ホーム > 報道発表資料 > 中国底びき網漁船の拿捕について
平成25年2月6日
九州漁業調整事務所
事件概要
2月5日、水産庁漁業取締船「東光丸(とうこうまる)」(2,071トン)が、長崎県五島市所在女島灯台西方約64kmの我が国排
他的経済水域(EEZ)において、我が国農林水産大臣の許可を受けて操業していた中国底びき網漁船に立入検査を実施し
たところ、操業日誌に記載すべき漁獲量等を何ら記載していないことが判明したため、同船船長を排他的経済水域におけ
る漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第12条違反(操業日誌不記載罪)で拿捕しました。
なお、本年の九州漁業調整事務所による外国漁船の拿捕は3件目(中国漁船2件)です。
1.被 疑 者:尚亨才(シヤン ホンツアイ)(53歳)船長
2.被 疑 船:浙岭渔23638(チオリンユイ23638)
底びき網漁船、総トン数:198トン、被疑者を含む7名乗船
船籍港:浙江省温嶺市
3.違反内容
排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第12条違反(操業日誌不記載罪)の疑い
4.現行犯逮捕
2月5日午前11時56分、同船船長を排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第12条違
反(操業日誌不記載罪)で現行犯逮捕
5.漁業取締船
東光丸(とうこうまる)(2,071トン、船長:巽 重夫)
EEZ:Exclusive Economic Zone
中国底びき網漁船「浙岭渔23638(チオリンユイ23638)」と水産庁漁業取締船「東光丸」
立入検査に臨む漁業監督官
中国底びき網漁船「チオリンユイ23638」全景
<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)
九州漁業調整事務所漁業監督課
担当者:中村
代表:092-273-2000(内線6601)
ダイヤルイン:092-273-2005
FAX:092-262-1930