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資源管理の部屋

水産資源管理の基本理念

  • 海の魚は誰のものでもない(無主物)ことから、昔から親の仇と魚は見つけたら獲れ!」といわれ、漁業者は獲り過ぎたら減ると判っていても、他の者に獲られる位なら獲ってしまえになりがちです。
  • しかしながら、魚は石油や石炭などの鉱物資源と違って、上手に利用すれば持続的に利用できる再生産可能な資源です。
  • このようなことから、望ましい水準に資源を維持・回復させるための取組みが資源管理です。

 

資源管理推進室って何をやるところ?

 

1. 水産庁の業務は、国民への水産物の安定供給及び水産業の健全な発展のために漁業生産活動から水産物の消費・流通、漁港漁村までおよそ水産に関する分野を幅広く扱っていますが全ての業務に関与しその基礎となっているのが資源管理です。

 

2. この資源管理全般を扱うのが、資源管理推進室で我が国周辺水域における資源管理対策の企画、漁獲可能量(TAC)制度の企画・運用及び採捕数量の集計資源管理型漁業の推進の企画・調査や事業の助成水産資源回復計画の企画・連絡及びそれと関連した漁獲努力量(TAE)制度の運用を行っています。

 

日本の周辺水域での資源管理

1. 世界には約3万種の魚が生息し、このうち日本の周辺水域では、約350種類の魚が利用されています。

日本は、四方を海に囲まれ、南方海域から列島を北上する黒潮と北方から南下する親潮のもたらす豊富な水産資源に恵まれており、国連食糧農業機関(FAO)によれば、世界で最も生産性の高い水域とされています。

 

2. 日本の漁業は、約350種類に及ぶ魚種を規模の異なる漁業者が多様な漁法により漁獲しており、従来より、漁業法等により、漁船隻数、漁場制限、漁獲物の体長制限等の入り口規制(インプットコントロール)による資源管理を行ってきました。

また、日本の資源管理には、地先・地場の水産資源は村落共同体の存立のために、これを利用する漁業者自らが自主的に管理していこうとの思想が醸成されており、世界に類を見ない資源管理型漁業が発達・普及しました。

 

3. 1970年代の200海里時代の到来により、欧米を中心に総漁獲量規制(TAC)制度が徐々に浸透し、1994年には、沿岸国が周辺水域の生物資源を管理する義務を負う等を内容とする国連海洋法条約が発効しました。

日本も1996年にこの条約を批准し、新たに海洋生物資源の保存及び管理に関する法律(資源管理法)を制定し、同法の基本計画に基づきTAC制度を導入し、出口規制(アウトプットコントロール)による資源管理も行っているところです。

 

4. 更に、2001年の水産基本法の制定に伴い、同法の理念である水産資源の持続的利用を図るため、緊急に資源回復が必要な魚種について資源回復計画の策定を開始するとともに、資源管理法を改正し、漁獲努力量の総量規制(TAE制度)を導入する等、資源管理方策の強化に努めています。

 

お問い合わせ先

水産庁

資源管理部管理課
担当者:資源管理推進室
代表:03-3502-8111(内線6662)

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