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プレスリリース

太平洋クロマグロ小型魚の漁獲に係る近海竿釣り漁業等とかじき等流し網漁業等への操業自粛要請の発出について

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平成29年7月26日
水産庁
水産庁は、平成29年7月21日、大臣管理漁業の近海竿釣り漁業等とかじき等流し網漁業等の第3管理期間の漁獲量が128.4トンと漁獲枠の106トンを超過したため、太平洋クロマグロの30キログラム未満の小型魚の漁獲に係る操業自粛要請を発出しました。

1.背景

我が国は太平洋クロマグロの資源回復を図るため、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)での国際合意に基づき、平成22年より管理強化に取り組んできたところです。平成27年1月から30キログラム未満の小型魚(以下「小型魚」という。)について2002年から2004年までの年平均漁獲実績から半減、30キログラム以上の大型魚について2002年から2004年の年平均漁獲実績を超えないように管理する措置を実施しています。

2.概要

「太平洋クロマグロに係る第3管理期間の資源管理の実施について(平成29年6月30日付け29水管第1192号)」及び「くろまぐろ型TACに関する基本計画(試行、平成29年6月30日公表)」に基づき、大臣管理漁業は、大中型まき網漁業、近海竿釣り漁業等とかじき等流し網漁業等に分けて管理しています。
第3管理期間(※1)の小型魚の漁獲枠について集計した結果、近海竿釣り漁業等とかじき等流し網漁業等の漁獲量が128.4トンと漁獲枠の106トンを超過したため、平成29年7月21日(金曜日)に小型魚の操業自粛要請を発出しました。(漁獲枠106トンの内訳は近海竿釣り漁業等62トン、かじき等流し網漁業等44トンです。)

(1)近海竿釣り漁業等
近海竿釣り漁業等の小型魚漁獲量が84.2トン(7月21日現在)(※2)となり、同漁業の漁獲枠62トンを超過しました。あわせて、近海竿釣り漁業等とかじき等流し網漁業等の漁獲枠106トンも超過したことから、近海竿釣り漁業等に対して、平成29年7月21日(金曜日)、小型魚の漁獲に係る操業自粛要請を発出しました。

(2)かじき等流し網漁業等
東シナ海等かじき等流し網漁業とかじき等流し網漁業の小型魚漁獲量が両漁業の漁獲枠44トンを超過する恐れがあったため、平成29年6月21日(水曜日)に小型魚の操業自粛要請を発出しました。その後、両漁業の小型魚漁獲量が44.2トン(7月21日現在)(※2)となり、両漁業の漁獲枠44トンを超過しました。あわせて、近海竿釣り漁業等とかじき等流し網漁業等の漁獲枠106トンも超過したことから、東シナ海等かじき等流し網漁業とかじき等流し網漁業に対して平成29年7月21日(金曜日)、小型魚の漁獲に係る操業自粛要請を発出しました。

(※1)第3管理期間は、大臣管理漁業は平成29年1月から同年12月までです。(沿岸漁業は平成29年7月から平成30年6月まで)
(※2)7月21日時点での報告をとりまとめた速報値であり、後日報告値の修正がある点も御留意ください。

3.管理の内容

太平洋クロマグロについては、以下の内容で管理を行っています。

1.管理目標(当面の目標)
親魚資源量を10年以内(2024年まで)に少なくとも60パーセントの確率で歴史的中間値まで回復

2.我が国の第3管理期間の漁獲枠
(1)小型魚の年間漁獲枠(※)
4,007トン(2002年から2004年までの我が国の年平均漁獲実績からの半減)
(ア) 大中型まき網漁業2,000トン
(イ) 近海竿釣り漁業等とかじき等流し網漁業等106トン(近海竿釣り漁業等62トン、かじき等流し網漁業等44トン)
(ウ) 沿岸漁業1,901トン

(2)大型魚の年間漁獲枠(※)
4,882トン(2002年から2004年までの我が国の年平均漁獲実績)

(※)上記の年間漁獲枠は第2管理期間の漁獲量超過分を差し引く前のものです。差し引く量が確定次第、くろまぐろ型TACに関する基本計画第3の2の規定に基づき、大中型まき網漁業における小型魚から大型魚への漁獲枠の振り替えに伴う変更と併せて、改正されます。なお、大中型まき網漁業及び近海竿釣り漁業等は、第2管理期間で漁獲量の超過がなかったため、第3管理期間からの差し引きはありません。

3.管理手法

(1)大中型まき網漁業、近海竿釣り漁業等とかじき等流し網漁業等は漁業種類ごとに管理。
(2)沿岸漁業は都道府県別に漁獲枠を配分。ただし漁獲枠が極めて小さい等の場合は漁船漁業等の広域管理により管理し、定置漁業は引き続き共同管理により管理。

4.その他

<参考>
太平洋クロマグロに係る第3管理期間の資源管理の実施について
http://www.jfa.maff.go.jp/j/tuna/maguro_gyogyou/attach/pdf/bluefinkanri-8.pdf
くろまぐろ型TACに関する基本計画
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kanri/other/attach/pdf/daisankanri-24.pdf
<添付資料>
東シナ海等かじき等流し網漁業及びかじき等流し網漁業における太平洋クロマグロに係る操業自粛について(6月21日付)(PDF : 108KB)
東シナ海等かじき等流し網漁業及びかじき等流し網漁業における太平洋クロマグロに係る操業自粛について(7月21日付)(PDF : 112KB)
近海かつお・まぐろ漁業における太平洋クロマグロに係る操業自粛について(7月21日付)(PDF : 71KB)
第3管理期間における漁獲状況について【速報値(概数)】(PDF : 292KB)

お問合せ先

(管理について)
資源管理部管理課
担当者:竹越、山崎、喜多
代表:03-3502-8111(内線6664)
ダイヤルイン:03-3502-8452

(近海竿釣り漁業等について)
資源管理部漁業調整課
担当者:福井、高橋
代表:03-3502-8111(内線6709)
ダイヤルイン:03-6744-2364

(かじき等流し網漁業等について)
資源管理部漁業調整課
担当者:新村、切通、牧
代表:03-3502-8111(内線6708)
ダイヤルイン:03-3502-8479