令和3年度新たな資源管理システム構築促進事業の公募について
令和3年度において実施予定の「新たな資源管理システム構築促進事業」の事業実施主体を公募しますので、本事業の実施を希望される方は、下記に従い御応募ください。
なお、本公募は、令和3年度政府予算原案に基づいて行うものであるため、成立した予算の内容に応じて、事業内容、予算額等の変更があり得ることに御留意願います。
1.事業の趣旨
水産政策の改革に基づき、適切な資源管理により資源の維持・増大を図るため、自主的資源管理の高度化を図ること、また、我が国における漁獲可能量の個別漁獲割当て(以下「IQ方式」という。)の導入を促進することが重要な課題となっております。
このため、自主的資源管理の高度化に向け、資源管理計画から資源管理協定への移行、自主的資源管理措置の評価・検証及び体制整備を推進するとともに、自主的資源管理措置の適切な評価・検証及び改善方策を検討するための調査等を実施します。また、IQ方式の導入促進に向け、IQ方式又はIQ方式と他の管理方式を組み合わせた管理措置の効果の検討や、導入に向けた課題の抽出と改善方策を検証する実証調査を実施します。
2.事業の概要
(1)沖合・遠洋漁業における自主的資源管理体制高度化事業
大臣許可漁業等に係る資源管理計画から資源管理協定への移行、自主的資源管理措置の評価・検証及びその結果等を踏まえた自主的資源管理の高度化について、関係漁業者等が一体となって取り組む体制整備を行うとともに、資源管理措置の内容及び関連情報を普及・啓発すること、また、資源管理措置に関する科学的な調査・分析、自主的資源管理措置の効果検証や改善方策の検討に役立てるための多角的調査を行うことにより、自主的資源管理の高度化と自主的資源管理の定量的な効果測定方法の開発を推進することを目的とします。
(2)IQ導入に向けた取組支援事業
IQ方式又はIQ方式と他の管理方式を組み合わせた管理措置に関し、大臣許可漁業等における導入事例等を対象に、検討会の開催及び科学的な調査、整理、分析を行うことにより、管理措置の効果の検討や、導入に向けた課題の抽出と改善方策を検証することを目的とします。
3.応募資格及び応募方法
4の募集期間中に、令和3年度新たな資源管理システム構築促進事業公募要領に基づき課題提案書を作成し、7の応募先に提出してください。
公募要領(PDF : 226KB)
課題提案書(WORD : 42KB)
4.公募の期間
公募の期間は令和3年2月4日(木曜日)~令和3年2月19日(金曜日)午後5時までとします。
5.補助金交付候補者の選定方法
(1)令和3年度新たな資源管理システム構築促進事業公募要領に基づき、提出された課題提案書等について書類審査、課題提案会等の審査を行い、事業単位ごとにその点数の最も高い者から予算の範囲内において順次補助金交付候補者として選定します。
(2)(1)の課題提案会を開催する場合は、有効な課題提案書等を提出した者に対して連絡します。
(注)課題提案会を開催しない場合には連絡しません。
6.補助事業の条件を示す日時、場所及び問い合わせ先
(1) 日 時:令和3年2月4日(木曜日)~令和3年2月19日(金曜日)
午前9時30分~午後5時00分
(2) 場 所:
送付先及び担当 |
TEL |
|
事業内容及び課題提案書作成に関する問い合わせ先 |
〒100-8907 東京都千代田区霞が関1-2-1 水産庁資源管理部管理調整課 資源管理計画班 (担当:西田・若山) |
03-3502-8111 (内線:6664) |
提出先 | 郵送の場合 〒100-8907 東京都千代田区霞が関1-2-1 水産庁漁港漁場整備部整備課内 民間団体補助金グループ (担当:寺島・林) |
03-3502-8111 (内線:6886) |
電子メールで申請する場合は、上記に記載される「事業内容及び課題提案書作成に関する問い合わせ先」に連絡の上、ご確認ください。 |
7.課題提案書等の提出期限及び提出場所
(1) 提出期限:令和3年2月19日(金曜日)午後5時必着とします。
(2) 提出先:上記のとおり
8.課題提案書等の無効
本公示に示した応募資格を満たさない者の課題提案書等は無効とします。
9.その他
本公示に記載なき事項は、令和3年度新たな資源管理システム構築促進事業公募要領によります。
以上公示する。
令和3年2月4日
水産庁長官
山口英彰