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水産庁

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プレスリリース

「漁港施設の有効活用ガイドブック」の公表について

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令和3年8月3日
水産庁
~地域の水産業・漁村の活性化に取り組む皆様に向けて、漁港施設の活用ノウハウをお届けします~

水産庁では、地域水産業の活性化及び漁村のにぎわい創出に向けた漁港施設の有効活用を推進しています。この度、有効活用に関する制度や留意すべきプロセス、全国の取組事例などを取りまとめた「漁港施設の有効活用ガイドブック」を初めて作成しましたので、公表します。

1.趣旨

 全国津々浦々にある漁港(令和3年4月1日時点 2,785漁港)は、我が国水産物の安定供給の基盤となるものですが、現在、一部の漁港では、漁業者の減少・高齢化等により漁船や陸揚量が減少しています。
 一方で、余裕が生じた漁港の水域・陸域を増養殖などの生産活動や「海業」の拠点として有効活用することにより、漁村の魅力と所得の向上を目指した取組を行う地域も増えています。
 こうした状況を踏まえ、水産庁では、漁港漁場整備長期計画において「漁港ストックの最大限の活用と漁村のにぎわいの創出」を重点課題に位置付け、漁港施設の有効活用を推進しています。
 この度、漁港施設の有効活用をより一層推進するため、実践的なノウハウ、豊富な事例を取りまとめた「漁港施設の有効活用ガイドブック」を初めて作成しました。
 本ガイドブックが、これから漁港施設の有効活用に取り組もうとする漁港管理者や水産関係者をはじめとする皆様にとって、有効かつ実用的な情報提供になることを期待しています。

※「海業」:漁村の人々が海や漁村に関する地域資源の価値や魅力を活用して所得機会の増大等を図る取組

2.ガイドブックのポイント

 漁港施設の有効活用に関する情報や背景、制度を紹介するとともに、民間事業者が有効活用を実施する場合における留意すべき点について解説しています。
 また、漁港施設の有効活用に先進的に取り組む全国35事例について、別冊「有効活用事例集」として取りまとめました。

 なお、「漁港施設の有効活用ガイドブック」及び「有効活用事例集」は以下のURLよりご覧いただけます。
  https://www.jfa.maff.go.jp/j/gyoko_gyozyo/g_gideline/index.html

 <添付資料>
 報道発表資料(PDF : 367KB)
 漁港施設の有効活用ガイドブック(PDF : 4,237KB)
 有効活用事例集(PDF : 9,667KB)

お問合せ先

漁港漁場整備部計画課計画班

担当者:安田、白谷
代表:03-3502-8111(内線6843)
ダイヤルイン:03-6744-2387
FAX番号:03-3581-0326