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ホーム > 報道発表資料 > 平成27年度 常磐・三陸沖カツオ長期来遊資源動向予測(6月~11月)


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プレスリリース

平成27年6月24日

水産庁

平成27年度 常磐・三陸沖カツオ長期来遊資源動向予測(6月~11月)

平成27年度の常磐・三陸沖におけるカツオ来遊資源動向予測(6月~11月)を公表します。

概要

水産庁は、「国際資源評価等推進事業」により、資源の合理的利用や操業の効率化を目的として、常磐・三陸沖におけるカツオの来遊資源動向について、国立研究開発法人水産総合研究センターに検討を依頼しています。
検討の結果、平成27年6月~11月の常磐・三陸沖カツオ来遊資源量は、昨年を上回り、過去10年平均を下回る程度と予測されました。

来遊資源量

これまでの調査結果から5月上旬から下旬の竿釣りCPUE(※1)と6月以降の常磐・三陸沖のCPUEに有意な相関関係があることから、この関係を用いて本年の常磐・三陸沖の6月以降の来遊資源動向を予測したところ、「昨年を上回り、過去10年平均を下回る程度」との結果が得られました。(図1)

なお、2014年の中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)科学委員会においては、中西部太平洋のカツオ資源状態には問題がないとされていますが、赤道域における高い漁獲が、カツオ資源の分布水域を減少させ、その結果、高緯度海域における利用の減少が懸念されています。このことから、資源状態と日本近海への来遊動向を引き続き注意深く見守っていく必要があります。

 150622pic1

  図1. 過去10ヶ年の6~11月の近海竿釣り船によるCPUE(1日1隻あたりの漁獲量)及び予測された2015年のCPUE水準。

図中の点線は過去10年間の平均値(2005年~2014年)、横棒は95%予測区間を示す。

※1 CPUE:Catch Per Unit Effort(1日1隻あたりの漁獲量)

主分布域

 カツオは主に黒潮系暖水の張り出し、及び暖水塊の北縁部西寄りに分布する傾向があります。予測される水温分布から、次の3 海域がカツオの主分布域になると考えられます(図2)。

 

(1)7,8月:38°00'N,142°00'E~39°00'N,145°00'E 付近

  (金華山東方50km~綾里埼東方250km)

 9-11月:39°00'N,142°00'E~40°00'N,145°00'E 付近

 (綾里埼東方50km~黒埼東方250km)

 

(2)7,8月:37°00'N,145°00'E~ 39°00'N,148°00'E 付近

(塩屋埼東方400km~綾里埼東方500km)

 9-11月:38°00'N,145°00'E ~ 40°00'N,148°00'E 付近

(金華山東方300km~黒埼東方500km)

 

(3)7,8月:39°30'N,148°00'E~40°30'N,150°30'E 付近

(魹ケ埼東方500km~鮫角東方750km)

9-11月:40°30'N,148°00'E~41°30'N,150°30'E 付近

(鮫角東方550km~襟裳岬東方600km)

 

なお、黒潮系暖水とは黒潮続流より北側の表層に分布する暖水のことで、100m 深の水温10 ℃が北端の指標となります。9-11 月になると、平均的には6-8 月よりも緯度が約1° 北上します。

27カツオpic2

図2. 2015年7月~11月のカツオ主分布域予測

 

魚体

6月上旬の竿釣りでは尾叉長50cm(体重2.5kg前後)の個体が漁獲サイズの中心となっています。過去の体長組成の季節的推移から、南下する秋には体長53cm前後、体重3.0kgを超える個体が中心となると考えられます。

 

<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)

お問い合わせ先

増殖推進部漁場資源課
担当者:国際資源班 川端、難波
代表:03-3502-8111(内線6803)
ダイヤルイン:03-6744-2380
FAX:03-3592-0759

(具体的な内容について)
国立研究開発法人水産総合研究センター
国際水産資源研究所 かつお・まぐろ資源部 西田、清藤
ダイヤルイン:054-336-6043

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