小型機船底びき網漁業者の現行犯逮捕について

                                                  令和2年9月11日
                                                  水産庁漁業取締本部神戸支部

水産庁漁業取締本部神戸支部（瀬戸内海漁業調整事務所（神戸市））は、令和2年9月9日に兵庫県洲本市在住の小型機船底びき網漁船「住吉丸」船長兼漁労長を小型機船底びき網漁業取締規則及び兵庫県漁業調整規則違反で現行犯逮捕し、同年9月10日、洲本区検察庁に身柄付きで送致しましたのでお知らせします。

事件の概要 

  令和2年9月9日午前3時23分ころ、兵庫県洲本市所在の淡路由良港成ケ島沖灯標付近の海域において、当該海域で使用が禁止されている漁具「網口開口板」を使用し、かつ、許可の制限又は条件により操業が禁止されている時間に、イセエビやマダイなど約6.3kgを採捕し、小型機船底びき網漁業を営んでいた動力漁船「住吉丸」（兵庫県知事許可受有漁船）を現認しました。このため、同船船長兼漁労長を小型機船底びき網漁業取締規則及び兵庫県漁業調整規則違反で現行犯逮捕し、同年9月10日、洲本区検察庁に身柄付きで送致しました。

なお、同船長兼漁労長は、過去にも同様の違反で検挙され、送致されています。 

1   被 疑 者：兵庫県洲本市在住の住吉丸船長兼漁労長（53歳、男性）

2   被 疑 船：住吉丸（小型機船底びき網漁船、総トン数4.8トン）

3   違反内容：
(1)小型機船底びき網漁業取締規則違反（禁止漁具使用）

(2)兵庫県漁業調整規則違反（許可の制限又は条件違反）

4   逮捕日時：令和2年9月9日午前4時46分ころ

5   対応勢力：水産庁漁業取締船白鷺（149トン）、みかげ（49トン）

添付資料

  
違反操業位置概略図・写真(PDF : 252KB)