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プレスリリース

平成25年3月12日

九州漁業調整事務所

韓国はえ縄漁船の拿捕について

 事件概要

    3月11日、水産庁漁業取締船「白鷗丸(はくおうまる)」(499トン)が、長崎県五島市玉之浦町所在大瀬埼灯台西方約72km

の我が国排他的経済水域(EEZ:注1)において、我が国農林水産大臣の許可を受けて操業していた韓国はえ縄漁船に立

入検査を実施したところ、3月1日午前0時から3月11日正午までの間、我が国EEZで操業し漁獲したタチウオの合計を偽り、

999キログラム過小(実際の漁獲量:1,909キログラム、操業日誌記載量:910キログラム)に操業日誌に記載していることが

判明したため、同船船長を排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第12条違反(操業

日誌不実記載罪)で拿捕(注2)しました。

なお、本年の九州漁業調整事務所による外国漁船の拿捕は7件目(韓国漁船3件)です。

 

1.被疑者:金成燦(キム ソンチャン)(43歳)船長

2.被疑船:3デグァン(3대광)

   はえ縄漁船、総トン数:29トン、被疑者を含む9名乗船、船籍港:済州市

3.違反内容

   排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第12条違反(操業日誌不実記載罪)の疑い

4.逮捕状況

   3月11日午後10時34分、同船船長を排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第12条

   違反(操業日誌不実記載罪)で現行犯逮捕

5.漁業取締船

   白鷗丸(はくおうまる)(499トン、船長:橋本 高明)

注1:EEZ:Exclusive Economic Zone

注2:拿捕とは、船舶を押収し、又は船長その他の乗組員を逮捕することをいいます

 

韓国はえ縄漁船「3デグァン」全景

H25-3-11-4

 

立入検査に臨む漁業監督官

H25-3-11-5

 

韓国はえ縄漁船「3デグァン」全景(手前)と水産庁漁業取締船「白鴎丸」

H25-3-11-3

<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)

お問い合わせ先

九州漁業調整事務所漁業監督課
担当者:中村
代表:092-273-2000(内線6601)
ダイヤルイン:092-273-2005
FAX:092-262-1930

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