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プレスリリース

平成28年11月28日

九州漁業調整事務所

韓国いか釣り漁船の拿捕について 

 

平成28年11月27日、水産庁漁業取締船が、韓国いか釣り漁船を排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第5条第1項違反(無許可操業)の疑いで拿捕しました。
なお、本年の九州漁業調整事務所による外国漁船の拿捕は5件目(韓国漁船4件目)です。

1. 事件の概要

11月27日、水産庁漁業取締船「雄山丸(ゆうざんまる)」(499トン)は、長崎県対馬市厳原(いづはら)町豆酘(つつ)字尾崎山3557番3所在の豆酘崎(つつさき)灯台から北西約33キロメートルの我が国排他的経済水域において、韓国いか釣り漁船が我が国農林水産大臣の許可を受けずに操業しているのを確認しました。


このため、「雄山丸(ゆうざんまる)」は、同日、同船を拿捕(注)し、船長を排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第5条第1項違反(無許可操業)の疑いで現行犯逮捕しました。

本件には、水産庁漁業取締船「むさし」(499トン)が捜査の支援にあたりました。

また、本年の九州漁業調整事務所による外国漁船の拿捕は5件目(韓国漁船4件目)となります。

1.被疑者:イ   ピョンヘ船長(52歳)
2.被疑船:103テサム
      (いか釣り漁船、総トン数:24トン、被疑者含む6名乗船、船籍港:束草(ソクチョ))
3.違反内容
      排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第5条第1項違反(無許可操業)の疑い
4.逮捕状況
      11月27日午前8時16分、同船船長を現行犯逮捕
5.漁業取締船
      「雄山丸(ゆうざんまる)」(499トン)
      捜査支援:「むさし」(499トン)
 

(注)拿捕とは、船舶を押収し、又は船長その他の乗組員を逮捕することをいいます。


2. 水産庁による外国漁船の拿捕件数の推移(参考)

 

                

韓国

中国

ロシア

台湾

その他

合計

平成28年

5(4)

1(1)

0

0

0

6(5)

平成27年

 6(6)

3(3)

0

3(1)

0

12(10)

平成26年

 7(7)

5(4)

0

2

0

14(11)

平成25年

 9(7)

6(6)

0

4

0

19(13)

平成24年

 5(4)

2(1)

0

4

0

11 (5)

平成23年

11 (7)

0

0

1

0

12 (7)

平成22年

13(13)

1(1)

0

5(2)

0

19(16)

平成21年

12(12)

3(1)

0

2

0

17(13)

平成20年

18(17)

2(1)

0

0

0

20(18)

平成19年

11 (8)

1(1)

0

1

0

13 (9)

平成18年

8(6)

1(1)

0

1

0

10 (7)

 

(注1)(  )  内は、九州漁業調整事務所による拿捕件数の内数
(注2) 平成28年は1月1日から11月27日までの件数

お問い合わせ先

九州漁業調整事務所漁業監督課
担当者:髙木、島尻
代表:092-273-2000(内線6601)
ダイヤルイン:092-273-2005
FAX:092-262-1930

当資料のホームページURL
 http//www.jfa.maff.go.jp/kyusyu/

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