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プレスリリース

中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第6回年次会合の結果について

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平成21年12月12日
水産庁

平成21年12月7日から11日まで、パペーテ(フランス領ポリネシア)において開催された中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第6回年次会合の結果についてお知らせします。

1. 概要

中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)は、中西部太平洋における高度回遊性魚類(カツオ、マグロ、カジキ類)資源の長期的な保存及び持続的な利用を確保することを目的として設立された地域漁業管理機関です。毎年開催される年次会合において、対象資源の保存管理措置等が議論され、決定されています。

2. 開催日・場所

平成21年12月7日(月曜日)から11日(金曜日)まで
於:パペーテ(フランス領ポリネシア)

3. 参加国・地域

日本、中国、韓国、フィリピン、カナダ、豪州、NZ、太平洋諸国(サモア、フィジー、パプア・ニューギニア等)、EC、台湾、米国等(締約国23カ国+EC、台湾)

4. 我が国出席者

宮原正典水産庁資源管理部審議官(日本政府代表)他、水産庁、外務省、(独)水産総合研究センター、関係業界

5. 主な結果

 (1)クロマグロの保存管理措置

本年9 月の北小委員会(*)で作成された保存管理措置案(漁獲努力量(操業隻数・日数等)を現状レベルに凍結)を原案どおり採択した。

*北緯20度以北の海域におけるクロマグロ等については、北小委員会が保存管理措置案を作成し、年次会合に勧告する。

  

(2)メバチの保存管理措置

(イ)昨年の年次会合で決定した保存管理措置に変更なし。

(a)まき網漁業

2010年:集魚装置を用いた操業の3ヶ月間禁止。

(b)はえ縄漁業

2010年:メバチの漁獲量2001-2004年の平均値から20%削減。

(ロ)来年の年次会合で措置の全面見直し

 

(3)監視取締措置

水揚検査、転載管理などの監視取締措置が決まった。

 

(4)次回年次会合

2010年12月にミクロネシアで開催予定。

お問合せ先

資源管理部国際課
担当者:川島、坂本
代表:03-3502-8111(内線6745)
ダイヤルイン:03-3502-8459
FAX:03-3502-0571