ホーム > 報道発表資料 > 中国底びき網漁船の拿捕について
平成26年2月24日
九州漁業調整事務所
事件概要
2月21日、水産庁漁業取締船「白萩丸(しらはぎまる)」(499トン)が、長崎県五島市所在女島灯台南南西約154キロメートル
の我が国排他的経済水域(EEZ※1)において、我が国農林水産大臣の許可を受けて操業していた中国底びき網漁船に立
入検査を実施したところ、2月17日から21日までの間に我が国EEZで操業し漁獲した漁獲物の操業日誌過小記載541キログ
ラム(実際の漁獲量:2,491キログラム、操業日誌記載量:1,950キログラム)が判明したため、同船船長を排他的経済水域に
おける漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第12条違反(操業日誌不実記載罪)の疑いで2月21日拿捕(※2)
しました。
なお、本年の九州漁業調整事務所による外国漁船の拿捕は4件目(中国漁船2件)です。
1.被疑者:江云德(チアン ユントォ)(43歳)船長
2.被疑船:浙岭渔26881(チォリンユィ26881)
底びき網漁船、総トン数:298トン
被疑者含む9名乗船
船籍港:浙江省温岭巿
3.違反内容
排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第12条違反(操業日誌不実記載罪)の疑い
4.逮捕状況
2月21日午後9時4分、同船船長を排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第12条
違反 (操業日誌不実記載罪)の疑いで現行犯逮捕
5.漁業取締船
白萩丸(しらはぎまる)(499トン、船長:曽根 光司)
※1:EEZ:Exclusive Economic Zone
※2:拿捕とは、船舶を押収し、又は船長その他の乗組員を逮捕することをいいます
中国底びき網漁船「チォリンユィ26881」(右)と水産庁漁業取締船「白萩丸」
立入検査に臨む漁業監督官
<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)
九州漁業調整事務所漁業監督課
担当者:中村
代表:092-273-2000(内線6601)
ダイヤルイン:092-273-2005
FAX:092-273-2011