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九州漁業調整事務所

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プレスリリース

令和2年九州・山口県沖における外国漁船取締活動の概況について

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令和3年3月12日
九州漁業調整事務所
水産庁漁業取締本部福岡支部(九州漁業調整事務所)では、九州・山口県沖の我が国領海及び排他的経済水域(EEZ)において、外国漁船を主な対象として船舶及び航空機による漁業取締りを実施しています。
福岡支部による令和2年の外国漁船の視認隻数は延べ36,966隻となっており、違反操業の未然防止等のために行った指導、警告は延べ1,527回に及びます。このほか、立入検査1件(前年2件)、拿捕1件(前年1件)、外国漁船が違法に設置したとみられる漁具の押収が6件(前年10件)ありました。
立入検査及び拿捕件数は、前年より減少していますが、我が国EEZ内に侵入しての操業や漁具の違法な設置など、悪質な違法操業が依然継続して発生しています。今後とも、関係機関と連携して外国漁船の違法操業の防止・根絶に努めます。

1.福岡支部による令和2年の外国漁船の取締では、視認隻数は延べ36,966隻となっており、違反操業の未然防止等のために行った指導、警告は延べ1,527回に及びました。このほか、立入検査1件(前年2件)、拿捕1件(前年1件)、外国漁船が違法に設置したとみられる漁具の押収6件(前年10件)となりました。立入検査件数などは、平成30年以降、それ以前と比べ減少していますが、これは、中国、韓国との漁業交渉が合意に至っておらず、我が国EEZ内での二国間協定に基づく操業の許可を出していないためです。

2.立入検査は、韓国漁船1件で、前年から減少しました。

3.拿捕事件の違反内容は、韓国はえ縄漁船の無許可操業及び質問・検査の拒否・忌避が1件でした(前年1件)。

4.外国漁船が違法に設置したとみられる漁具の押収件数は6件と前年(10件)より減少しました。

5.今後とも関係機関と連携して我が国EEZ境界付近の監視、外国漁船への立入検査・指導を強化し、違法操業に対しては毅然として対処するとともに、様々な方法を用いて違法操業の防止・根絶に努めてまいります。

6.外国漁船取締活動の主な取組、事件件数の推移等は別紙のとおりです。

EEZ:Exclusive Economic Zone
<添付資料>
(別紙)令和2年九州・山口県沖における外国漁船取締活動の概況について(PDF : 900KB)

お問合せ先

九州漁業調整事務所漁業監督課

担当者:白勢、品田
代表:092-273-2000(内線6601)
ダイヤルイン:092-273-2005
FAX番号:092-262-1930