ホーム > 報道発表資料 > 韓国いか釣り漁船の拿捕について
平成20年1月10日
九州漁業調整事務所
9日午後7時05分ころ、水産庁取締船「白鷗丸」(499トン)は、長崎県対馬市所在豆酘埼灯台西南西約63kmの我が国排他的経済水域(EEZ)において、我が国農林水産大臣の許可を受けて操業していた韓国いか釣り漁船「77ボクソン」に対し、漁業に関する日本国と大韓民国との間の協定(日韓漁業協定)に基づく2008年の操業条件等の遵守状況を確認するための立入検査を実施したところ、操業日誌に1月5日から9日までのスルメイカの漁獲量を357キログラム過少に記載(実際の漁獲量:1,804キログラム、操業日誌記載量:1,447キログラム)していたことが判明した。
このため、同日午後10時15分、同船船長で韓国籍の李容奎(イ ヨンギュ)(69歳)を排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律(漁業主権法)違反で現行犯逮捕した。
九州漁業調整事務所による外国漁船の拿捕は、本年2件目であり、いずれも韓国いか釣り漁船である。
本件にかかる概要は、下記のとおり。
記
被 疑 船:77ボクソン(77差失)
漁業種類:いか釣り漁業
総トン数:48トン
乗組員数:被疑者を含む6名
船籍港:盈德郡
違反内容:漁業主権法違反(操業日誌不実記載罪)
<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)
九州漁業調整事務所漁業監督課
担当者:福井
代表:092-273-2000(内線6601)
ダイヤルイン:092-273-2005
FAX:092-262-1930