プレスリリース
水産庁/「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)第17回 特別会合(年次会合)」の結果について
農林水産省は、平成27年10月27日(火曜日)、中央合同庁舎第4号館 共用会議室1219-1221号室において、食品安全に関する「優先的にリスク管理の対象とする有害化学物質のリストの見直し案及び有害化学物質の実態調査の中期計画案(平成28~32年度)」についての説明・意見交換会を開催します。
本説明・意見交換会は公開です。ただし、カメラ撮影は冒頭のみ可能です。
平成22年11月28日
水産庁
「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)第17回 特別会合(年次会合)」の結果について
平成22年11月17日から27日まで、パリ(フランス共和国)において、「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)第17回 特別会合(年次会合)」が開催されました。 |
1. 概要
「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT注1)」は、大西洋における高度回遊性魚種(マグロ、カツオ、カジキ類)の保存管理を目的とする地域漁業管理機関です。
注1 ICCAT: International Commission for the Conservation of Atlantic Tunas
2. 日時・場所
日時:11月17日(水曜日)~27日(土曜日)
場所:パリ(フランス共和国)
3. 参加国・地域
日本、米国、カナダ、ブラジル、中国、南アフリカ、EU等
4. 我が国出席者
宮原 水産庁 資源管理部 審議官(政府代表)ほか、水産庁、外務省、経済産業省、(独)水産総合研究センター 遠洋水産研究所及び関係業界の関係者
5. 結果概要
(1)東大西洋クロマグロ資源の保存管理措置
- 2010 年の総漁獲可能量(TAC:Total Allowable Catch)13,500 トンから、2011 年は12,900トンに削減。科学委員会の助言に従いTACの変更が行われるまで継続。我が国は、1,148.05 トンから2011年は1,097.03トンに削減。
- 保存管理措置の各国の遵守確保の強化ため、
- 漁業国及び蓄養国がクロマグロの尾数及び重量が正確に確認できない場合のクロマグロの放流の義務づけ
- 来年のクロマグロの漁期前に開催されるICCAT遵守会合において、各国の遵守計画をレビューし、監視取締措置が不十分と判断された場合、操業を認めないことを決定。
(2)西大西洋クロマグロ資源の保存管理措置
- 2010 年の総漁獲可能量(TAC)1,800 トンから、1,750トンに削減(2011年及び2012年)。我が国の漁獲枠は、311.02 トンから301.64 トンに削減。
- 科学委員会が、幼魚加入の急激な減少など、西大西洋クロマグロ資源の崩壊の危機を認めた場合の漁業停止義務を規定(東太平洋クロマグロについては、昨年同種の規定を導入済み)。
(3)メバチの保存管理措置
- 現在の良好な資源水準を将来にわたり維持するため、科学委員会の助言に従い、2011年の各国の漁獲枠を削減(TAC85,000 トン、我が国の漁獲枠は、24,000 トンから23,611トンに削減)。
- 我が国より、中国に3,000トンを移譲。
(4)次回の会合
2011 年の年次会合は、11月に開催予定(開催地未定)。
6.その他
(参考)
- 平成22 年11 月12 日付けプレスリリース「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)第17回 特別会合(年次会合)」の開催について
<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)
資源管理部国際課
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