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水産庁

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藻場の種類

 アマモ場

日本中の波の静かな内海・内湾域の砂泥域に繁茂する海草(海中で一生を過ごす海産種子植物)であるアマモやコアマモ等から構成される藻場。産卵場や幼稚仔魚の保育場を提供します。

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 アラメ・カジメ場

黒潮(暖流)の影響を受ける沿岸域に発達するアラメ属とカジメ属の海藻類から構成される藻場。岩礁に着生して繁茂し、アワビやサザエ、ウニ等の餌植物ともなります。

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 ガラモ場

対馬暖流の影響を受ける沿岸域や瀬戸内海に生育する多様な褐藻類のホンダワラ属から構成される藻場。

多数の卵形の気泡をまとうことで、海中で立ち上がります。岩場に着生して繁茂し、メバルなど魚類のたまり場、産卵の基質、幼稚魚の成育場となります。ちぎれた藻は流れ藻となって海流に乗り、稚魚の洋上の格好の隠れ家となります。

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 コンブ場

親潮(寒流)の影響を受ける北方域のコンブ類等から構成される藻場。岩礁に着生して繁茂し、古くから食用としても欠かすことのできない海藻です。

わが国の沿岸に分布するコンブ属の海藻は13種が知られ、マコンブ・ホソメコンブ・ミツイシコンブ以外は全て北海道沿岸の固有種となっています。


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