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漁港漁場漁村のメールマガジン 2013/8/20 VOL.088

▼目次▼

【1】6次産業化への取組事例の紹介(その2)
         独立行政法人水産総合研究センター研究推進部 桟敷 孝浩

【2】衛生品質管理に取り組む市場・漁港の効果(その1)
          一般社団法人海洋水産システム協会研究開発部 岡野 利之

【3】魚と海の状況と今後の動向(2013年4~6月)
     一般社団法人漁業情報サービスセンター(JAFIC)流通課 石井 元

【4】未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選から ~久礼大正町市場~
              高知県中土佐町水産商工課 課長 竹邑 安生

 ◆ 市町村相談窓口のご案内


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【1】6次産業化への取組事例の紹介(その2)
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        独立行政法人水産総合研究センター研究推進部 桟敷 孝浩
       (前水産総合研究センター中央水産研究所経営経済研究センター)

 前号では、水産業における6次産業化への取組事例として、地産地消を推進している横浜市漁業協同組合柴支所の水産物直売所(小柴名産直売所)および漁家レストラン(小柴のどんぶりや)を紹介しました。今号は、私が平成21年度に水産総合研究センター交付金プロジェクトで実施した、小柴名産直売所でのアンケート調査の結果を中心に紹介させて頂きます。
 近年、地産地消に資する活動として、生産者や漁協が地場水産物を直売所や朝市などで販売する動きが活発になりつつあります。地産地消の推進は、食の安全・安心に対する消費者ニーズに応え、さらに食育の推進や魚食文化を守り伝えていく上でも重要です。しかし、生産者や漁協は、消費者が地場水産物に対してどう評価しているのかについての情報を、必ずしも十分に把握できていない面があるようです。そのため、直売所を開設したものの、インセンティブが失われて長続きせず、閉鎖してしまう事例も存在します。
 そこで、横浜市漁業協同組合柴支所にも相談の上、消費者ニーズ把握の一環として、どのような来店者が小柴名産直売所の地場水産物をよく購入するのかを、アンケート調査から明らかにしました。アンケート調査は、小柴名産直売所への来店者を対象に、夏場である平成21年7月12日、8月2日、8月9日のそれぞれ12時30分から16時くらいまで実施しました。アンケートの質問項目は19問で、回答には4、5分程度かかる内容でした。アンケート回収数は307、そのうち回答の不備を除く、有効回答数は226(73.6%)でした。


 調査の結果、直売所の地場水産物をよく購入する来店者の特徴は、次の通りです。
  (1) 消費者意識に関する項目では、普段の鮮魚購入時に「価格を重視せず」、
   「新鮮さを重視する」、「より詳細な産地名に関心がある」、「地場水産
   物に対して美味しそうなイメージを持つ」回答者でした。
  (2) 消費者行動に関する項目では、「普段から地場水産物をよく購入してい
   る」、いわゆる地場水産物に対するリピーターでした。
  (3) 消費者属性に関する項目では、「より高齢の世代」、「男性」でした。


 以上の調査結果を活用し、地場水産物の消費拡大・定着を図るために、例えば、普段から地場水産物をよく購入するリピーター、より高齢の世代、男性(上記、(2)と(3))といった消費者層を強く意識したプロモーションが有効と考えられます。また、地産地消の具体的なメリットとして、地元で獲れ、新鮮である点(上記、(1))を強く意識したプロモーションが有効と考えられます。漁協など売り手側にとって、来店者のニーズを把握・活用していくことが、地場水産物の消費拡大・定着、そして、地産地消の推進につながるものと考えます。今後、水産物直売所をはじめ、漁家レストラン、漁家民宿、体験・観光漁業など水産業の6次産業化に向けた取り組みの有効性、重要性の科学的な検証を行うことが水産経済学分野における喫緊の課題と考えます。

(引用文献)桟敷孝浩・玉置泰司・清水幾太郎(2010):地場水産物に対する消費者評価分析-横浜市内の直売所を事例として-. 北日本漁業 第38号: PP. 69-78.

