水産庁公式ブログ「アワビのステーキ食べてみたいよね」2022年4月
【4月22日めざせ釣りガール!やるぞ内水面!~釣り人専門官に勝つまでの奮闘記➃~】
季節はもうすっかり春ですね!3月には渓流釣りが解禁され、釣りの楽しい季節になってきました!
ワクワクが止まりませんが、釣人専門官との対決に向けて鍛錬を忘れてはなりません。
リベンジマッチに燃える私は、寒い冬の間でも特訓を怠っておりませんでした…!
今回はその特訓の様子をご紹介!参加したのは日本釣振興会群馬県支部主催、両毛漁業協同組合主管のフライフィッシングの釣り教室です!!
今回はこのお二人に弟子入り!
両毛漁業協同組合の中島ご夫妻です!
奈緒美さんは凄腕の女性フライフィッシャーで、「元祖釣りガール」と言っても過言ではありません…!
組合長の淳志さんもフライフィッシャーで、漁協の運営や川の整備に日々力を注がれている、本当に熱い男です。
釣り教室は満員御礼での開催で、親子で参加している方が多く見られました。
実際に釣り竿を持つ前に、まずは、「漁協とは何か」、「川で釣りをするにはルールがあること」、「釣りをするときのマナー」等、基礎的なことを学びます。
どれも、これから釣りを始める人には知ってもらいたい、大事なことですね…!
釣りの道具についても説明を受けたら、いざ、釣り堀でキャスティングの練習です!
実は私、1年前にもこの釣り教室に参加したのですが、そのときも奈緒美さんから優しく丁寧にキャスティングのコツを教わりました。
奈緒美さん、淳志さんの他にも、たくさんの漁協の組合員さんが講師として参加されているので、マンツーマン体制で指導を受けられるのが、この教室のスゴいところ!
全くの初心者でも、必ず誰かが優しくサポートしてくれるので、とっても安心です。
そして前回の参加から1年経ち、私はどうなったかと言うと…
見てください、この勇ましい姿を…!!
前回の参加に加え、ここ半年の釣り修行のおかげで、ひとりでできるもん!状態に。
私から出る「手出しは不要だぜ」というオーラに、淳志さんも一歩後ろで見守ります…。
魚とのファイトシーンを1年前と見比べると一目瞭然!
1年前は慌てふためき、組合員さんに駆けつけてもらっていましたが、今では黙々と1人で魚と駆け引きするように…。何だか可愛げが無くなってしまいました。
そして、まず1匹目に、自力で大きなイワナを釣り上げました!
教室開催にあたって、ブランドニジマス「頂鱒(いただきます)」を釣り堀にたくさん放していると聞いたのですが、なぜかイワナを引き当てました。
釣れた喜びに浸り、お昼休憩を取って、午後の特訓にいざ出陣すると・・・
フライを投げ入れれば魚が掛かる、まさに入れ食い状態に!!
しかし相手は大物「頂鱒」。40cm近くある大物です。何度も魚に竿をググッと引っ張られ、なかなか釣り上げることができません!
奈緒美さんから魚とのやり取りのコツを伝授頂きながら、じわじわと魚を岸に引き寄せます…。
あまりの魚のパワーに、奈緒美さんと2人掛かりで釣り上げた場面も…!
そうして釣り上げた頂鱒がこちら!
でっぷりとした魚体に思わずヨダレが出てきますが…釣り上げた魚はリリース。
色々と学びの多かった今回の釣り教室。私は合計9尾の魚を釣り上げました!
釣りのマナーなどの基礎から、魚とのファイトの仕方などの応用まで、大人でもとても勉強になり、そして楽しい1日となりました~!
教室には女の子の姿もあり、奈緒美さんが熱心にレクチャーしていました。
これは、未来の釣りガール誕生の瞬間かも…!?
私も負けていられません!釣り教室でさらにパワーアップした私と、釣人専門官とのリベンジマッチにも、乞うご期待…!!
令和3年11月取材
これまでの「めざせ釣りガール!やるぞ内水面!~釣人専門官に勝つまでの奮闘記~」はこちら
【4月15日新入職員に”春のブリ”を贈る!】
水産庁から三重県尾鷲市へ出向しているMです。
現在私が勤務している尾鷲市役所では、4月1日の入庁式に、「ブリのように出世してほしい」との思いを込めて、市長から新人職員にブリが贈呈されました。
「天然のブリ」というと、日本海の「冬」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
実は、三重県をはじめとする太平洋側では3~4月の「春」、今が旬なのです!
春に群れでやってくる「春ブリ」は、北の海で栄養を蓄え、丸々と太って脂がのっています。
三重県水産研究所と三重県尾鷲市の調査では、「春ブリ」の脂肪率は15%以上の非常に高い値を示しており、これは寿司ネタでも人気のサーモンの脂肪率17%と同じくらいの値です。(日本食品標準成分表2020年版(八訂))
ブリが市の魚に指定されている尾鷲市では、「ブリ=春も美味しい」というイメージを消費者に広く知ってもらいたいという思いから、4月1日の入庁式に、ブリが出世魚であることにちなみ、市長から新人職員にブリが贈呈されました。
尾鷲市では、この取り組みに賛同した水産会社でも同様に、入社式で社長から新入社員にブリが贈呈されたとのこと。
また、小売り量販店ではブリが出世魚であることを謳い文句にして宣伝したり、テレビ番組で取り上げられたりするなど、地元を中心にこの取り組みが広がっているそうです。
将来的には、就職や入学といった門出のイベントのある「春」に、ブリを贈ったり食卓に取り入れたりする文化が、尾鷲市から日本全国へ広がっていってほしいです!
「春」のブリについて、もっと知りたい方はこちら↓
https://www.city.owase.lg.jp/contents_detail.php?co=cat&frmId=17745&frmCd=34-13-2-0-0
(尾鷲市役所HP「実はおいしい『春』のブリ」)
三重の天然ブリは「プライドフィッシュ」にも登録されています↓
https://www.pride-fish.jp/JPF/pref/detail.php?pk=1584318609
(プライドフィッシュ三重の天然ブリ)
【4月8日MAFFアプリ、始めました】
4月です。新年度が始まりました!
新生活が始まった皆さん、環境の変化に対応しようと頑張りすぎて、
体調を崩したりしていませんか?
無理はせず、一歩一歩新たな生活に慣れていきましょう!
今年度から、水産庁も心新たに、「MAFFアプリ」内で記事を配信することとなりました。
「MAFFアプリ」は、農林水産省が2020年5月から提供を始めた、農業者と農林水産省をつなぐ新たなコミュニケーションツールです。
コンセプト
農林水産省が展開する各種の施策に関連する情報を農林漁業者の手元まで届けることは、極めて重要です。
また、政策を企画する農林水産省として、現場の抱える課題や実情について迅速かつ正確に把握することが求められています。
MAFFアプリは、こうした課題に対してデジタルからのアプローチで解決する試みです。
主な機能
(1) 政策情報等を直接配信します
(2) ユーザーの作目や関心事項に応じた記事が届きます
(3) 大切な情報はプッシュ通知でお知らせします
ダウンロードはこちらから!
お問合せ先
漁政部漁政課広報班
代表:03-3502-8111(内線6505)
ダイヤルイン:03-3502-7987