このページの本文へ移動

水産庁

メニュー

プレスリリース

平成28年の外国漁船取締実績について

  • 印刷
平成29年1月24日
水産庁
我が国の排他的経済水域(EEZ)においては、ロシア、韓国及び中国漁船約1千隻が操業しているほか、多数の外国漁船がEEZ境界線の外側付近で操業しており、水産庁としては、これらが違法操業を行うことのないよう、漁業取締を実施しています。
水産庁による平成28年の外国漁船拿捕件数は6件(前年12件)となりました。また、我が国排他的経済水域(EEZ)で発見された外国漁船によるものと見られる違法設置漁具の押収件数は14件(前年21件)となりました。
水産庁は、引き続き、違法操業が多発する海域・時期における重点的な取締りの実施や海上保安庁との連携等を通じて、我が国の漁業秩序を脅かす外国漁船の違法操業防止に努めます。

1.水産庁による外国漁船の取締

(1)我が国周辺水域における外国漁船の操業と取締の目的

我が国の排他的経済水域(EEZ)には、ロシア、韓国及び中国との二国間協定に基づき、約1千隻の外国漁船が入漁し、操業を行っています。
水産庁では、こうした漁船に対して立入検査を行い、魚倉内の漁獲物、操業日誌、漁具等を確認することにより許可条件の遵守を担保しています。
また、多数の外国漁船が我が国のEEZ境界線の外側付近で操業しているため、我が国政府の許可なく我が国のEEZで操業を行うことのないよう、境界線付近で監視を行っています。

(2)外国漁船に対する取締の状況

外国漁船による違法操業は、無許可操業や漁獲量の操業日誌への過小記載等、悪質、巧妙化しています。
平成28(2016)年の水産庁による外国漁船の取締実績は、立入検査数86件、拿捕件数6件、違法設置漁具(カニかご、刺し網等)の押収件数14件でした。
拿捕件数を国別にみると、韓国は5件(前年6件)で、その内訳は我が国EEZ内での無許可操業が3件(はえ縄漁船1隻、いか釣り漁船1隻、あなご筒漁船1隻)、操業日誌に漁獲量を過小記載する操業日誌不実記載が2件(はえ縄漁船2隻)でした。中国は1件(前年3件)で、底びき網漁船による漁獲量を操業日誌に記載しない操業日誌不記載によるものでした。


水産庁による外国漁船への立入検査件数
合計 韓国 中国 台湾 その他
平成28年 86 67 14 3 2
平成27年 111 91 13 6 1
平成26年 80 68 6 3 3
平成25年 118 93 18 6 1
平成24年 130 110 13 4 3


水産庁による外国漁船の拿捕件数
合計 韓国 中国 台湾
平成28年 6 5 1 0
平成27年 12 6 3 3
平成26年 14 7 5 2
平成25年 19 9 6 4
平成24年 11 5 2 4


水産庁による違法設置漁具の押収
件数 刺し網(km) はえ縄(km) かご漁具(個) 漁獲物(トン)
平成28年 14 0.3 0 1,939 36.7
平成27年 21 40 2 1,783 15.8
平成26年 20 22 0 1,486 9.8
平成25年 21 4 83 1,362 2.5
平成24年 22 30 35 1,081 12.0
 

2.水産庁としての外国漁船取締方針 

(1)外国漁船による違法操業は無許可操業や立入検査拒否、漁獲量の過小記載など悪質な事件が未だに発生しているほか、近年、東シナ海で増加していた新漁法の中国漁船(虎網、かぶせ網、灯光敷網)が道東・三陸沖の我が国EEZ境界線付近で急増し、操業が活発化しています。

(2)水産庁としては、我が国周辺海域の水産資源の適切な管理を脅かす外国漁船の違法操業を根絶するため、外国漁船による違法操業の発生状況等を勘案し、特定の海域・時期に重点的に漁業取締船等を配置し対処するなど、効率的かつ効果的に徹底した取締の実施を図っています。

(3)また、漁業取締を担う漁業監督官等の増員や暗視カメラの搭載等による取締装備の充実強化を行うとともに、海況の厳しい海域においても漁業取締が行えるよう、最新鋭の漁業取締船の大型化(1,000トン級)を図るなど、広大な我が国EEZの漁業取締体制を維持強化すべく必要な経費を措置することとしており、外国漁船の取締体制の強化を図ります。

EEZ:Exclusive Economic Zone


<添付資料>
(参考)漁業取締現場写真
道東・三陸沖の中国漁船視認状況(H28年)

お問合せ先

資源管理部管理課指導監督室

担当者:廣野、角町
代表:03-3502-8111(内線6670)
ダイヤルイン:03-3502-3805
FAX番号:03-3502-0167

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader