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ホーム > 報道発表資料 > 平成25年度南極海鯨類捕獲調査の調査航海の終了について


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プレスリリース

平成26年4月8日

水産庁

平成25年度南極海鯨類捕獲調査の調査航海の終了について

「第二期南極海鯨類捕獲調査計画」に基づき実施していた、平成25年度の南極海鯨類捕獲調査の調査航海が、平成26年4月5日(土曜日)に終了しました。

1.調査の目的

南極海鯨類捕獲調査は、鯨類資源を持続的に利用していくために必要な科学的知見を得るため、「第二期南極海鯨類捕獲調査計画」に基づき、実施しているものです。本調査は、一般財団法人 日本鯨類研究所が農林水産大臣の許可を受けて実施しているものです。

具体的には、(ア)鯨類を中心とした南極海生態系のモニタリング、(イ)鯨種間競合モデルの構築、(ウ)鯨類の系群構造の時空間的変動の解明、(エ)クロミンククジラ資源の管理方式の改善を目的としています。

2.調査の概要

(1)調査対象海域:南緯60度以南の南極海(東経35度以東、西経145度以西)

(2)航海期間:平成25年12月7日(土曜日)から平成26年4月5日(土曜日)まで

(3)調査期間:平成26年1月3日(金曜日)から平成26年3月13日(木曜日)まで

(4)調査実施機関:一般財団法人 日本鯨類研究所

(5)調査船

・日新丸(8,145トン 小川 知之 船長以下106名)

・勇新丸(720トン 佐々木 安昭 船長以下20名)

・第二勇新丸(747トン 阿部 敦男 船長以下20名)

・第三勇新丸(742トン 大越 親正 船長以下19名)

(6)入港日

・日新丸、勇新丸、第二勇新丸は、平成26年4月5日(土曜日)に、下関港に入港

・第三勇新丸は、平成26年4月5日(土曜日)に、塩釜港に入港

(7)標本採集数

クロミンククジラ 251頭(昨年は、クロミンククジラ103頭)

3.調査結果の概要

調査結果の概要は、次のとおりです。

(1)採集したクロミンククジラ251頭のうち雄は125頭、雌は125頭、性別不明1頭でした。採集した個体のうち、雄は60.0%、雌は46.8%の割合で性成熟しており、成熟した雌の91.4%が妊娠していました。雌の高い妊娠率は例年と同様であり、南極海におけるクロミンククジラの繁殖状況が健全であることを示唆しています。

(2)また、目視調査からは、ザトウクジラは近年増加傾向にあり、本調査の海域では、ザトウクジラの資源量が急速に回復してきていることを示唆しています。

(3)このほか、シロナガスクジラ、ザトウクジラやミナミセミクジラからの自然標識撮影(注1)や、ザトウクジラからのバイオプシー標本採取(注2)など、非致死的調査を実施しました。

(4)今次調査で得られたデータ及び採集標本は、今後、様々な分野の研究者により分析及び解析が行われ、鯨類資源に関する研究の進展に寄与することが期待されます。研究成果については、国際捕鯨委員会や各分野の学会などで公表される予定です。

 (注1)外見上の特徴(色、ひれの形状、傷跡等)により鯨の個体識別ができるようにするため、発見された鯨を撮影するもの。

(注2)DNA等を解析するため、鯨の表皮の一部を採取するもの。

4.その他

(1)平成25年度の南極海鯨類捕獲調査については、反捕鯨団体シー・シェパードの妨害行為に対し、水産庁監視船の派遣や海上保安官の乗船など安全対策を講じた上で実施しました。

(2)今次調査においても、シー・シェパードは、水産庁監視船と調査船に対し、体当たりなど、安全や乗組員の生命を脅かす、許しがたい妨害行為を繰り返しました。

(3)調査結果に関する詳細な情報は、一般財団法人 日本鯨類研究所のホームページで公開しています。 

 http://www.icrwhale.org/

(4)一般財団法人 日本鯨類研究所では、第一期及び第二期南極海鯨類捕獲調査において得られた海洋物理環境についてのデータを公開しております。

  http://www.icrwhale.org/oceanographicdataJp.html


 

 

お問い合わせ先

資源管理部国際課
担当者:捕鯨班 佐々木、坂本
代表:03-3502-8111(内線6762)
ダイヤルイン:03-3502-2443
FAX:03-3504-2649

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