English

このサイトの使い方

サイトマップ

ホーム > 報道発表資料 > 日本海の暫定水域に隣接する海域で実施した海底清掃による韓国密漁漁具の回収実績について


ここから本文です。

プレスリリース

平成20年1月29日

水産庁

日本海の暫定水域に隣接する海域で実施した海底清掃による韓国密漁漁具の回収実績について

1999年より、関係漁業団体は、水産庁指導のもと、韓国漁船の漁具により荒廃した漁場の環境を改善するため、海底清掃を実施しております。

今般、水産庁では、初めて日本海の暫定水域に隣接する我が国水域において回収した韓国密漁漁具の回収実績(2000年~2007年)をとりまとめましたので、お知らせします。当該水域では、ズワイガニ等を狙った韓国漁船による密漁が後を絶たず、毎年多くの韓国密漁漁具が回収されています。

概要

1.1999年の日韓漁業協定の締結以降、韓国漁船の漁具により荒廃した漁場の環境を改善するため、毎年、関係漁業団体*により海底清掃を実施してきた。今回は、特に韓国漁船の密漁が多い日本海の暫定水域に隣接する我が国水域分のみの2000年から2007年までの回収実績がまとまったので公表するものである。2000年から2007年までの合計は、刺網で4,535km(東京-福岡間の約2.5往復分)、バイ篭で300,796個(積み上げると富士山約20個分)であった。

 

2.別添1の表中にあるとおり、大量の韓国漁船のものと見られる刺網及びバイ篭が回収されているが、海底清掃を行っている水域では、韓国漁船に対して刺網及びバイ篭漁具による操業を許可しておらず、これらは、ほとんどが韓国漁船の密漁漁具と考えられる。近年では水産庁取締船等による摘発を逃れるため、浮標を付けずに漁具を設置する等、密漁を行う韓国漁船は悪質・巧妙化している。水産庁により押収される漁具(別添2)は氷山の一角ではないかと憂慮していたところであるが、海底清掃による密漁漁具回収実績はこれを裏付ける結果となっている。

 

3.また、放置された状態の刺網及びバイ篭漁具はズワイガニ等の水産資源を漁獲し続け、死滅させる、いわゆるゴーストフィッシングが行われることから、水産資源の保存及び管理を図る上で大きな問題となっている。水産庁では、韓国漁船の操業が活発化する期間に重点的な取締を実施する等取締を強化しており、今後とも韓国政府に対して我が国水域における違法操業を予防するための措置の強化を求めていく方針である。

 

4.密漁が後を絶たない要因として、日本海の暫定水域では韓国漁船の過剰な漁獲圧により資源が低位水準にあることが指摘されており、現在、暫定水域の資源管理措置問題について、両国政府の積極的な関与のもと民間漁業者団体間協議が行われている。韓国側は昨年より暫定水域の一部で小規模ながら独自に海底清掃を実施し投棄漁具を回収する等問題は認識している模様であり、日本側としては当該協議の場等で、当該水域において共同で海底清掃を実施する等の資源管理措置や操業秩序問題について協議の促進を図っていく方針である。

 

*関係漁業団体:山陰を中心とした関係県の漁業協同組合、全国底びき網漁業連合会

お問い合わせ先

資源管理部国際課
担当者:北東アジア班:新村・堀端
代表:03-3502-8111(内線6740)
ダイヤルイン:03-3591-3816
FAX:03-3504-2649

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

ページトップへ

リンク集


アクセス・地図