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ホーム > 報道発表資料 > 我が国漁船の拿捕事案の国際海洋裁判所への提訴


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プレスリリース

平成19年8月28日

水産庁

1.8月6日、国際海洋法裁判所(ITLOS)は、ロシアのカムチャツカ沖で拿捕された
     我が国の漁船「第88豊進(ほうしん)丸」の早期釈放を求めた。裁判の判決におい
     て、1,000万ルーブル(約4,600万円)の支払いを条件に「第88豊進(ほうしん)
     丸」の船体の釈放、船長及び乗組員の無条件での帰国を認めることを命じた。

 
   2.8月15日までに、「第88豊進(ほうしん)丸」の船主が、保証金1,000万ルーブル
     (約4,600万円)をロシア側の指定した銀行口座に送金する手続を完了し、翌16日、
     ロシア側がこれを受領した。

 
   3.このことを受け、ロシア政府は上記のITLOSの判決に従い、「第88豊進(ほう
     しん)丸」の船体の釈放等を決定し、「第88豊進(ほうしん)丸」は現地時間16日
     19時(日本時間16日15時)、船長及び乗組員とともにペトロパヴロフスク・カム
     チャツキー港を出港し、北海道根室市花咲港に向かった。順調に航海できれば、
     同港への到着は19日午後の予定。

 
【参考】


   1.「第88豊進(ほうしん)丸」事件の概要
     「第88豊進(ほうしん)丸」は、「池田水産(株)」(富山県入善町)所有の中型
     さけ・ます流し網漁船(173トン)。乗組員17名(全員日本人。ペトロパブロフス
     ク・カムチャツキー港に連行された船内に留め置かれていた。)。

    2007年6月1日以降 ロシア側の臨検を受ける(カムチャツカ半島東方沖)
         6月3日   操業日誌の不実記載(漁獲したベニザケの一部をより安価
                  なシロザケと記載)の嫌疑で拿捕
         6月5日   カムチャツカの港に到着
         6月7日   漁獲物の陸揚げ検査開始
         6月26日  船長に対する刑事捜査の開始を決定
         7月6日   我が国が国際海洋法裁判所へ提訴
         7月13日   ロシア側が船体及び乗組員釈放のための保証金2,500万ルーブル
                (約1億2,000万円)を提示
         7月19日及び20日 国際海洋法裁判所における口頭弁論
                (この中で、ロシア側は保証金額を2,200万ルーブル(約1億500
                 万円 )に減額修正)
         8月6日   国際海洋法裁判所における判決(下記2.参照)

  2.「第88豊進(ほうしん)丸」に関する国際海洋法裁判所の判決(8月6日、ハンブ
    ルク)要旨
    (1)船体及び乗組員の釈放のための合理的な保証金額として1,000万ルーブル(約4,600
       万円:ロシア側当初提示額の約4割)を認定した。
    (2)ロシアに対し、(1)の保証金の支払いにより船体を早期に釈放すること、並びに、
       船長及び乗組員の無条件での帰国を認めることを命じた。
    (3)本事案については、保証金額の算定基準として船体価格を考慮すべきでないこと
       も明確に判示した。

お問い合わせ先

資源管理部国際課
担当者:岩本、冠、牧
代表:03-3502-8111(内線6744)
ダイヤルイン:03-3502-8453

資源管理部遠洋課
担当者:佐々木、木幡
代表:03-3502-8111(内線6726)
ダイヤルイン:03-3502-8479

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