ホーム > 報道発表資料 > 中国底びき網漁船の拿捕について
平成25年1月25日
九州漁業調整事務所
事件概要
1月24日、水産庁漁業取締船「白鷗丸(はくおうまる)」(499 トン)が、長崎県五島市所在女島灯台南西約113 kmの我が国排他的経済水域(EEZ)にお
いて我が国農林水産大臣の許可を受けて操業していた中国底びき網漁船に立入検査を実施したところ、操業日誌に漁獲量等を記載せず、また、船
内に保持が義務付けられている船倉の図面、船舶の国籍を証明する書類、船長の身分証明書及び乗組員名簿を保持していないことが判明したため、
同船船長を排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律(漁業主権法)違反(操業日誌不記載罪並びに船倉の図面、
船舶の国籍を証明する書類、船長の身分証明書及び乗組員名簿不保持罪)で拿捕しました。
なお、本年の九州漁業調整事務所による外国漁船の拿捕は1件目(中国漁船)です。
1.被疑者:チアン ユイフエン(49 歳)船長
2.被疑船:チオリンユイ23559
(底びき網漁船、総トン数:292トン、被疑者を含む8名乗船、船籍港:浙江省温嶺市)
3.違反内容
排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律(漁業主権法)違反(操業日誌不記載罪並びに船倉の図面、船舶の国
籍を証明する書類、船長の身分証明書及び乗組員名簿不保持罪)の疑い
4.現行犯逮捕
1月24日午後2時7分、同船船長を排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律(漁業主権法)違反(操業日誌不記載
罪並びに船倉の図面、船舶の国籍を証明する書類、船長の身分証明書及び乗組員名簿不保持罪)で現行犯逮捕
5.漁業取締船
白鷗丸(はくおうまる)(499トン、船長:橋本 高明)
EEZ:Exclusive Economic Zone
中国底びき網漁船「チオリンユイ23559」と水産庁取締船「白鷗丸」
中国底びき網漁船「チオリンユイ23559」
<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)
九州漁業調整事務所漁業監督課
担当者:中村
代表:092-273-2000(内線6601)
ダイヤルイン:092-273-2005
FAX:092-262-1930