 なお、この引用文献をご覧になりたい方は、独立行政法人水産総合研究センター研究推進部桟敷孝浩(sajiki@fra.affrc.go.jp)までメールいただければ、PDFファイルにて送らせていただきますので、ご連絡ください。


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【2】衛生品質管理に取り組む市場・漁港の効果(その1)
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                   一般社団法人海洋水産システム協会研究開発部
                                岡野 利之〔技術士:水産〕

 近年、衛生品質管理に対応した市場・漁港が増えつつありますが、一方で衛生品質管理に未対応の市場・漁港も多く見受けられます。衛生品質管理の未対応については、1)資金的な問題、2)人的な問題、3)現状で問題ないと捉えている、4)効果が見えない、等の理由が考えられます。本稿では、4)効果が見えない、に対して参考となる情報を提供するため、優良衛生品質管理市場・漁港に行なったヒアリング調査について一部紹介をさせて頂きます。
 優良衛生品質管理市場・漁港とは、魚介類の安全・安心の確保を図るために、(一社)大日本水産会が認定機関となり、衛生品質管理に優れた産地市場・漁港を認定し、公表している制度です。認定基準は、ソフト面及びハード面の取組みを基本項目と推奨項目について、一般的衛生管理に重点をおいて具体的に示しています。産地市場の衛生品質管理レベルを客観的に判断し、関係者等による取組み意識の共有と目指すレベルの明確化を行い、衛生品質管理に対する信頼性の向上を得る上で、この認定基準は、大きな役割を果たしていると言えます。
 

 平成25年8月現在で、次の8件が優良衛生品質管理市場・漁港の認定を受けています。
  ●笠沙町漁業協同組合水産物小規模卸売市場
  ●種市南漁業協同組合地方卸売市場洋野町営八木魚市場
  ●宮古漁業協同組合地方卸売市場宮古魚市場
  ●鳥羽磯部漁業協同組合答志集約地方卸売市場
  ●北さつま漁業協同組合地方卸売市場
  ●太地町漁業協同組合地方卸売市場
  ●地方卸売市場すくも湾中央市場
  ●魚津漁業協同組合地方卸売市場

 近年、産地市場の衛生品質管理に対する取組みが高まりつつある中で、優良衛生品質管理市場・漁港の認定を目標に改革を始めている市場が増えています。
 一般に、衛生品質管理に取り組むことで、設備投資やランニングコストの増加、労力の増大等のマイナス要素が起こり得る場合の意見も聞かれ、対策を図るべき課題であると認識されていますが、本稿では、ソフト面に焦点を当てたプラス要素の効果について、優良衛生品質管理市場・漁港のうち、認定取得からある程度年月が経過した6つの産地市場を対象に実施したヒアリング調査で現地にてお聞きした内容をご紹介させて頂きます。衛生品質管理に取り組もうとする市場・漁港にとって幾らかでも参考になれば幸いです。 
 衛生品質管理に取り組む産地市場については、次のホームページのアドレスhttp://www.ichiba-qc.jp/2-0.html で詳しく紹介していますので、よろしければ、ご覧ください。

1.認定取得による市場関係者の意識の変化について
〔意識の向上〕
 ○ 施設内の喫煙や飲食はなくなり、帽子も着用するようになった。
 ○ 漁業者、仲買、市場職員の衛生管理に対する意識が向上した。 
〔取扱いの変化〕
 ○ 魚の直置きがなくなった。
 ○ 施氷を多くするようになった。
 ○ 清掃記録をつけるようになったので、清掃を欠かさなくなった。
 ○ 市場の衛生対応の取組みにより、漁業者も沖で同様の取組みをするようになった。
 ○ 市場関係者の衛生管理に対する認知が浸透し、衛生管理に気を配るように
  なった。
〔客観的評価〕
 ○ 誰かの鮮魚の評判が落ちると、その他の商品にも影響が出る。そこで、自ら消費者の気持ちになり、消費者が望んでいることを考え対応している。
 ○ 品質管理面が驚くほど変わり、漁業者に評価された。
 ○ 衛生管理の対応をしていない他市場に比べ、当市場の魚は安心であるという声を聞く。
 ○ 鮮度が良いということで、他地域からも買付けが来るようになった。
 ○ 地域で初めての認定ということもあり、注目されていると実感している。
 ○ 県外の修学旅行生(小・中学校)の間で評判が良く、参加校が増えている。

