このページの本文へ移動

水産庁

メニュー

プレスリリース

「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC) 第12回北小委員会」の結果について

  • 印刷
平成28年9月2日
水産庁

平成28年8月29日(月曜日)から9月2日(金曜日)まで、福岡県福岡市において「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第12回北小委員会」が開催され、太平洋クロマグロ等の保存管理措置に関する議論等が行われました。

1.中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)北小委員会について

中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC*)は、中西部太平洋における高度回遊性魚類(マグロ、カツオ、カジキ類)資源の長期的な保存及び持続可能な利用を目的とした委員会です。
北小委員会は、WCPFCの下部組織であり、主に北緯20度以北の水域に分布する資源(太平洋クロマグロ、北太平洋ビンナガ、北太平洋メカジキ)の資源管理措置についてWCPFCに勧告を行います。
* WCPFC:Western and Central Pacific Fisheries Commission

2.開催日程及び場所

日程:平成28年8月29日(月曜日)~9月2日(金曜日)
会場:ヒルトン福岡シーホーク 1階 アルゴスA
所在地:福岡県 福岡市 中央区地行浜2-2-3

3.出席国等

日本、韓国、中国、米国、カナダ、クック諸島、フィジー、バヌアツ、台湾(8カ国+台湾)

4.我が国出席者

太田 愼吾 水産庁 資源管理部 審議官(政府代表)、宮原 正典 農林水産省顧問(北小委員会議長)ほか、水産庁、外務省、経済産業省、国立研究開発法人 水産研究・教育機構及び関係業界の関係者

5.結果概要

(1)太平洋クロマグロ
会合期間中に開催された全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)との合同作業部会において、以下を議論しました。

1.資源評価結果に基づく現行措置(※1)のレビュー
現行措置において、小型魚の枠から大型魚の枠へ振り替えることが可能とされました。
また、養殖活動についても、データ収集を強化することとされました。

2.長期管理方策(※2)の検討
2030年までの次期中間目標(現行の中間目標は2024年までのもの)を、来年の「北小委員会」で作成することとされました。
また、そのために必要となる科学的な検討を行い、その結果を議論するための関係者会合を、来年春に日本で開催することとされました。

3.緊急ルール(※3)の作成
我が国提案を基に議論が行われたものの、合意には至らず、来年の合意に向け、継続して議論することとなりました。

4.漁獲証明制度(※4)の検討
我が方より、技術的側面を議論するための作業部会開催を提案したものの、合意に至らず、議論を継続することとなりました。

※1 WCPFCの太平洋クロマグロの現行の保存管理措置の概要
(ア) 親魚資源量を2024年までに歴史的中間値まで60%の確率で回復させることを暫定管理目標とする。
(イ) 30キロ未満の小型魚の漁獲量を2002-2004年平均水準から半減(WCPFC全体で9,450トンから4,725トン、うち我が国が8,015トンから4,007トンに削減)。
(ウ) 30キロ以上の大型魚の漁獲量を2002-2004年平均水準から増加させない(WCPFC全体で6,591トン、うち我が国は4,882トン)。
(エ) 2016年の資源評価結果を踏まえ、本件措置のレビューを行う。
※2 暫定管理目標達成後の更なる管理目標や漁獲管理ルールの設定
※3 加入量の著しい低下が発生した場合に緊急的に発動する措置
※4 漁獲から最終消費地までの貨物の動きを記載した書類を政府が認証することにより、当該漁獲物が地域漁業管理機関の保存管理措置を遵守したものであることを確認する制度

(2)その他
北太平洋ビンナガや北太平洋メカジキの保存管理措置については、議論されませんでした。

(3)2017年の北小委員会の開催地
韓国で開催されることが合意されました。

6.参考

平成28年8月26日付けプレスリリース「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第12回 北小委員会」の開催について
http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/kokusai/160826_1.html

〈添付資料〉
「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)」の概要(PDF : 117KB)

お問合せ先

資源管理部国際課

担当者:大森、深谷、富永
代表:03-3502-8111(内線6745)
ダイヤルイン:03-3501-3861
FAX番号:03-6744-2386