水産庁公式ブログ「アワビのステーキ食べてみたいよね」2020年5月
|5月26日|5月25日|5月22日|5月21日|5月20日|5月11日|5月1日|
【5月26日 持続化給付金について】
今般の新型コロナウイルスの感染拡大により、全国の水産業・食品産業に影響が広がっています。
政府は、大きな影響を受ける事業者に対して、事業の継続を下支えするために、「持続化給付金制度」を創設しました。
持続化給付金は、業種横断的に、個人・法人を問わず、漁業者・漁協・水産加工業者等も広く対象となる制度です(大企業は対象外です)。
個人の方へ
・最大100万円が支給されます。
・パソコン・スマホで申請可能です。
※「持続化給付金」を装った詐欺にはご注意ください!
法人の方へ
最大200万円が支給されます。
パソコン・スマホで申請可能です。
※「持続化給付金」を装った詐欺にはご注意ください!
◯詳細はこちらから↓
https://www.jfa.maff.go.jp/j/cornavirus/benefit.html
◯農林水産業全体についてはこちらから↓
https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/benefit.html
【5月25日 魚のゆりかご:汽水域(干潟)】
大きな川の出口には川の水と海の水が混じり合う汽水域が形成され、干潟が形成されることもあります。
多くの方が潮干狩りやハゼ釣り、釣りに詳しい方であればシーバス(スズキ)釣りに来られる汽水域ですが、生活の多くを汽水域で過ごす魚、稚魚の時代のみ汽水域で過ごす魚がいて、実に多くの魚が汽水域を利用しています。今回はそんな汽水域に生息する魚の中でも、筆者の10年近くにわたる観察で見た選りすぐりの10種類を紹介します。
(一時的に汽水域で過ごす魚:カレイの仲間)
生息していることを聞いて驚かれる方が多いのがカレイの仲間です。多くがイシガレイ、希にマコガレイが観察できます。初夏にかけて、5センチくらいまでの稚魚の時代を汽水域で過ごします。
(一時的に汽水域で過ごす魚:マゴチ)
夏に旬を迎える白身魚のマゴチも10センチくらいまでの稚魚が汽水域で暮らしています。
(一時的に汽水域で過ごす魚:メバルの仲間(写真はムラソイ?))
メバルの仲間の中にも、稚魚の時代を汽水域で過ごす種類がいます。5センチくらいまでの稚魚がカキ殻の周辺で暮らしています。
(一時的に汽水域で過ごす魚:ホウボウ)
汽水域には潮に流されて、非常に珍しい魚が見られることがあります。このホウボウもそんな魚の一つです。1センチくらいの稚魚でしたが、過去に一度だけ見たことがあります。
(一時的に汽水域で過ごす魚:アカエイ)
アカエイは汽水域では一番大きい魚の一つです。写真の個体は橋脚周りの水たまりに取り残されていた、1メートル近い個体。尾に強い毒を持つため、注意が必要です。
(生活の多くを汽水域で過ごす魚:ハゼの仲間)
今回紹介しているエドハゼとヒモハゼは良好な自然環境が保たれた干潟に生息するとされています。ハゼ釣りの対象となるマハゼ以外にも泥の中やカキの殻の中等、環境によって多くの種類のハゼが生息しています。
(生活の多くを汽水域で過ごす魚:トサカギンポ)
頭のトサカとクリっとした目がとても愛らしいトサカギンポは汽水域に主に分布するギンポの仲間です。カキの殻の中に住んでいます。
(生活の多くを汽水域で過ごす魚:トビハゼ)
先日の「さかな百景」に登場したトビハゼも、良好な自然環境が保たれた干潟に生息するアイドル的存在です。警戒心が強く、近づくのがとても難しいです。
このように多くの魚たちが生息する汽水域(干潟)を将来に残していきたいですね。新型コロナウイルスの影響で外に出られない日々が続きますが、潮干狩りやハゼ釣りに行かれた際には、その一歩先に生息する魚達にも気を配ってみてください。季節によって見られる魚が大きく異なるのも汽水域の魅力です。
(汽水域の生き物観察の注意)
1 日差しを遮るものがないため、熱中症にはご注意ください。必ず2人以上の観察を心がけましょう。
2 ガラスや貝殻等が多くありますので、裸足やビーチサンダルは避け、長靴や磯足袋を掃きましょう。
3 先ほど紹介した強い毒を持つアカエイがいることがあります。水中を歩く際にはすり足で歩きましょう。
4 生き物を探すために、カキや貝の殻に触る際には十分にご注意を。思った以上によく切れるうえに、なにより海水が染みます。(筆者は何度も経験あり)
【5月22日 さかな百景「UNDERWATER」】
水産庁が各企業などと協力して、海、魚や水産の魅力を発信する動画「さかな百景」。
第5回目は、イノウエダイスケさんとのコラボ動画「UNDERWATER」です。
親子で学んだり、頭の中を空にして見たり、お部屋のインテリアとして流したりと、魚の魅力を身近に感じ、リラックスしながらご覧ください。
水が流れる音、魚の泳ぐ姿、水の中は心を落ち着かせる効果があるとか。
イノウエダイスケさんについてはこちらから↓
〇Twitter : https://twitter.com/zarigani1984
〇webページ : https://daisukeinoue.pb.gallery/
【5月21日 令和2年度「こども霞が関見学デー」について】
今夏に開催予定だった令和2年度「こども霞が関見学デー」は、新型コロナウィルスの影響により中止となりました。。。
(参考)文部科学省HP こども霞が関見学デー
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/kengaku/
【5月20日 15分クッキング~鮭のホイル焼き~】
15分でできる簡単魚料理をご紹介!
今回は鮭のホイル焼きです!
サーモンピンクが映える宮城県産ブランド銀鮭「金華サーモン」
アルミホイルで器を作り、薄切りタマネギ、塩・胡椒を振った鮭、お好きなキノコを積み重ね
お酒をかけバターをのせます。
アルミホイルで包み、フライパンに水を1cmくらい張って蓋をして中火で10分
いい感じに火が通って完成!
ご飯、お酒が進むことはサケ(避け)られません!
お好みで醤油やポン酢をかけてどうぞ。
ゆず胡椒もおすすめです!
【5月11日 さかな百景「イカの瞳」】
水産庁が各企業などと協力して、海、魚や水産の魅力を発信する動画「さかな百景」。
第4回目は、東京都のサンシャイン水族館さん全面協力のもと撮影した「イカの瞳」です。
親子で学んだり、頭の中を空にして見たり、お部屋のインテリアとして流したりと、魚の魅力を身近に感じ、リラックスしながらご覧ください。
【5月1日 さかな百景「早暁のサンゴ」】
水産庁が各企業などと協力して、海、魚や水産の魅力を発信する動画「さかな百景」。
第3回目は、東京都のサンシャイン水族館さん全面協力のもと撮影した「早暁のサンゴ」です。
親子で学んだり、頭の中を空にして見たり、お部屋のインテリアとして流したりと、魚の魅力を身近に感じ、リラックスしながらご覧ください。