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プレスリリース

平成25年2月22日

九州漁業調整事務所

中国虎網漁船の拿捕について

事件概要

     2月20日、水産庁漁業取締船「白鷗丸(はくおうまる)」(499トン)が、長崎県五島市所在女島灯台南南西約155kmの我が国

排他的経済水域(EEZ(注1))において、中国虎網漁船(注2)闽狮渔06622(ミンシユィ06622)が操業していたのを確認しました。

    このため、同船船長を排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律(漁業主権法)第5条

第1項違反(無許可操業罪)で拿捕(注3)しました。

    なお、本年の九州漁業調整事務所による外国漁船の拿捕は6件目(中国漁船4件)です。

 

1.被疑者:杨细建(ヤン シチエン)34(歳)船長

2.被疑船:闽狮渔06622(ミンシユィ06622)

   虎網漁船、総トン数:498トン、被疑者を含む8名乗船

   船籍港:福建省石狮市

3.違反内容

   排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第5条第1項違反(無許可操業罪)の疑い

4.現行犯逮捕

   2月20日午後8時47分、同船船長を排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第5条

   第1項違反(無許可操業罪)で現行犯逮捕

5.漁業取締船

   白鷗丸(はくおうまる)(499トン、船長:橋本 高明)

 

注1:EEZ:Exclusive Economic Zone

注2:集魚灯により集めた魚群を、網でまいて、ひき寄せて短時間で漁獲する効率漁法(別添)

注3:拿捕とは、船舶を押収し、又は船長その他の乗組員を逮捕することをいいます。

 

中国虎網漁船「闽狮渔06622(ミンシユィ06622)」全景(手前)と水産庁漁業取締船「白鷗丸」

H25-2-20-1

 

中国虎網漁船「闽狮渔06622(ミンシユィ06622)」全景

H25-2-20-2

<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)

お問い合わせ先

九州漁業調整事務所漁業監督課
担当者:中村
代表:092-273-2000(内線6601)
ダイヤルイン:092-273-2005
FAX:092-262-1930

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