2.認定取得による経済効果について
〔客観的評価〕
 ○ 衛生的な取扱いに価値を見出す買い手が増えている。
 ○ 出荷先の担当者や消費者から、「きれいな市場から出荷された魚」という声を聞くようになり、客観的評価が得られていることを実感している。
 ○ 視察に来るお客様の評価は高い。
 ○ 物流は仲買経由のため、仲買間や仲買から関係者間で衛生品質管理の評判が拡がった。
 ○ 仲買業者の理解と信頼の向上により、仲買業者が商談で「認定市場の魚」をアピールしている。
〔取引の変化〕
 ○ 取引先と将来に向けた取引拡大の下地が築けるようになった。
 ○ 魚価はあまり上がらないが、需要(取扱量)は増えている。
 ○ 個々の仲買業者に取引増加の兆しが見られる。
〔価格の変化〕
 ○ 世間一般的に水産物の価格が低迷する中で、衛生面への配慮が価格の下落に歯止めをかけていると思われる。
 ○ 販売価格の効果についてはわからないが、他市場に比べて評価は高い。
 ○ ある時期の魚種では、消費地市場より当市場の浜値が高いこともある。
 ○ 認定取得(4年経過)の効果として、全体的に浜値が5%以上の高値をつけていると考えられる。

3.認定取得による漁業者、仲買業者、行政関係者の評価
〔漁業者の評価〕
 ○ 鮮度のいい魚を持ってくるという意識の変化があった。
 ○ 漁業者は、鮮度管理に協力的になっているが、認定制度の事は、あまり理解していない漁業者もいる。
 ○ 漁業者が最も早く衛生品質管理に気をつけて行動を起こしていた。
 ○ 当市場に悪い魚を持ってくることは恥ずかしいという思いがある。
 ○ 自らの商品にプライドを持てるようになった。
 ○ 仲買人からは品薄の時に、「県内で一番高い市場」と言われることがある。
 ○ 高級店からの需要がある。
 ○ 魚価への反映は期待するほどではなかったが、総合的には評価をしている。
〔仲買業者の評価〕
 ○ 当初、喫煙禁止や帽子着用が面倒という声もあったが、販売先に衛生管理をアピールできることは、プラスと捉えるようになった。
 ○ 高評価の反映として、当市場産の偽ブランドが出たこともある。
 ○ 鮮度管理により着荷状態が良いという評価が買付業者からある。
 ○ 取引先から認定取得前より魚の品質が良くなったという評価をいただいている。
 ○ 仲買人からの品質保持に対する指摘が強く、漁船も市場も冷却、品質保持に努力している。
 ○ 安心して品物を出荷できるようになった。
〔行政関係者の評価〕
 ○ 地元地域の当市場に対する評価が上がった。
 ○ 他地域から視察が来るようになった。市役所からも資料を発送している。
 ○ 衛生に対して町長の意識が早くから高かった。
 ○ 町として、認定の更新に積極的である。
 ○ 認定基準をしっかり守ることで当市場の魚のブランド価値を高める。
 ○ 流通や市場施設に関心を持つようになった。
 ○ 観光に対する良い効果を期待している。

 以上のように衛生品質管理に取組む産地市場関係者の意見を色々な角度から頂きました。衛生品質管理によって儲かっているかは、単純に判断できませんが、市場全体を捉え、トータルで見たらプラスの効果があるという印象を受けました。
 一方で、衛生品質管理の取組みについてアピールをしている度合いについては、市場毎に様々であると感じました。
 次回は、産地市場の取引先である消費地市場が、産地市場の衛生品質管理に対してどのような評価をしており、その取組みをアピールすることで何か効果があるのかを調査した結果についてご報告させて頂きたいと思います。


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【3】魚と海の状況と今後の動向(2013年4~6月)
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       一般社団法人漁業情報サービスセンター(JAFIC)流通課 石井 元

 今年の夏は、日本列島のあちらこちらで例年以上に豪雨が目立っており、その被害規模もかなり大きくなっています。こうした大雨は沿岸域では水の濁りを招いたり、また集中的に河川水が流入するために一時的に低塩分の海域が拡大したりなど、漁業にも様々な影響を与えます。陸上の被害等は報道されることも多いのですが、漁業関係者としては、やはり沿岸漁業への影響が気になるところです。
 今回は第1四半期(4~6月)の海と漁模様についてまとめてみました。


○全国の海況
 まず海の状況についてです。
 この時期の海水温は日本の沿岸、沖合海域とも季節的に昇温傾向を示しますが、今年も全域で昇温が続きました。また平年に比べると、4月は日本海側と北海道沖合で平年より低めの海域が多かったのですが、5月に入ると三陸の沖合を除くとほぼ全域でやや低めから平年並みで推移しました。しかし6月に入ってからは、昇温が進んだ結果、伊豆列島の南沖合が並みからやや低めであったのを除くと、ほぼ
全域でやや高めとなりました。
 黒潮は4月から6月にかけて沖縄の北西170~180km付近を流れ、九州の東から足摺岬、室戸岬、潮岬では、離接岸を繰り返しながら流れていました。遠州灘沖では、4月は、直進型で流れていましたが、5月以降は蛇行がみられました。伊豆諸島付近では、5月上旬まで三宅島付近を流れていましたが、中旬以降は蛇行とともに八丈島の南を通るようになり、房総沖合を北東方向に流れていました。

