令和7年度ウナギ人工種苗・完全養殖社会実装加速化事業のうち人工種苗生産対策の公募について
令和7年度において実施予定の「ウナギ人工種苗・完全養殖社会実装加速化事業のうち人工種苗生産対策」の事業実施主体を公募しますので、本事業の実施を希望される方は、下記に従い御応募ください。
なお、本公募は、令和7年度補正(第1号)政府予算原案に基づいて行うものであるため、成立した予算の内容に応じて、事業内容、予算額等の変更があり得ることに御留意願います。
1.事業の趣旨
ウナギは、ニホンウナギを含むウナギ属全種が天然で採捕されるシラスウナギを利用し、我が国及び各国において養殖されています。今回のEUによるCITES附属書2掲載提案も、ウナギ資源減少への懸念等を契機に提案されており、将来にわたって根本的な解決を図るためには、輸入依存から脱却するべく人工種苗のより早期の社会実装を目指すとともに、依然として生態に不明な点が多いウナギの資源保全や管理を緊急的に講じる必要があります。
本事業は、民間事業者に対し人工種苗の新型量産水槽及び関連設備の導入や技術移転、専門家の派遣による技術指導に係る経費を支援することで、人工種苗の量産試験を実施し、社会実装の加速化を目的としています。
2.事業の概要
民間事業者による人工種苗の量産試験を実施するため、事業実施主体が行う(1)、(2)の取組に対して必要な経費を支援します。
(1)人工種苗量産水槽導入支援
人工種苗の量産に取組む養殖業者に対し、人工種苗育成に必要な新型量産水槽及び関連設備の導入経費を支援
(2)技術移転・指導支援
人工種苗の量産に取組む養殖業者に対し、生産技術移転及び技術指導に要する人件費等を支援
3.応募資格及び応募方法
4の募集期間中に、令和7年度ウナギ人工種苗・完全養殖社会実装加速化事業のうち人工種苗生産対策公募要領に基づき課題提案書を作成し、7の応募先に提出してください。
公募要領(PDF : 472KB)
課題提案書(WORD : 44KB)
4.公募の期間
公募の期間は令和7年12月10日(水曜日)~令和7年12月25日(木曜日)午後5時までとします。
5.補助金交付候補者の選定方法
(1)令和7年度ウナギ人工種苗・完全養殖社会実装加速化事業のうち人工種苗生産対策公募要領に基づき、提出された課題提案書等について書類審査、課題提案会等の審査を行い、補助金交付候補者として1者を選定します。
(2)(1)の課題提案会を開催する場合は、有効な課題提案書等を提出した者に対して連絡します。
(注)課題提案会を開催しない場合には連絡しません。
6.補助事業の条件を示す日時、場所及び問い合わせ先
(1)日時:令和7年12月10日(水曜日)~令和7年12月25日(木曜日)午前9時30分~午後6時15分
(2)場所:
| 送付先及び担当 | TEL | |
| 事業内容及び課題提案書作成に関する問い合わせ及び提出先 | 〒100-8907 東京都千代田区霞が関1-2-1 水産庁増殖推進部栽培養殖課 内水面漁業振興室内水面企画班 (担当:堀端・天野) 電子メールで申請する場合 上記に記載される「事業内容及び課題提案書作成に関する問い合わせ先」に連絡の上、ご確認ください。 |
03-3502-8111 (内線:6825) |
お問い合わせは月曜日から金曜日(祝日を除く。)の、午前9時30分から午後6時15分(正午から午後1時を除く。)までとします。
7.課題提案書等の提出期限及び提出場所
(1)提出期限:令和7年12月25日(木曜日)午後5時必着とします。
(2)提出先:上記のとおり
8.課題提案書等の無効
本公示に示した応募資格を満たさない者の課題提案書等は無効とします。
9.その他
本公示に記載なき事項は、令和7年度ウナギ人工種苗・完全養殖社会実装加速化事業のうち人工種苗生産対策公募要領によります。
以上公示する。
令和7年12月10日
水産庁長官
藤田仁司




