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水産庁

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第1章  特集  世界とつながる我が国の漁業 ~国際的な水産資源の持続的利用を考える~


世界の水産物需要が増大する中で、限りある水産資源を持続的に利用していくことの重要性はますます高まっています。特に、国際的に利用されている水産資源の科学的根拠に基づく適切な管理は、世界的な課題の一つです。

こうした中、近年、我が国の漁業と国際的な資源管理との関係は、急激な変化に直面しています。これまで、我が国の漁業は、我が国を遠く離れて操業する遠洋漁業や周辺諸国との関わりを持つ沖合漁業等、一部のものを除き、主に国内の枠組みに基づいて資源管理を実施しながら行われてきました。しかしながら、今、排他的経済水域(EEZ)と隣接する公海での外国漁船による漁獲の急激な増加や、沿岸で漁獲される水産資源についての国際的な管理の強化等により、遠洋、沖合、沿岸を問わず、国際的な枠組みに基づく資源管理の重要性が急速に増しているのです。

この特集では、世界における漁業・養殖業を取り巻く状況を概観するとともに、我が国の漁業をめぐる国際情勢の変化、国際的な資源管理の枠組みとその最新状況について分析し、責任ある漁業国として、国際的な水産資源の持続的利用を確保するために必要な方策について考察します。


1章トビラ

目次

第1節  世界の漁業の状況


第2節  我が国の漁業をめぐる国際情勢


第3節  国際的な漁業の管理


第4節  国際社会の中での持続的な漁業に向けて


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