ホーム > 報道発表資料 > 中国底びき網漁船の拿捕について
平成26年2月6日
九州漁業調整事務所
事件概要
2月5日、水産庁漁業取締船「白鷗丸(はくおうまる)」(499トン)が、長崎県五島市所在女島灯台南西約80キロメートル
の我が国排他的経済水域(EEZ※)において、我が国農林水産大臣の許可を受けて操業していた中国底びき網漁船に
立入検査を実施したところ、2月2日から5日までの間に我が国EEZで操業し漁獲した漁獲物の操業日誌過小記載12,085
キログラム(実際の漁獲量:14,115キログラム、操業日誌記載量:2,030キログラム)が判明したため、同船船長を排他的
経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第12条違反(操業日誌不実記載罪)の疑いで2月
6日拿捕(※2)しました。
なお、本年の九州漁業調整事務所による外国漁船の拿捕は3件目(中国漁船1件)です。
1.被疑者:许军祥(シュイ チュンシアン)(37歳)船長
2.被疑船:浙岭渔23910(チォリンユィ23910)
底びき網漁船、総トン数:288トン
被疑者含む9名乗船
船籍港:浙江省温岭市
3.違反内容
排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第12条違反(操業日誌不実記載罪)
の疑い
4.逮捕状況
2月6日午前4時46分、同船船長を排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律
第12条違反(操業日誌不実記載罪)の疑いで現行犯逮捕
5.漁業取締船
白鷗丸(はくおうまる)(499トン、船長:橋本 高明)
※1:EEZ:Exclusive Economic Zone
※2:拿捕とは、船舶を押収し、又は船長その他の乗組員を逮捕することをいいます
中国底びき網漁船「チォリンユィ23910」(左手前)と水産庁漁業取締船「白鷗丸」

立入検査に臨む漁業監督官

<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)
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九州漁業調整事務所漁業監督課
担当者:中村
代表:092-273-2000(内線6601)
ダイヤルイン:092-273-2005
FAX:092-273-2011