○主要魚種の漁模様と水揚げの状況
 続いて主だった魚種についての漁模様と水揚げ状況です。
 まず初めに盛漁期を迎えたマアジです。
 近年マアジの資源状態は、中位のまま推移しているといわれ、このところ漁獲量も概ね横ばい傾向で推移しています。中でも九州西方海域と日本海西部での漁獲(主にまき網による)が7割前後を占めていますが、今年の4~6月の水揚量が約3万トンで前年(2.9万トン)をやや上回っています。今年の1~3月の水揚量が1.6万トンと前年同期(2.9万トン)を大きく下回っているのに比べると、盛漁期に入ってから漁が上向いたことを表しています。また7月以降も前年同期を上回る水揚げをみており、下半期の秋漁(春の盛漁期とは別に秋期に一山みられることが多い)を関係者は期待しています。
 魚価も4~6月期で本年は222円/kgで前年同期の203円/kgをやや上回っています。本年は4月の水揚量が極端に少なかったことで、魚価も急上昇したことを反映したものといえますが、漁業経営にとっては燃油代の高騰もあり、多少の魚価上昇くらいでは、燃油代をカバーできるものではありません。したがって、今後の秋漁の状況は、水揚量はともかく、魚価の推移も大いに注目されます。
 

 続いてスルメイカです。
 4~6月期はスルメイカにとって端境期から新漁に向かう季節に当たります。
 特に日本海では、4月はまだ山陰から九州北が主漁場で漁獲も少なかったのですが、5月に入って能登半島沖合に漁場形成がみられてから急激に好調になり、5月単月の全国の水揚量は、過去5年に比較しても最も多く好調さを裏付けました。しかし、6月に入ってからは、日本海の水揚げは、それなりに順調にみられましたが、漁期となった太平洋側での不振、特に宮城県沖を漁場とする底引きのスルメイカがほとんど皆無状況であったことや釣りも低調で、5月とは逆に過去5年間では最も少ない水揚げとなりました。7月に入っても三陸の釣り漁も大漁の声も聞かれず、水揚げはやや停滞しています。
 こうした水揚量変動が大きいため魚価(平均価格)の振れも大きく、本来ならば5月から6月にかけては下落することが多いのですが、逆に上昇しており、7月もこの傾向は続いています。4~6月の魚価は、292円/kgで前年同期の291円/kgとほぼ同水準ですが、6月以降の水揚げ不振で7月に入っても魚価は下げる気配がなく堅調な推移が続いています。
 

 最後にカツオです。
 この上半期は上りカツオの最盛期に当たり、ある意味メディアももっとも取り上げることの多い魚に当たります。
 黒潮本流に乗ってくる群れと、小笠原諸島から伊豆列島付近を通って北上してくる群れ等が漁獲対象になります。ただ近年はこの時期に釣り、まき網漁船とも、ビンナガの漁の出次第によっては、漁獲の対象がカツオからビンナガに切り替わることなどもあります。本年は、当初から黒潮本流沿いのカツオの漁が好調で、この時期(4~6月)になっても好調さを持続しており、釣りの水揚量(4~6月)は、17,470トンで前年(8,320トン)を大幅に上回り、過去5年に比べても最も多い水揚げになっています。また、まき網の水揚量(4~6月)も、8,060トンで前年(5,820トン)を上回っています。こうした好調な水揚げを反映し、産地価格は、釣り326円/kgで前年(484円/kg)を下回り、まき網も279円/kgで前年(336円/kg)を下回っています。今後秋口に入るとまき網から釣り主体に変わり、いわゆる下りカツオの季節になり、春のカツオとは装いを変え、脂の乗ったカツオの季節になります。大いに消費が期待されます。


 なお、詳細につきましては、『おさかなひろば』http://www.market.jafic.or.jp/)を参照してください。

 また、ご不明な点等ありましたらJAFIC流通課の高口、細窪、緑川までご連絡を!! 電話番号03-5547-6887 


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【4】未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選から ~久礼大正町市場~
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                   高知県中土佐町水産商工課 課長 竹邑 安生

