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ホーム > 報道発表資料 > 平成24年度カツオ長期来遊資源動向予測(6月~11月)


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プレスリリース

平成24年6月26日

水産庁

平成24年度 カツオ長期来遊資源動向予測(6月~11月)

水産庁は、常磐・三陸沖における平成24年度のカツオ来遊資源量について、独立行政法人 水産総合研究センターに検討を依頼した結果を踏まえ、昨年を下回り、平年を下回る水準になると予測しています。

1.来遊資源量

これまでの調査結果から5月上旬から6月上旬の竿釣りCPUE(※1)と6月以降の常磐・三陸沖のCPUEに有意な相関関係が見られることから、この関係を用いて本年の常磐・三陸沖の6月以降の来遊資源動向について予測を行ったところ、昨年の水準及び平年(※2)を下回り、ほぼ2009年レベルであると予測されました(図1)。
なお、2011年の中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)科学委員会においては、中西部太平洋のカツオの資源量は高位、資源動向は減少傾向と評価されました。また熱帯域における高い漁獲はカツオ資源の分布収縮を招き、高緯度海域においての利用が難しくなる懸念が指摘されました。

24CPUE2

図1. 過去10年間の6月~11月の近海竿釣り船によるCPUE及び予測された2012年のCPUE水準。図中の点線は過去10年間の平均値(2002年~2011年)、横棒は95%予測区間を示す。

※1 CPUE:Catch Per Unit Effort(1日1隻あたりの漁獲量)

※2 平年:過去10年間の平均値

2.主分布域

カツオは主に黒潮系暖水(※3)の張り出し及び暖水塊の西側域に分布することから、6月後半~8月は36°30'N,143°E~38°N,144°E付近(鹿島灘~金華山の東方200km沖)、38°30'N,144°E~40°N, 145°E付近(金華山~黒埼の東方250km沖)、38°N,147°E~40°30'N,149°E付近(金華山東方450km沖~鮫角東方550km沖)及び38°N,150°30'E~40°N,152°E付近(金華山東方700km沖~黒埼東方800km沖)が主な分布域となると考えられます。また、9月~11月には、平均的には黒潮系暖水が6月~8月よりも緯度で約1°北上することから、37°30'N,143°E~39°N,144°E付近(常磐沖~綾里埼の東方200km沖)、39°30'N,144°E~41°N,145°E付近(トドヶ埼東方200km沖~下北半島東方250km沖)、39°N,147°E~41°30'N,149°E付近(綾里埼東方400km沖~下北半島東方600km沖)及び39°N,150°30'E~41°N,152°E 付近(綾里埼東方700km沖~下北半島東方800km沖)が主な分布域となると考えられます。(図2)
24katuofig3

図2. 2012年6月後半~8月と9~11月におけるカツオの主分布域(黒潮系暖水は、夏以降北へ張り出すと考えられる)

※3 黒潮系暖水:黒潮続流より北側の表層に分布する暖水で、100m深の水温10℃が北端の指標。

3.魚体

6月中旬現在、体長45cm(体重2.0kg前後)の魚群が来遊資源の中心となっています。過去の体長組成の季節的推移から、南下する秋には体長52cm前後、体重3.0kgを超える個体が中心となると考えられます。

<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)

お問い合わせ先

増殖推進部漁場資源課
担当者:国際資源班 西田、坂内
代表:03-3502-8111(内線6803)
ダイヤルイン:03-6744-2380
FAX:03-3592-0759

(具体的な内容について)
独立行政法人水産総合研究センター
国際水産資源研究所 かつお・まぐろ資源部 岡本
電話:054-336-6043

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