの倍近い水揚げを記録しています。しかも魚価も59円/kgで、前年の55円/kgを上回っており、大きな下落もなく堅調な推移となっており、もともと単価は安いとはいえ生産者サイドにとってみると予想外(?)の結果といえます。今年は年初よりイワシ類の在庫も前年よりかなり少ない状況にあることや、昨年の下半期頃から輸出も東南アジア諸国(タイ等)に向けてかなり多くなっていること、缶詰原料の価格上昇等の要因が重なった結果とみられます。
 続いて、サバ類です。
 第4四半期は、サバにとっては主要な漁獲水域である北部太平洋海域、九州西方海域とも盛漁期を過ぎた時期に当ります。しかし漁獲量的にみると、この時期は第3四半期(10~12月)に続いて多く、盛漁期が過ぎたとはいえ重要な時期といえます。
 今年の特徴をみると、主力の鹿島灘から犬吠埼沿岸(北部太平洋海域)と三重から伊豆周辺、九州西方海域のこの時期主力の3海域とも1~2月が不振であったことで、3月は徐々に挽回しつつありますが、結果的には、3月末累計88,000トンで前年の124,000トンに比べかなり落ち込んでいます。特に銚子や境港、松浦といった主要な水揚港での減少が目立っています。しかし、震災前は八戸や銚子と並んで主要な水揚基地であった石巻では前年を大幅に上回る水揚げとなっており、今後の本格的な復活が期待されます。平均単価は92円で昨年の76円を上回っており、前年に比べ水揚げの減少と在庫も昨年を下回っていることなどもあって堅調な推移が目立っています。
 続いてマアジです。
 マアジは盛漁期には少し早いのですが、この時期の漁の良し悪しは、盛漁期の4~6月に向けて弾みがつくときでもあります。しかし、近年のマアジの資源量は依然中位水準といわれており、必ずしも多いといった状況にはありません。
 それで今年も年明けから、主力の山陰沿岸、九州西方海域とも漁は極めて低調に推移しています。その結果3月までの累計水揚量は、1.6万トンで前年の2.9万トンを大幅に下回っています。しかもこの水揚量は過去5年と比較してみても最も少ない水準となっています。平均単価は190円で水揚げの減少を反映しており前年の142円をかなり上回って推移しています。
 マアジはこれからが年間で最大の山場を迎えることになりますが、この数ヶ月で今年の生産の帰趨がかかっており、関係者はこのまま低調に終わるのか、盛漁期に挽回できるのか、おおいに注目しています。
 最後にカツオです。
 カツオはこの時期は走りの時期でもありますが、いわゆる黒潮に乗ってくるカツオとして季節感が漂い時期物としては貴重なものでもあります。近年黒潮域でのカツオ一本釣りの漁獲は低調とされており、様々な要因が指摘されています。
 しかし、今年は鹿児島、宮崎(水揚港)での漁が極めてよく、過去5年間と比較してもかなり高水準の水揚げが続いています。従来は、この時期は小笠原物が多いのですが、今年は様相を一変した状況となっています。
 3月末までの一本釣りの累計水揚量は、3.6千トンで前年の2.5千トンをかなり上回っています。平均価格は、389円で前年の523円をかなり下回っています。今年の前半戦の漁が好調に推移していることと、サイズも少し大きく量販店サイズには、「後一歩」といったところがやや安い要因といわれています。

 なお、「おさかなひろば」の詳しいことにつきましては、JAFIC高口、細窪、緑川(電話番号:03-5547-6887)まで、お気軽に問い合わせ下さい。

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【4】未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選から
         姫島七不思議/大分県姫島村
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                           姫島村水産・観光商工課  岸本 誠司

~浮洲~
 姫島の北側の沖合に洲があります。干潮の時には周辺が干上がり、陸と繋がっていますが、満潮の時には海の上に浮いているように見えることから「浮洲」と呼ばれています。
 浮洲の一角には祠と鳥居があり、漁業の神様である高部様が祀られ、漁業者の信仰を集めています。この高部様と鳥居は、高潮や大時化の時でも決して海水に浸かる事がないと言い伝えられており、姫島の七不思議の一つに数えられています。
 平成18年2月に「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に認定されました。
~千人堂~
 姫島随一の景勝地である観音崎の断崖の上に建てられた、馬頭観世音を祀った小さなお堂で、大晦日の夜、債鬼(借金取り)に追われた島民千人を匿ったとの伝説から千人堂と呼ばれ、姫島の七不思議の一つに数えられています。
 また、千人堂の建つ断崖一帯は、高さ40m、長さ120mにわたって乳白色の黒曜石の地層が露出しており、全国的にも貴重なもので、平成19年に観音崎一帯が、姫島の黒曜石産地として国の天然記念物に指定されました。
  「浮洲」と同じく、平成18年2月に「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に認定されました。
 【姫島村HP】http://www.himeshima.jp/kanko/tourist/seven/index.html

 「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」については、公益社団法人全国漁港漁場協会のホームページに掲載されていますので、興味のある方は是非ご覧いただきたいと思います。
   http://www.gyokou.or.jp/100sen/index.html

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◆3月31日、4月1日、4月26日及び5月1日付け人事異動
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 3月31日、4月1日、4月26日及び5月1日付け漁港漁場整備部関係の人事異動をお知らせします。

