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平成22年1月29日
水産庁
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水産庁による平成21年の外国漁船拿捕件数は17件(前年20件)となりました。また、排他的経済水域(EEZ)等で発見された外国漁船によるものと見られる密漁漁具の押収件数は36件(前年35件)となりました。 水産庁では、引き続き、違法操業多発海域及び時期における重点的な取締りの実施及び海上保安庁との協力等を通じて、我が国の漁業秩序を脅かす外国漁船の違法操業防止に努めていくこととしております。 |
(1) 水産庁による平成21年の外国漁船の年間拿捕件数は17件(平成20年:20件、国別内訳については下表参照)で平成20年より3件減少しました。
(2) 違反内容別にみると、操業日誌不実記載(7件)が最も多く、続いて操業日誌不記載(2件)、無許可操業(2件)、立入検査拒否(2件:重複含む)、漁具敷設違反(1件)、許可証不備付(1件)、漁具規制違反(1件)、操業水域違反(1件)、船艙図面不保持(1件)となっており、悪質・巧妙な違反が依然として後を絶たない状況にあります。
(3) また、我が国EEZでの違反操業が現認されたものの自国領海等に逃走したために拿捕に至らなかった事件が3件(いずれも韓国漁船)認められ、外交ルートを通じ当該漁船の船籍国政府に対して調査及び処分を要請いたしました。
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年 |
合計 |
韓国 |
中国 |
ロシア |
台湾 |
その他 |
|
平成21年 |
17 |
12 |
3 |
0 |
2 |
0 |
|
平成20年 |
20 |
18 |
2 |
0 |
0 |
0 |
|
平成19年 |
13 |
11 |
1 |
0 |
1 |
0 |
|
平成18年 |
10 |
8 |
1 |
0 |
1 |
0 |
|
平成17年 |
16 |
9 |
2 |
0 |
5 |
0 |
|
平成16年 |
29 |
14 |
5 |
2 |
7 |
1 |
|
平成15年 |
35 |
23 |
12 |
0 |
0 |
0 |
|
平成14年 |
38 |
25 |
12 |
1 |
0 |
0 |
|
平成13年 |
21 |
17 |
3 |
0 |
1 |
0 |
(1)我が国EEZ等に違法に設置された外国漁船によるものと見られる密漁漁具押収事件は36件(平成20年35件、押収数量等については下表参照)でした。
(2)山陰沖(日本海の暫定水域周辺海域)における韓国漁船の重点取締の実施など違反の多発する海域へ漁業取締船を重点的に配備しているものの、当該海域ではズワイガニ狙いの韓国刺し網漁船等による密漁が後を絶たない状況にあり、漁業取締船の摘発を逃れるため、漁具にブイを付けずに海底に設置したり、レーダーマストを高くして漁業取締船の接近をいち早く察知するなど、巧妙かつ悪質な事例が見られます。
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年 |
件数 |
刺し網(km) |
はえ縄(km) |
かご漁具(個) |
漁獲物(トン) |
|
平成21年 |
36 |
44 |
15 |
8,899 |
23.4 |
|
平成20年 |
35 |
57 |
66 |
6,909 |
16.7 |
|
平成19年 |
40 |
81 |
80 |
29,751 |
25.5 |
|
平成18年 |
35 |
50 |
54 |
7,569 |
13.4 |
|
平成17年 |
44 |
88 |
105 |
9,124 |
35.2 |
|
平成16年 |
57 |
137 |
166 |
26,960 |
70.0 |
|
平成15年 |
67 |
272 |
367 |
17,675 |
155.5 |
|
平成14年 |
49 |
235 |
196 |
4,025 |
10.3 |
|
平成13年 |
36 |
131 |
141 |
388 |
22.2 |
(1)水産庁としては、我が国周辺海域の水産資源の適切な資源管理を脅かす外国漁船の違法操業を根絶するため、外国漁船による違法操業の発生状況等を勘案し、特定の海域・時期に重点的に取締船等を配置し対処するなど効率的かつ効果的な取締りの実施を図っています。
(2)また、官船「白嶺丸(はくれいまる)」の定係港の変更(昨年4月に東京港から境港に変更)や漁業取締船における取締設備充実等を図るとともに、海上保安庁との連携を更に強化していくなど外国漁船の取締体制のより一層の強化を図ることとしています。
(3)さらに、韓国漁船のものと見られる漁具の押収件数が多いところ、韓国政府に対して、違法操業の多発海域周辺への韓国漁業指導船の配置を含め韓国漁船の違法操業を防止するための実効ある措置の実施を求めていくこととしています。
<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)
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資源管理部管理課
担当者:指導監督室 福田、宮澤
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