平成21年8月10日
九州漁業調整事務所
平成21年8月8日、水産庁漁業取締船「白鷗丸(はくおうまる)」(499トン)は、長崎県対馬市上対馬町鰐浦字大島1218番所在三島灯台東方約52kmの我が国排他的経済水域(EEZ)において、我が国農林水産大臣の許可を受けて操業していた韓国はえ縄漁船「クァンチョン」に対し、漁業に関する日本国と大韓民国との間の協定(日韓漁業協定)に基づく2009年漁期の操業条件等の遵守状況を確認するための立入検査を実施した。
その結果、マアナゴ等の漁獲量を操業日誌に記載していなかったことが判明した。
このため、同日午後0時47分、同船船長で韓国籍の金鍾泰(キム ジョンテ)(49歳)を排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律(漁業主権法)違反で現行犯逮捕した。
九州漁業調整事務所による外国漁船の拿捕は本年5件目で、韓国漁船によるものは4件目である。
本件にかかる概要は、下記のとおり。
記
被疑船:クァンチョン
漁業種類:はえ縄漁業
総トン数:22トン
乗組員数:被疑者を含む5名
船籍港:釜山市
被疑者:金鍾泰 キム ジョンテ(49歳)船長
違反内容:漁業主権法違反(操業日誌不記載罪)
<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)
九州漁業調整事務所漁業監督課
担当者:長谷川
代表:092-273-2000(内線6601)
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