平成24年4月24日
九州漁業調整事務所
平成24年4月23日水産庁漁業取締船「白萩丸(しらはぎまる)」(499トン)は、長崎県五島市所在女島灯台南西約78kmの我が国排他的経済水域(EEZ)において、我が国農林水産大臣の許可を受けて操業していた韓国はえ縄漁船「チョヨン」に対し、漁業に関する日本国と大韓民国との間の協定(日韓漁業協定)に基づく操業条件等の遵守状況を確認するための立入検査を実施した。
その結果、4月22日正午から翌日正午まで、我が国EEZにおいて操業し、タイ類等143キログラムを漁獲したにもかかわらず、この操業を全く操業日誌に記載していないことが判明した。
このため、同日午後8時12分、同船船長で韓国籍の金鍾煥(キムジョンファン)(46歳)を漁業主権法違反で現行犯逮捕した。
九州漁業調整事務所による外国漁船の拿捕は、本年3件目で、全て韓国漁船である。
本件にかかる概要は、下記のとおり。
記
被 疑 船:チョヨン
漁業種類:はえ縄漁業
総 トン 数:29トン
乗組員数:被疑者を含む8名
船 籍 港:濟州(チェジュ)市
被 疑 者:金 鍾煥(キム ジョンファン)(46歳)船長
違反内容:漁業主権法違反(操業日誌不記載罪)
韓国はえ縄漁船「チョヨン」へ立入検査に臨む水産庁漁業取締船「白萩丸」乗組員
韓国はえ縄漁船「チョヨン」(手前)と水産庁漁業取締船「白萩丸」(奥)
<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)
九州漁業調整事務所漁業監督課
担当者:清水
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