         ~漁師町で初の重要文化的景観に選定~
       ―高知県中土佐町久礼「大正町市場」等の景観―

 平成23年2月7日、文化庁は「久礼大正町市場」を含む久礼(くれ)の町を、「久礼の港と漁師町の景観」として国の重要文化的景観に選定しました。漁師町としては全国初の選定でした。
 中土佐町久礼の町は、四万十川周辺の木材や炭等を久礼の港より京阪神方面へ積み出していた物流の町でした。その歴史は700年以上前にさかのぼります。現在も当時の桟橋跡や炭小屋として使用していた倉庫が残っています。
 また、400年以上前からのカツオ漁は今も続いており町の基幹産業となっています。古くからの流通往来の中で人々の食を提供してきたのが「久礼大正町市場」です。
 久礼大正町市場の始まりは、明治時代の中頃からで、漁師の女将さん達が、旦那や息子の捕ってきた小魚を売り出したのが始まりとされています。その後、大正4年に市場周辺一帯の230戸が焼失する大火事に見舞われた際に、大正天皇より当時のお金で350円が復興費として届けられ、これに深く感激した町民がそれまでの旧地蔵町通りを改め、大正町市場として命名しました。以来約100年、そのままのスタイルで町民の台所としてにぎわっています。近年は町外、県外からの観光客も多くなっています。
 近年の施設の変遷については、市場のアーケードが昭和46年に設置されましたが、老朽化が進んだため、平成15年に改装(平成15年12月4日リニューアルオープン)を行っています。
 新アーケードは、木造で昭和30年代のイメージで改装し、天井が高くなり自然光の光がやさしくアーケード内を照らしています。新装とはなりましたが、いまなお歴史的な背景を大切に、漁村の貴重な文化財産として確実に後世に継承しています。
(関連ホームページ) http://www.town.nakatosa.lg.jp/

 なお、平成18年発行の「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」では、車による交通アクセスが『高知自動車道須崎東ICから約20分』となっていますが、平成23年3月の高知自動車道延伸により、『高知自動車道中土佐ICから約5分』とアクセスがよくなっています。興味のある方は、是非一度、お越し下さい。

 この「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」については、公益社団法人全国漁港漁場協会のホームページに掲載されていますので、興味のある方は是非ご覧いただきたいと思います。
   http://www.gyokou.or.jp/100sen/index.html


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◆ 市町村相談窓口のご案内
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  地元のお考えや解決したい課題等を水産庁に直接相談していただけるよう「市町村相談窓口」を開設しています。どうぞ、お気軽にご利用下さい。
   相談対象者:市町村からの相談を基本とします。
   相談内容 :水産業及び漁港漁場に関連した漁村の振興
   相談方法 :原則、電子メールで、所属、氏名、連絡先、相談内容を送付下さい。
               E-mailアドレス:www_fid_fa@nm.maff.go.jp
   回答   :1週間以内目処でお答えします。
   窓口担当 :防災漁村課漁村企画班、環境整備班


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◎ バックナンバー
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 平成17年9月から発行している「漁港漁場漁村のメールマガジン」のバックナンバーを掲載しています。
★漁港漁場整備部ホームページからどうぞ
 >>> http://www.jfa.maff.go.jp/j/gyoko_gyozyo/g_merumaga/index.html


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▲ 編集後記
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 東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
 「これまでに経験のないような大雨」というフレーズをよく聞くようになりました。活発な梅雨前線の活動等により、1時間降水量が観測史上1位を更新するなど局地的に猛烈な雨が各地で観測されました。6月から8月にかけての豪雨や暴風雨による災害について、激甚災害に指定されたところですが、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
 また、北陸・東北地方で、平年より6~10日遅く8月上旬に梅雨明けとなり、全国的に梅雨明けしましたが、今度は各地で猛暑となっており、最高気温でも観測史上1位を更新したと聞きます。節電の中、熱中症の予防等に留意され、暑い夏を無事乗り越えられることをお祈りいたします。
 このメールマガジンに対する、ご感想、ご要望、ご意見等歓迎しますので、どんどんお寄せください。
 また、皆様の町の話題についても、取り上げていきたいと考えておりますので、お知らせいただければ幸いです。


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漁港漁場整備部整備課
ダイヤルイン:03-3502-8493
FAX:03-3502-2668

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