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ホーム > 報道発表資料 > 平成25年度 常磐・三陸沖カツオ長期来遊資源動向予測(6月~11月)


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プレスリリース

平成25年6月25日

水産庁

平成25年度 常磐・三陸沖カツオ長期来遊資源動向予測(6月~11月)

水産庁は、常磐・三陸沖における平成25度のカツオ来遊資源量について、独立行政法人 水産総合研究センターに検討を依頼した結果を踏まえ、昨年の水準を上回り、過去10年平均値をやや上回ると予測しました。

1.来遊資源量

 これまでの調査結果から、5月上旬から6月上旬までの竿釣りCPUE(※1)と6月以降の常磐・三陸沖のCPUEに有意な相関関係が見られることから、この関係を用いて本年の常磐・三陸沖の6月以降の来遊資源動向について予測を行ったところ、「昨年の水準を上回り、過去10年の平均値をやや上回る」と予測しました(図1)。

なお、中西部太平洋のカツオ全体としては、2011年の中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)科学委員会において、資源量は高位、資源動向は減少傾向と評価されています。また、熱帯域における高い漁獲はカツオ資源の分布収縮を招き、高緯度海域においての利用が難しくなる懸念が指摘されていることから、引き続き注意深く動向を見守っていきます。

  25Fig1CPUE

図1. 過去10ヶ年の6~11月の近海竿釣り船によるCPUE及び予測された2013年のCPUE水準。図中の点線は過去10年間の平均値(2003年~2012年)、横棒は95%予測区間を示す。

※1 CPUE:Catch Per Unit Effort (1日1隻あたりの漁獲量)  

2.主分布域

カツオは主に黒潮系暖水(※2)の張り出し及び暖水塊の北縁部西寄りに分布します。また、8月には暖水の張り出しのやや北側にも分布します。予測される水温分布から、次の3海域がカツオの主分布域になると考えられます(図2)。

(1)7月:38°30'N,143°30'E~40°N,145°E付近(金華山東方150km沖~黒埼東方250km沖)

  8~11月:39°30'N,143°30'E~41°N,145°E付近(トドヶ埼東方150km沖~下北半島東方300km沖) 

(2)7月:38°N,147°E~39°30'N,150°E付近(金華山東方500km沖~トドヶ埼東方650km沖)

  8~11月:39°N,147°E~40°30'N,150°E付近(綾里埼東方450km沖~鮫角東方 700km沖) 

(3)7月:38°N,151°E~40°N,153°E付近(金華山東方800km沖~黒埼東方950km沖)

  8~11月: 39°N,151°E~41°N,153°E付近(綾里埼東方800km沖~下北半島東方950km沖)  

 25Fig2distribution

図2.2013年7~11月におけるカツオの主分布域予測 

※2 黒潮系暖水:黒潮続流より北側の表層に分布する暖水で、100m深の水温10℃が北端の指標となります。9月~11月には、平均的には6月~8月よりも緯度で約1°北上します。

3.魚体

6月上旬現在、体長45cm(体重2.0kg前後)の魚群が来遊資源の中心となっています。過去の体長組成の季節的推移から、南下する秋には体長52cm前後、体重3.0kgを超える個体が中心となると考えられます。

 

<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)

お問い合わせ先

増殖推進部漁場資源課
担当者:国際資源班 西田、中村
代表:03-3502-8111(内線6803)
ダイヤルイン:03-6744-2380
FAX:03-3592-0759

(具体的な内容について)
独立行政法人水産総合研究センター
国際水産資源研究所 かつお・まぐろ資源部 岡本、小倉
ダイヤルイン:054-336-6043

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