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水産庁

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プレスリリース

中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第4回年次会合の結果について

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平成19年12月7日
水産庁

12月3日から7日まで、グアム(米国)で開催された中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第4回年次会合において、メバチ・キハダの保存管理措置について議論されましたが、合意が得られず、次回会合で再度検討することとなりましたのでお知らせします。

1.開催日・場所

平成19年12月3日(月曜日)~7日(金曜日)(於:米国グアム)

2.参加国・地域

日本、中国、韓国、フィリピン、カナダ、豪州、NZ、太平洋諸国(ミクロネシア、フィジー等)、

EC、台湾、米国等30カ国・地域

3.我が方出席者

中前明水産庁次長(日本政府代表)、後藤暁農林水産省国際顧問、香川謙二水産庁資源管理部参事官他、水産庁、外務省、(独)水産総合研究センター、海外漁業協力財団、業界関係者

4.主な議題

(1)マグロ類の保存管理措置の検討

  • メバチ・キハダの保存管理措置

まき網漁業での集魚装置(FADs)の使用禁止期間や、延縄によるメバチ漁獲量の削減等が議論されたが、合意が得られず、来年予定されているメバチの資源評価の結果を待って、次回会合で再度検討することとなった。

(2)公海における漁船操業の遵守・取締措置の検討

  • オブザーバー乗船制度

2008年から既存のオブザーバー制度を利用してオブザーバー乗船を開始することとなった。ただし、北太平洋で生鮮マグロの漁獲を行う漁船等に対するオブザーバー乗船については、今後更に議論していくこととなった。

(3)その他

  • 海鳥混獲対策

北緯23度以北及び南緯30度以南の水域で操業する延縄漁船が導入する混獲回避措置として、我が方が提案した軽量トリポールの使用等について合意された。

  • 次回会合

2008年の年次会合は、12月8日から12日までの日程で、釜山(韓国)において開催されることになった。

<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)

お問合せ先

資源管理部国際課
担当者:国際協定第1班:坂本、清水
代表:03-3502-8111(内線6745)
ダイヤルイン:03-3502-8459
FAX:03-3502-0571