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プレスリリース

「平成28年度 我が国周辺水域の資源評価」の公表について

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平成28年10月28日
水産庁

水産庁は、我が国周辺水域の主要な資源について資源評価を行い、「平成28年度 我が国周辺水域の資源評価」として取りまとめました。

1.我が国周辺水域の資源評価について

水産庁では、水産資源の適切な保存及び管理に資するため、国立研究開発法人 水産研究・教育機構を代表とする共同実施機関(※1)への事業委託により、毎年、我が国周辺水域における主要な水産資源の資源評価を行い、結果を公表しています。

資源評価対象魚種は、海洋生物資源の保存及び管理に関する法律(平成8年法律第77号)に基づく、漁獲可能量(TAC※2)制度の対象魚種であるマイワシ、マアジ、マサバ、ゴマサバ等を含む50魚種84系群(※3)であり、そのうち79系群について、資源評価が取りまとめられました(※4)。

本資源評価は、共同実施機関が作成した評価案を基に、本年7~9月にかけて開催されたブロック資源評価会議における外部有識者等の御意見も踏まえて取りまとめられたものです。なお、TAC魚種については、パブリックコメントを実施し、評価案に対して広く国民の皆様からの御意見を聴取する機会を設けました。


※1 共同実施機関:国立研究開発法人 水産研究・教育機構、都道府県水産試験研究機関、大学、一般社団法人 漁業情報サービスセンター
※2 TAC:Total Allowable Catch
※3 系群:一つの魚種の中で、産卵場、産卵期、回遊経路などの生活史が同じ集団。資源変動の基本単位
※4 マサバ太平洋系群、ゴマサバ太平洋系群、スルメイカ冬季・秋季発生系群、ブリの5系群については、現在資源評価中であり、平成29年1月に公表予定

 

2.資源評価の概要

9月末時点までに資源評価が取りまとめられた79系群のうち、資源水準(※5)が「高位」のものが12系群(昨年度16系群)、「中位」のものが27系群(同26系群)、「低位」のものが40系群(同42系群)でした。このうち、TAC魚種(6魚種15系群)について見ると、「高位」のものが1系群(同3系群)、「中位」のものが9系群(同9系群)、「低位」のものが5系群(同7系群)でした(図1)。

また、資源評価対象魚種のうち、我が国の漁業や国民生活上重要である主要13魚種32系群(※6)についてみると、「高位」のものが7系群(昨年度10系群)、「中位」のものが12系群(同13系群)、「低位」のものが13系群(同14系群)でした(図2)。

我が国周辺水域の水産資源は、高位又は中位水準にあるものが約半数を占めているものの、残りの約半数は依然として低位水準にとどまっており、今後も資源管理を的確に行っていくことが重要です。

各魚種の評価結果(水準・動向(※7))につきましては、添付資料を御覧ください。

※5 水準:原則として、過去20年以上にわたる資源量や漁獲量等の推移から、現在の資源状態を「高位・中位・低位」の3段階で区分
※6 主要13魚種32系群:(1)TAC対象種、(2)漁獲量が1万トン以上で生産額が100億円以上の魚種、又は(3)生産額が10億円以上で国の資源管理指針に記載されている魚種の少なくともいずれかに該当する魚種(スケトウダラ、マアジ、マイワシ、マサバ、ゴマサバ、ズワイガニ、マダラ、ウルメイワシ、カタクチイワシ、ベニズワイガニ、ホッケ、マダイ及びトラフグ)
※7 動向:過去5年間の資源量や漁獲量等の推移から、資源の動向を「増加・横ばい・減少」の3段階で区分


図1 我が国周辺の資源水準の状況及び資源水準の推移(48魚種79系群)

全魚種(割合)
全魚種(推移)


図2 我が国周辺の資源水準の状況及び資源水準の推移(主要13魚種32系群)
主要魚種(割合)

主要魚種(推移)
※ 図1及び図2には、9月時点での集計値のため評価中である、マサバ(太平洋系群)、ゴマサバ(太平洋系群)、スルメイカ(秋季・冬季発生系群)、ブリの5系群については、計上していない。計上した結果は、平成29年1月に公表予定


3.公表先

系群ごとの資源評価の概要については、以下のURLで公表しています。

http://abchan.fra.go.jp/index1.html

<添付資料>

平成28年度我が国周辺水域の資源評価一覧(PDF : 108KB)

お問合せ先

増殖推進部漁場資源課

担当者:和澤、片桐
代表:03-3502-8111(内線6800)
ダイヤルイン:03-6744-2377
FAX番号:03-3592-0759

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