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プレスリリース

「北太平洋溯河性魚類委員会(NPAFC) 第27回 年次会合」の結果について

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令和元年5月20日
水産庁
令和元年(2019年)5月13日(月曜日)から5月17日(金曜日)まで、ポートランド(米国)において、「北太平洋溯河性魚類委員会(NPAFC)第27回 年次会合」が開催され、条約水域における取締活動やさけ・ます資源に関する科学調査協力について議論が行われました。

1.NPAFCとは

北太平洋溯河性魚類委員会(NPAFC(注1))は、「北太平洋における溯河性魚類の系群の保存のための条約(平成5年(1993年)発効)」に基づき設立された国際機関であり、条約水域(北緯33度以北の北太平洋の公海)における溯河性魚類(注2)の保存を目的としています。なお、本条約上、条約水域内での溯河性魚類の漁獲は禁じられています。
年次会合は、年1回各条約締約国持ち回りで開催されており、条約水域内における取締活動や科学調査協力について協議が行われています。
(注1) NPAFC:North Pacific Anadromous Fish Commission
(注2)溯河性魚類(さくかせいぎょるい):産卵期などに海から河川に入るさけ・ますなどの魚類を指します。なお、NPAFCでは、シロザケ、ギンザケ、カラフトマス、ベニザケ、マスノスケ、サクラマス、降海型ニジマスの7種類を対象としています。

2.開催日程及び場所

日程:令和元年(2019年)5月13日(月曜日)~5月17日(金曜日)
場所:ポートランド(米国)

3.参加国

日本、米国、カナダ、ロシア、韓国

4.我が国出席者

保科 正樹(ほしな まさき)水産庁 増殖推進部長(我が国代表)、岡本 純一郎(おかもと じゅんいちろう)一般社団法人 日本トロール底魚協会 専務理事(我が国代表)ほか、水産庁、国立研究開発法人 水産研究・教育機構、地方独立行政法人 北海道立総合研究機構の担当者

5.結果概要

(1)条約水域における取締活動について
条約水域におけるさけ・ます資源の違法操業の取締の実績について各国から報告が行われ、引き続き各国が連携して違法操業の防止に取り組んでいくことで一致しました。
なお、平成30年(2018年)における加盟国による取締活動は、取締船でのべ100日以上、航空機でのべ400時間以上実施されました。
(2)さけ・ます資源に関する科学調査協力について
北太平洋におけるさけ・ます資源に関する調査活動について各国から報告が行われ、北太平洋のさけ・ます資源は、全体としては高い水準にあるものの、西部においては、平成17年(2005年)以降、日本の漁獲量が減少し、ロシアの漁獲量が増加していること等が報告されました。また、今後の調査活動についても、各国が協力していくことで一致しました。
(3)国際サーモン年について
 国際サーモン年(注3)の取組について、本年2~3月に実施された加盟国の研究者による航海調査等の報告が行われ、引き続き、活動を推進することで一致しました。
(注3)国際サーモン年:NPAFCは本年を国際サーモン年として定め、北大西洋サケ保全機構(NASCO)と協力し、さけ・ます資源の保存活動・科学調査活動や、これらの普及活動を推進しています。
(4)その他
令和2年(2020年)の第28回年次会合は、5月18日(月)から22日(金)までの日程で、函館において開催されることになりました。

6.その他

(参考)
令和元年5月10日付けプレスリリース
「北太平洋溯河性魚類委員会(NPAFC)第27回 年次会合」の開催について
http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/kokusai/190510.html

平成30年10月11日付けプレスリリース
国際サーモン年(International Year of the salmon : IYS)について
http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/kokusai/181011.html

お問合せ先

資源管理部国際課

担当者:和澤、石川
代表:03-3502-8111(内線6744)
ダイヤルイン:03-3502-8453
FAX番号:03-3504-2649