○3月31日付け退職:旧所属
橋本  牧:漁港漁場整備部長
【整備課】
猿渡  強:課長補佐(総括班担当)
【防災漁村課】
本田 直久:課長

○4月1日付け部内へ(で)異動
宇賀神 義宣→漁港漁場整備部長
【計画課】
高吉 晋吾→課長
山● 正宏→課長補佐(管理班担当)  ●(山へんに竒)
清水 桂子→計画官
和田 憲明→漁港防災・衛生管理専門官
加藤 英樹→総括班企画法令係長
大黒 俊一→計画班企画係長
安田 大樹→事業班広域整備係長
伊藤 朋之→事業班地域整備係長
金永 忠之→計画班計画係
【整備課】
中泉 昌光→課長
石山 靖幸→課長補佐(総括班担当)
坪田 幸雄→課長補佐(企画班担当)
西● 孝之→課長補佐(設計班担当)  ●(山へんに竒)
片石 圭介→漁港漁場専門官
朝倉 邦友→漁港漁場専門官
石澤 健志→設計班漁港基準係長
渡邊 則仁→施工積算班施工基準係長
塚本 邦芳→調整班事業調整係長
高橋 啓太→施工積算班積算基準係
植田 靖人→民間団体補助金G
【防災漁村課】
木島 利通→課長
佐々木 亨→課長補佐(総括班担当)
舘野 昌義→課長補佐(漁村企画班担当)
平松 大介→課長補佐(構造改善施設班担当)
若山 真樹→防災計画官
加藤 英雄→都市漁村交流専門官
松永 二郎→災害査定官
高橋 正治→災害査定官
酒井 仁 →総括班調整係長
正岡 克洋→漁村企画班企画係長

○3月31日及び4月1日付け部外へ・転出先
【計画課】
宮内 信幸→増殖推進部漁場資源課課長補佐(海洋開発)
澤田 龍治→資源管理部漁業調整課内水面漁場管理官
鳩野 弘毅→在ペルー日本国大使館二等書記官
大和田吉雄→漁政部水産経営課指導第2班経営第3係長
馬場 俊介→瀬戸内海漁業調整事務所調整課調整係長
戸倉  晶→宮城県仙台漁港事務所
今田 亨 →大臣官房国際部国際経済課
【整備課】
渡邉 浩二→九州漁業調整事務所資源課長
大前 豊 →国土交通省北海道開発局小樽開発建設部小樽港湾事務所副所長
梅津 健夫→北海道総合政策部交通政策局物流港湾室主査
木村 久徳→漁政部漁業保険管理官付企画班保険企画係長
石橋 友彦→漁政部企画課効率化推進班効率化企画係
【防災漁村課】
光冨喜一郎→九州漁業調整事務所次長
清水 昭彦→漁政部漁政課課長補佐(主計班担当)
村上 邦宏→独立行政法人宇宙航空研究開発機構宇宙輸送ミッション本部事業推進部参事
内海 邦夫→増殖推進部栽培養殖課課長補佐(栽培漁業企画班担当)
立澤 和実→林野庁森林整備部整備課低コスト森林施業指導官
松田 定勝→高知県土木部港湾・海岸課チーフ(計画担当)
赤井 健一→漁政部水産経営課総括班税制係長
久田 貴司→岩手県農林水産部漁港漁村課計画・調整グループ
中村 元太→長崎県五島振興局農林水産部水産課係長
中村 友紀→仙台漁業調整事務所漁業監督課

○4月1日付け新規採用
【防災漁村課】
廣中 渉太→海岸班海岸実施係

○4月26日付け部内へ異動
【計画課】
中西 豪 →計画官

○5月1日付け部内へ異動
【計画課】
中村 隆 →課長補佐(計画班担当)
佐倉 麻美→企画班地域計画係長

○5月1日付け部外へ・転出先
【計画課】
内田 智 →国土交通省国土政策局離島振興課課長補佐

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◆ 市町村相談窓口のご案内
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  地元のお考えや解決したい課題等を水産庁に直接相談していただけるよう「市町村相談窓口」を開設しています。どうぞ、お気軽にご利用下さい!
   相談対象者:市町村からの相談を基本とします。
   相談内容 :水産業及び漁港漁場に関連した漁村の振興
   相談方法 :原則、電子メールで、所属、氏名、連絡先、相談内容を送付下さい。
               E-mailアドレス:www_fid_fa@nm.maff.go.jp
   回答   :1週間以内目処でお答えします。
   窓口担当 :防災漁村課漁村企画班、環境整備班

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◎ バックナンバー
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 平成17年9月から発行している「漁港漁場漁村のメールマガジン」のバックナンバーを掲載しています。
★漁港漁場整備部ホームページからどうぞ
 >>> http://www.jfa.maff.go.jp/j/gyoko_gyozyo/g_merumaga/index.html

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▲ 編集後記
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 東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
 4月の人事異動では、漁港漁場整備部でも部長をはじめ多くの方が異動しました。当メールマガジンの編集担当も異動・交代となりました。
 今回のメールマガジンは、配信先の更新作業等の関係もあり発行が遅れましたが、このメールマガジンを通じて皆様とのコミュニケーションを深められるよう努めていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
 このメールマガジンに対する、ご感想、ご要望、ご意見等歓迎しますので、どんどんお寄せください。
 また、皆様の町の話題についても、取り上げていきたいと考えておりますので、お知らせいただければ幸いです。

~~~~~~~~ ♪ 漁港漁場漁村のメールマガジン ♪ ~~~~~~~

★発行:水産庁漁港漁場整備部防災漁村課
      (〒100-8907 東京都千代田区霞が関1丁目2番1号)
  このメールマガジンは、水産業・漁村の振興に関わる地方公共団体の方々
に配信しています。
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ルマガジンの配信停止やメールアドレスなどの変更は、こちらまでメールで
お願いします。
 >>> www_fid_fa@nm.maff.go.jp

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お問い合わせ先

水産庁

漁港漁場整備部整備課
ダイヤルイン:03-3502-8493
FAX:03-3502-2668

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