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プレスリリース

令和元年(2019年)IWC/日本共同「北太平洋鯨類目視調査」の実施について

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令和元年7月5日
水産庁
我が国と国際捕鯨委員会(IWC)は、IWCの「太平洋鯨類生態系調査プログラム(POWER)」に基づき、北太平洋海域において鯨類の目視調査を共同で実施します。

1.背景

(1)商業捕鯨の再開後も、捕獲可能量を更新していくために、最新の資源量等の科学的データを把握することが必要です。そのために、非致死的調査を継続的に実施していきます。
(2)この一環として、平成22年(2010年)から我が国と国際捕鯨委員会(IWC(注1))が共同で実施している「北太平洋鯨類目視調査」を継続していきます。
(3)本共同調査は、IWCの「太平洋鯨類生態系調査プログラム(POWER(注2))」に基づき、実施しているものです。北太平洋の鯨類資源状況に関するデータを幅広く収集してきた実績があり、国際的な鯨類資源の管理に重要な役割を果たしています。
(4)本年5月に開催されたIWC科学委員会でも、本共同調査の継続を含めた我が国の協力姿勢が歓迎されました。我が国は、引き続き国際協力の場に積極的に参画し、国際的な鯨類資源管理に貢献していきます。
(注1)IWC:International Whaling Commission
(注2)POWER:Pacific Ocean Whale and Ecosystem Research

2.調査の目的

北太平洋海域における鯨類の資源状況等の解明

3.調査委託機関

指定鯨類科学調査法人(注3)  (一財)日本鯨類研究所
調査団長 松岡耕二  ((一財)日本鯨類研究所)
その他、日本人1名、アメリカ人2名の鯨類研究者が乗船
(注3)商業捕鯨の実施等のための鯨類科学調査の実施に関する法律(平成29年法律第76号)第7条第1項に基づき、農林水産大臣が鯨類科学調査を適正かつ確実に行うことができると認めた法人。

4.調査期間

令和元年(2019年)7月6日(土曜日)から9月28日(土曜日)まで(注4)
(注4)海況や調査の進展により、調査期間が変更される可能性があります。

5.調査海域

アラスカ湾海域(下図の黄色く着色された海域のうち、米国の排他的経済水域内)

6.調査船

第二勇新丸(747トン)

7.調査内容

目視調査、バイオプシー(皮膚標本)採取(注5)、自然標識撮影(注6)を実施し、以下の情報を収集します。
・イワシクジラ、ザトウクジラならびにコククジラの系群構造等、詳細資源評価に関する情報
・希少種である東太平洋のセミクジラ資源に関する情報
・ナガスクジラ等の北限に関する情報
・過去の捕獲により減少したが、現在の資源状況の知見が不足している鯨類資源(シロナガスクジラ等)に関する情報
(注5)DNA等を解析するため、鯨の表皮の一部を採取するもの
(注6)外見上の特徴(色、ひれの形状、傷跡等)により、鯨の個体識別ができるようにするため、発見された鯨を撮影するもの

お問合せ先

資源管理部国際課捕鯨室

担当者:槇、鈴木
代表:03-3502-8111(内線6762)
ダイヤルイン:03-3502-2443
FAX番号:03-3504-2649