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プレスリリース

平成27年4月27日

九州漁業調整事務所

韓国はえ縄漁船の拿捕について 

事件概要 
    4月25日、水産庁漁業取締船「白萩丸(しらはぎまる)」(499トン)が、長崎県五島市所在女島灯台南約155

キロメートルの我が国排他的経済水域(EEZ※1)において、我が国農林水産大臣の許可を受けて操業して

いた韓国はえ縄漁船に立入検査を実施したところ、4月20日から4月25日までの間に我が国EEZで操業し漁獲

したタチウオの操業日誌過小記載165キログラム(実際の漁獲量:505キログラム、操業日誌記載量:340キロ

グラム)が判明したため、同船船長を排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する

法律第12条違反(操業日誌不実記載罪)の疑いで4月25日拿捕(※2)しました。本件には、水産庁漁業取締船

「はくたか」(499トン)が拿捕支援にあたりました。

    なお、4月26日、担保金の提供を保証する書面が提供されたことから、同日、被疑者を釈放しています。

    また、本年の九州漁業調整事務所による外国漁船の拿捕は5件目で、韓国漁船については、1月20日の

日韓漁業協定に基づく我が国排他的経済水域への入漁再開以来5件目となります。

 

1.被疑者:姜基安(カン  ギアン)(강기안)(48歳)船長

2.被疑船:2009ヘグム(2009해금)

         はえ縄漁船、総トン数:29トン

         被疑者含む10名乗船

         船籍港:西歸浦(ソギッポ)市

3.違反内容

   排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第12条違反(操業日誌不実

記載罪)の疑い

4.逮捕状況

   4月25日午後11時32分、同船船長を排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する

法律第12条違反(操業日誌不実記載罪)の疑いで現行犯逮捕

5.漁業取締船

      白萩丸(しらはぎまる)(499トン、船長:柳澤利政)

      拿捕支援   はくたか(499トン)

 

※1:EEZ:Exclusive Economic Zone

※2:拿捕とは、船舶を押収し、又は船長その他の乗組員を逮捕することをいいます。

 

お問い合わせ先

九州漁業調整事務所漁業監督課
担当者:佐藤
代表:092-273-2000(内線6601)
ダイヤルイン:092-273-2005
FAX:092-262-1930

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