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水産庁

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(5)世界の漁業の持続的な発展と国際的な資源管理


漁業は動物性たんぱく質の供給源として世界の食料供給に重要な役割を果たしています。また、世界中の多くの地域で漁業が人々の生活を支えています。漁業がこうした役割を今後とも十分に果たしていくためには、水産資源の持続性を確保しつつ適切な利用を図っていくことが不可欠です。

水産資源は、自然の再生産システムの中で成長し世代交代を繰り返す資源です。このため、適切な管理の下では永続的に利用が可能です(図1−1−22)。一方、適切な管理が欠如して過剰漁獲に陥れば、水産資源は枯渇し、安定的な食料供給に支障を来すだけでなく、漁業を基盤とする地域の生活に深刻な影響が及びます。


図1-1-22 水産資源の再生産システム

世界人口の増加とともに食料需要が増大し、とりわけ動物性たんぱく質に対する需要の高まりが予想されています。こうした需要の高まりに適切に応えていくためには、適切な管理により、自然の生態系が育む水生生物を水産資源として持続的かつ有効に利用していくことが重要です。

特に、複数の国々によって国際的に利用されている水産資源の適切な管理は世界的な課題であり、長年にわたり、国際的な資源管理の枠組みの整備が図られてきました。現在、我が国にとって、こうした国際的な資源管理が重要性を増しつつあります。次節では、我が国の漁業を取り巻く国際的な情勢の変化についてみていきます。


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