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プレスリリース

平成28年2月20日

境港漁業調整事務所

韓国はえ縄漁船の拿捕について

平成28年2月20日水産庁漁業取締船が、韓国はえ縄漁船を排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第12条違反(操業日誌不実記載)の疑いで拿捕しました。

なお、本年の境港漁業調整事務所による外国漁船の拿捕は1件目(韓国漁船1件)です。

1.事件の概要

2月20日、水産庁漁業取締船「照洋丸(しょうようまる)」(2,183トン)は、山口県萩市見島字津崎618番地の8番所在見島北灯台の北西約77キロメートルの我が国排他的経済水域において、我が国農林水産大臣の許可を受けて操業していた韓国はえ縄漁船に立入検査を実施したところ、2月17日から2月19日までの間に我が国排他的経済水域で操業し漁獲したカレイの漁獲量を操業日誌に95キログラム過小に記載(実際の漁獲量:983キログラム、操業日誌の記載量:888キログラム)していたことが判明しました。


このため、「照洋丸(しょうようまる)」は、排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律違反(操業日誌不実記載)の疑いで2月20日同船を拿捕(※)しました。本件には、水産庁漁業取締船「天神(てんじん)」が拿捕の支援にあたりました。

本年の境港漁業調整事務所による外国漁船の拿捕は1件目(韓国漁船1件)です。

1.被疑者:キム  ジョンテ船長(56歳)

2.被疑船:クァンチョン
(はえ縄漁船、総トン数:29トン、被疑者含む6名乗船、船籍港:釜山(プサン)市)

3.違反内容
排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第12条違反(操業日誌不実記載)の疑い
4.逮捕状況
2月20日午後0時54分、同船船長を現行犯逮捕
5.漁業取締船
照洋丸(しょうようまる)(2,183トン、船長:曽根光司)
拿捕支援 天神(てんじん)(499トン)
※拿捕とは、船舶を押収し、又は、船長その他の乗組員を逮捕することをいいます。

2.水産庁による外国漁船の拿捕件数の推移(参考)

   韓国   中国   ロシア  台湾 その他    合計
平成28年   1(1)       0       0    0      0    1(1)
平成27年   6      3       0    3      0     12
平成26年   7      5       0    2      0     14
平成25年   9(2)      6       0    4      0   19(2)
平成24年   5(1)     2(1)       0    4      0   11(2)
平成23年   11(5)      0       0    1      0  12(5)
平成22年   13     1       0    5      0   19
平成21年   12    3(2)       0    2      0  17(2)
平成20年  18(1)    2(1)       0    0      0  20(2)
平成19年  11(3)    1       0    1      0  13(3)
平成18年   8    1       0    1      0   10

(注1) (   )内は、境港漁業調整事務所による拿捕件数の内数

(注2) 平成28年は1月1日から2月20日までの件数

 

お問い合わせ先

境港漁業調整事務所漁業監督課
担当者:南、山本
代表:0859-44-3681(内線0015)
ダイヤルイン:0859-44-3682
FAX:0859-44-3683

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